KBOは11月24日、キウムヒーローズの要請に基づき、イ・ジョンフ外野手(25)について、MLB(メジャーリーグベースボール)事務局にMLB30球団へのポスティングを要請した。これによりMLB30球団はポスティングが告示された翌日の午前8時(アメリカ合衆国東部時間)から30日目の午後5時まで交渉が可能で、契約が結ばれた場合、KBO(韓国野球委員会)とMLBとの選手契約に関する規定により、キウムヒーローズには別途移籍料が支払われる。もし期限までに契約が結ばれなかった場合、イ・ジョンフは2024年11月1日までMLBに対してポスティングすることはできない。
左打者のイ・ジョンフは高校卒業後の2017年、ネクセン(現キウム)へ入団し新人の年から144試合に出場し新人王を受賞した。2021年、2022年と2年連続で首位打者、2022年には最多打点の個人タイトルを受賞し、シーズンMVP(最優秀選手)に選ばれた。2023年シーズンは怪我の影響で86試合の出場にとどまった。2023年まで個人通算1181安打、打率.340を記録している。プロ入り後は2017アジアプロ野球チャンピオンシップ、2018年アジア競技大会、2019 WBSCプレミア12、2020年東京オリンピック、2023 WBC(ワールドベースボールクラシック)の野球韓国代表に選ばれている。
(文責 : ふるりん)