DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

ポストシーズン(11.11) 結果

韓国シリーズ第4戦、LG3連勝

2023年 韓国シリーズ 第4戦


LG 15-4 KT  (水原)

(勝)キム・ユンシク 1勝  (敗)オム・サンベク 1敗

本塁打) LG : キム・ヒョンス 1号、ムン・ボギョン 1号、オ・ジファン 3号

 対戦成績はLGの2勝1敗となった韓国シリーズ第3戦は、水原KTウィズパークに満員の観客を集めて開始された、

 

 LGは1回表にKTの先発オム・サンベクから2番パク・ヘミンがヒットで出ると、3番キム・ヒョンスの本塁打で2点を先制した。その後5番オ・ジファンが四球で出るが牽制で刺された。LGは2回表に6番ムン・ボギョンと7番パク・トンウォンの連打でチャンスを作るが無得点だった。KTは4回裏にLGの先発キム・ユンシクから1番ペ・ジョンデが四球で出て二塁へ盗塁するが無得点だった。LGは5回表に8番ムン・ソンジュが四球で出ると、代わったKTの2番手キム・ジェユンから1番ホン・チャンギのタイムリーで1点を追加した。KTは5回裏に6番ムン・サンチョルがチーム初ヒットで出るが無得点だった。

 LGは6回表に5番オ・ジファンが四球で出るとムン・ボギョンのポストシーズン本塁打で2点を追加した。KTは6回裏に2番キム・サンスの二塁打でチャンスを作ると、3番ファン・ジェギュンのタイムリーで1点を返した。ここで代わったLGの2番手キム・ジェユンから4番パク・ピョンホが四球で出るがチャンスを生かせなかった。LGは7回表にKTの3番手キム・ヨンヒョンからホン・チャンギとパク・ヘミンの連打でチャンスを作ると、代わったKTの4番手キム・ミンからキム・ヒョンスのタイムリー、さらに代わったKTの5番手チュ・グォンからオ・ジファンの3試合連続本塁打、ムン・ソンジュのタイムリーなどで計7点を追加した。LGの3番手イ・ジョンヨンは7回裏を無失点に抑えた。LGは8回表にKTの6番手ペ・ジェソンから代打の高卒新人キム・ボムソクのヒット、途中出場の4番キム・ミンソンへの四球でチャンスを作り、オ・ジファンのタイムリー、ムン・ボギョンの犠牲フライ、途中出場の7番ホ・ドファンのタイムリーで3点を追加した。

キム・ユンシク(LG)は6回途中1失点 https://isplus.com/article/view/isp202311110057

 

 KTは8回裏にLGの4番手イ・ウチャンから代打ソン・ミンソプ、途中出場の2番シン・ボンギの連打、途中出場の3番イ・ホヨンへの四球でチャンスを作ると、途中出場の5番カン・ヒョヌへの押し出しの死球、代わったLGの5番手チェ・ドンファンからムン・サンチョルへの押し出しの四球で計2点を返した。LGは9回表にホン・チャンギと途中出場の3番手ソン・ホヨンへの四球でチャンスを作るも無得点だった。KTは9回裏にLGの6番手チェ・ウォンテから9番チョ・ヨンホとソン・ミンソプへの四球でチャンスを作ると、イ・ホヨンの犠牲フライで1点を返したが、LGが勝利し3連勝で1994年以来29年ぶりの韓国シリーズ優勝まであと1勝とした。6回途中まで1失点に抑えたキム・ユンシクはポストシーズン初勝利。LG打線ではオ・ジファンが1本塁打4打点、キム・ヒョンスが1本塁打3打点、ムン・ボギョンが3安打1本塁打3打点と活躍。3連敗となったKTでは先発オム・サンベクが5回途中3失点で降板した。

 

 韓国シリーズ第5戦は舞台を蚕室野球場に移して11月13日18時半から開始される。

 

(文責:ふるりん