DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(9.6) 結果

2位KT4連敗から脱出  5位キア9連勝

 

LG 3-4 KT  (水原)

(勝)チョ・イヒョン 1勝1敗  (敗)コ・ウソク 3勝7敗13S

 LGは6回表にKTの先発ベンジャミンから4番オースティンの内野ゴロの間に1点を先制した。LGの先発ケリーは7回裏まで無失点に抑えた。LGは8回表にKTの2番手ソン・ドンヒョンから3番キム・ヒョンスのタイムリーで1点を追加した。LGの2番手キム・ジンソンと3番手ペク・スンヒョンは8回裏を無失点に抑えた。LGは9回表にKTの3番手キム・ヨンヒョンからチャンスを作ると、代わったKTの4番手チョ・イヒョンから1番ホン・チャンギのタイムリーで1点を追加した。

 2位KTは9回裏にLGの4番手コ・ウソクから5番チャン・ソンウ、8番ペ・ジョンデのタイムリーで2点を返すと、2番ファン・ジェギュンの2点タイムリーで逆転サヨナラ勝ちし4連敗から脱出した。チョ・イヒョンはSSG在籍時の2021年10月以来の勝利。KT打線ではファン・ジェギュンが3安打2打点と活躍。首位LGは9回裏に4点を奪われ逆転を喫した。

 

 

SSG 5-6 ハンファ  (大田)

(勝)チャン・シファン 2勝1敗1S  (敗)イ・ロウン 4勝1敗

 SSGは1回表にハンファの先発イ・テヤンから3番チェ・ジョンのタイムリーで1点を先制し、3回表にチェ・ジョンと4番エレディアのタイムリーで2点を追加した。なおチェ・ジョンはこの回プロ野球新記録となる個人通算得点(1356)を達成した。ハンファは3回裏にSSGの先発キム・グァンヒョンから4番チェ・ウンソンの犠牲フライで1点を返し、4回裏に1番チョン・ウヌォン、2番オ・ソンジン、3番ノ・シファンのタイムリーで4-3と逆転しキム・グァンヒョンをノックアウトした。ハンファの2番手チュ・ヒョンサンは6回表を無失点に抑えた。SSGの2番手イ・ゴヌクは6回裏まで追加点を与えなかった。SSGは7回表にハンファの3番手キム・ボムスから4番エレディアの2点タイムリーで5-4と逆転し、3番手コ・ヒョジュンは7回裏を無失点に抑えた。

 ハンファの4番手ユン・デギョンは8回表に追加点を与えなかった。SSGの4番手ノ・ギョンウンは8回裏を無失点に抑えた。ハンファは9回裏にSSGの5番手ソ・ジニョンから途中出場の8番パク・サンオンのタイムリーで5-5の同点に追いつき、試合は延長戦に突入した。ハンファの5番手パク・サンウォンは10回表まで無失点に抑えた。ハンファの6番手チャン・シファンは11回表を無失点に抑えた。ハンファは11回裏にSSGの6番手の高卒新人イ・ロウンからチョン・ウヌォンのタイムリーでサヨナラ勝ちし9位に浮上した。ハンファ打線ではチョン・ウヌォンが4安打2打点、ノ・シファンが3安打1打点と活躍。3位SSGではリリーフが機能しなかった。SSG打線ではエレディアが3安打3打点、チェ・ジョンが3安打2打点と活躍。

 

 

キウム 2-8 NC  (昌原)

(勝)シン・ミンヒョク 5勝5敗   (敗)ヤン・ヒョン 5敗

 NCは2回裏にキウムの先発チュ・スンウから8番キム・ヒョンジュンのタイムリーで1点を先制した。キウムは4回表にNCの先発シン・ミンヒョクから5番イム・ビョンウクの犠牲フライで1-1の同点に追いついた。NCは4回裏にキウムの2番手ヤン・ヒョンから2番パク・ミヌのタイムリーで1点を勝ち越し、代わったキウムの3番手イ・ミョンジョンから3番パク・コヌと4番マーティンのタイムリーで4点を追加した。NCの2番手ハ・ジュニョンは6回表を無失点に抑えた。NCの3番手キム・シフンは7回表から登板した。キウムの4番手の高卒新人キム・ドンギュは7回裏まで追加点を与えなかった。

