DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

ポストシーズン(10.31) 結果

NC、プレーオフ2勝目

2023年 プレーオフ 第2戦


NC 3-2 KT  (水原)
(勝)シン・ミンヒョク 1勝  (セーブ)イ・ヨンチャン 1S  (敗)ベンジャミン 1敗

本塁打) NC : パク・コヌ 1号

 第1戦でNCが勝利したプレーオフ第2戦は、水原KTウィズパークで盛大に始まった。

 NCは1回表に2番パク・ミヌがヒットで出ると、3番パク・コヌの本塁打で2点を先制した。KTは2回裏にNCの先発シン・ミンヒョクから6番ムン・サンチョルの二塁打でチャンスを作るも無得点だった。NCは3回表に9番キム・ジュウォンの二塁打でチャンスを作ると、1番ソン・アソプの打球を一塁手パク・ピョンホが処理できず1点を追加した。その後パク・コヌがヒットで出るも追加点はならなかった。KTの2番手ソン・ドンヒョンは6回表から7回表まで追加点を与えなかった。

 KTは7回裏に3番アルフォードが四球で出て4番パク・ピョンホの三塁へのゴロを二塁手パク・ミヌが捕球できずチャンスを作った。しかしここで代わったNCの2番手リュ・ジヌクから5番チャン・ソンウは併殺打に倒れ無得点に終わった。NCは8回表にKTの3番手パク・ヨンヒョンからパク・コヌの二塁打でチャンスを作るも追加点を奪えなかった。KTは8回裏に代打キム・ミンヒョクへの四球、8番ペ・ジョンデのヒットでチャンスを作ると、代わったNCの4番手イム・ジョンホから代打オ・ユンソクの犠牲フライで1点を返した。さらに代わったNCの5番手イ・ヨンチャンから1番キム・サンスのタイムリーでもう1点を返した。

シン・ミンヒョク(NC)は7回途中無失点 https://www.newsis.com/view/?id=NISX20231031_0002504086&cID=10502&pID=10500

 

 KTは9回裏に4番パク・ピョンホとチャン・ソンウの連打、ペ・ジョンデへの敬遠で満塁のチャンスを作るが、NCが逃げ切りプレーオフで2勝目をあげた。7回途中まで無失点に抑えたシン・ミンヒョクはポストシーズン初勝利。NC打線ではパク・コヌが3安打1本塁打2打点と活躍。KTでは先発ベンジャミンが5回3失点で降板し打線がつながらなかった。

 

 プレーオフ第3戦は11月2日18時半より昌原NCパーク馬山球場で開催され、NCが勝利した場合は11月7日からLGツインスとの韓国シリーズに進出する。

 

(文責 : ふるりん