DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

ポストシーズン(11.2) 結果

KT、プレーオフ初勝利

2023年 プレーオフ 第3戦


KT 3-0 NC  (昌原)
(勝)コ・ヨンピョ 1勝  (セーブ)キム・ジェユン 1S  (敗)タナー 1敗

本塁打) KT : ペ・ジョンデ 2号、ムン・サンチョル 2号

 

 対戦成績はNCの2勝0敗となったプレーオフは第3戦に突入し、昌原NCパーク馬山球場に満員の観客を集めて開始された。

 

 KTは1回表にNCの先発タナーから先頭の1番キム・サンスと2番ファン・ジェギュンが連打するも無得点だった。KTは2回表に7番チョ・ヨンホがヒットで出ると、8番ペ・ジョンデの本塁打で2点を先制した。NCは2回裏にKTの先発コ・ヨンピョから5番クォン・ヒィドンが四球を選ぶが無得点だった。KTは3回表に3番アルフォードが四球を選ぶも、走塁ミスでチャンスを拡大できなかった。NCは3回裏に1番ソン・アソプがチーム初ヒットで出るが無得点だった。KTは4回表に5番チャン・ソンウがヒットで出るが追加点は奪えなかった。

KTは2回表にペ・ジョンデの本塁打で先制 https://www.yna.co.kr/view/PYH20231102216900013?input=1196m

 NCは5回裏に6番オ・ヨンスがヒットで出るも8番キム・ヒョンジュン併殺打に倒れた。KTは6回表にアルフォードが四球を選ぶも4番パク・ピョンホが併殺打に倒れた。NCは6回裏に先頭の9番キム・ジュウォンがヒットで出るが盗塁に失敗し、チャンスは拡大しなかった。KTは7回表にNCの2番手キム・ヨンギュから6番ムン・サンチョルの本塁打で1点を追加し、ペ・ジョンデが四球を選び相手のエラーでチャンスが拡大した。しかしNCの3番手イ・ジェハクは追加点を与えなかった。KTの2番手ソン・ドンヒョンは7回裏を無失点に抑えた。

 NCは8回裏にKTの3番手パク・ヨンヒョンからキム・ジュウォンがヒットで出るも無得点だった。KTは9回表にNCの4番手チェ・ソンヨンから途中出場於7番ソン・ミンソプの二塁打、ペ・ジョンデの四球でチャンスを作るも追加点を奪えなかった。NCは9回裏にKTの4番手キム・ジェユンから先頭の2番パク・ミヌがヒットで出るが、KTが後続を断ち完封リレーでプレーオフ初勝利をあげた。コ・ヨンピョは6回を無失点に抑え勝利投手となった。先発タナーは6回を2失点に抑えるも、NC打線は沈黙した。

 

 対戦成績はNCの2勝1敗となったプレーオフ第4戦は11月3日18時半から昌原NCパーク馬山球場で開始され、予告先発投手はNCソン・ミョンギ(※35試合・4勝9敗・防御率4.83)、KTエバ(※18試合・12勝0敗・防御率2.60)と発表された。NCが勝利すればプレーオフ3勝目で11月7日からのLGとの韓国シリーズ進出、KTが勝利すれば決着は11月5日の第5戦以降となる。

(※ 2023年レギュラーシーズンの成績。)

 

(文責 : ふるりん