 キウムは8回表にNCの4番手イム・ジョンホからチャンスを作ると、代わったNCの5番手リュ・ジヌクから6番キム・ヒィジプのタイムリーで1点を返した。NCは8回裏にキウムの5番手の高卒新人オ・サンウォンから代打クォン・ヒィドンのタイムリーで2点を追加した。キウムの6番手イ・ジョンミンは追加点を与えなかった。リュ・ジヌクは9回表を無失点に抑え、4位NCが勝利した。5回を1失点に抑えたシン・ミンヒョクは5勝目。キウムは最下位に転落。キウム打線では2番イ・ジュヒョンが3安打と活躍。

 

 

キア 7-1 トゥサン  (ソウル・蚕室)

(勝)パノーニ 4勝1敗  (敗)クァク・ピン 10勝7敗

本塁打) キア : ナ・ソンボム 15号、キム・ドヨン 4号

 キアは3回表にトゥサンの先発クァク・ピンから4番ナ・ソンボムの本塁打で2点を先制した。キアは4回表に1番パク・チャンホのタイムリー、2番キム・ドヨンの2試合連続本塁打、代わったトゥサンの2番手イ・ヒョンボムから5番ソクラテスのタイムリーで計5点を追加した。トゥサンの3番手パク・シンジは6回表まで追加点を与えなかった。キアの先発パノーニは6回裏まで無失点に抑えた。トゥサンの4番手パク・チョンスは7回表に追加点を与えなかった。キアの2番手パク・チュンピョは7回裏を無失点に抑えた。

 トゥサンの5番手チェ・ジガンは8回表に追加点を与えなかった。キアの3番手ユン・ジュンヒョンは8回裏を無失点に抑えた。トゥサンの6番手の新人キム・ユソンは9回表に追加点を与えなかった。トゥサンは9回裏にキアの4番手キム・ユシンから途中出場の3番パク・チフンの2021年10月以来の打点となるタイムリーで1点を返したが、5位キアが勝利し2013年6月以来となる9連勝となった。パノーニは4勝目。キア打線では4番チェ・ヒョンウが3安打と活躍。6位トゥサンではクァク・ピンが4回途中6失点で降板した。

 

 

サムソン 7-2 ロッテ  (蔚山

(勝)イ・スンヒョン 4勝2敗(背番号20)  (敗)チェ・ジュニョン 2勝2敗

 サムソンは2回表にロッテの先発ナ・ギュナンから8番イ・ジェヒョンの犠牲フライで1点を先制した。ロッテは6回裏にサムソンの先発の新外国人ワイドナーから2番イ・ジョンフンのタイムリーで1点を返すと、4番チョン・ジュヌの内野ゴロの間に2-1と逆転した。サムソンの2番手イ・スンヒョン(背番号20)は無失点に抑えた。サムソンは7回表にロッテの2番手チェ・ジュニョンから3番ク・ジャウクの2点タイムリーで3-2と逆転した。サムソンの3番手イ・ジェイクは7回裏途中で4番手キム・テフンに交代した。

 サムソンは8回表にロッテの3番手キム・ジヌクから1番キム・ヒョンジュンへの押し出しの四球、代わったロッテの4番手チン・スンヒョンからク・ジャウクへの押し出しの四球、4番カン・ミンホのタイムリーで計4点を追加した。ロッテの5番手キム・ガンヒョンは9回表に追加点を与えなかった。サムソンの5番手オ・スンファン(元阪神)は9回裏を無失点に抑え、8位サムソンが勝利した。サムソン打線ではク・ジャウクが3打点と活躍。7位ロッテではリリーフが機能しなかった。

7回表の逆転タイムリーなどク・ジャウク(サムソン)は3打点 http://www.osen.co.kr/article/G1112177761

 

【レギュラーシーズン 順位表】

(9月6日時点)

        試合   勝   敗   分  勝率

.LG    114  68    44  2  .607

2.KT    117  64    51  2  .557

.SSG   114  61  52  1  .540

4.NC       112  59    51  2     .536

5.キア    109  57  50  2  .533

6.トゥサン  112  55  56  1  .495

.ロッテ   113  53  60  0  .469

8.サムソン  116  50  65     1    .435

9.ハンファ  113    45     62  6  .421

10.キウム   126    51   72  3  415

 

(文責 : ふるりん