DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

ポストシーズン(11.8) 結果

韓国シリーズ第2戦、LG初勝利

2023年 韓国シリーズ 第2戦


KT 4-5 LG  (ソウル・蚕室)
(勝)ハム・トクチュ 1勝  (セーブ)コ・ウソク 1敗1S  (敗)パク・ヨンヒョン 1敗1S

本塁打) LG : オ・ジファン 1号、パク・トンウォン 1号

 2023年韓国シリーズはKTが第1戦で勝利し、第2戦も蚕室野球場に満員の観客を集めて開始された。

 

 KTは1回表にLGの先発チェ・ウォンテから先頭の1番キム・サンスへの四球、2番ファン・ジェギュンのヒット、3番キム・ヒョンスへの四球で満塁のチャンスを作ると、5番チャン・ソンウのタイムリーで2点を先制し、1アウトしか取れずチェ・ウォンテは2番手イ・ジョンヨンに交代した。KTはこの回6番ペ・ジョンデのタイムリーで2点を追加した。LGは1回裏にKTの先発クエバスから2番パク・ヘミンと4番オースティンのヒットでチャンスを作るも無得点だった。KTは2回表に9番チョ・ヨンホが二塁打でチャンスを作ったかに思えたが三塁でタッチアウトとなった。LGは2回裏に6番ムン・ボギョンへの四球でチャンスを作るが、7番パク・トンウォンは併殺打に倒れた。

 LGは3回裏に9番シン・ミンジェのヒット、1番ホン・チャンギへの四球、パク・ヘミンのヒットで満塁のチャンスを作ると、オースティンのタイムリーで1点を返した。KTは4回表にLGの3番手チョン・ウヨンから7番ムン・サンチョルと代打オ・ユンソクのヒット、さらに代わったLGの4番手キム・ジンソンからチョ・ヨンホへの四球で満塁のチャンスを作るも追加点を奪えなかった。LGは4回裏に8番ムン・ソンジュがヒットで出るも無得点だった。KTは5回表にLGの5番手ペク・スンヒョンからチャン・ソンウへの四球、ペ・ジョンデのヒットでチャンスを作るも追加点を奪えなかった。LGは6回裏に5番オ・ジファンの本塁打で1点を返し、パク・トンウォンのヒットでチャンスを作るもこれを生かせなかった。

 LGの6番手ユ・ヨンチャンは7回表まで追加点を与えなかった。LGは7回裏にKTの2番手ソン・ドンヒョンからパク・ヘミンが四球で出ると、代わったKTの3番手パク・ヨンヒョンから3番キム・ヒョンスのタイムリーで1点を返した。LGの7番手ハム・トクチュは8回表を無失点に抑えた。LGは8回裏にパク・ヨンヒョンからオ・ジファンが四球で出るとパク・トンウォンの本塁打で5-4と逆転した。KTの4番手キム・ジェユンは追加点を与えなかった。

パク・トンウォン(LG)は8回裏に逆転本塁打 https://www.yna.co.kr/view/AKR20231108173052007?input=1195m

 LGの8番手コ・ウソクは9回表を無失点に抑え、LGが2002年第5戦以来となる韓国シリーズでの勝利をあげ、対戦成績を1勝1敗とした。1回表に4点を先制されるも、7人の継投で追加点を与えず終盤の逆転につなげた。KTでは先発クエバスが6回を2失点に抑えるも、リリーフが機能しなかった。

 

 韓国シリーズ第3戦は舞台を水原KTウィズパークに移し、11月10日18時半より開始される。

 

(文責:ふるりん