DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(9.29) 結果

4位KT4連勝  5位キア3連勝

   

キウム 14-9 SSG  (仁川)

(勝)キム・ドンヒョク 2勝1敗  (セーブ)ヤン・ヒョン 3勝2敗2S  (敗)キム・テッキョン 2勝5敗17S

本塁打) キウム : イ・ジョンフ 23号、ソン・ソンムン 11,12号  SSG : チェ・ジフン 10号、チェ・ジョン 25,26号、キム・ソンヒョン 2号

 SSGは1回裏にキウムの先発ハン・ヒョンヒィから2番チェ・ジフンの本塁打、4番チェ・ジョンの4試合連続本塁打で3点を先制した。キウムの2番手イ・スンホは2回裏まで追加点を与えなかった。キウムは3回表にSSGの先発キム・グァンヒョンから3番イ・ジョンフの本塁打で3-3の同点に追いついた。SSGは4回裏にキウムの3番手エップラー(元オリックス)からチェ・ジョンの2打席連続本塁打で4-3と逆転した。SSGは6回裏にキウムの4番手チェ・ウォンテから3番チェ・ジュファンへの押し出しの四球、代わったキウムの4番手ユン・ジョンヒョンからチェ・ジョンへの押し出しの四球で2点を追加した。

 キウムは7回表にSSGの2番手オ・ウォンソクから9番ソン・ソンムンの本塁打で6-6の同点に追いついた。SSGは7回裏にキウムの5番手キム・ソンギから途中出場の9番キム・ソンヒョンの本塁打で3点を勝ち越した。キウムの6番手キム・ドンヒョクは追加点を与えなかった。キウムは8回表にSSGの3番手ノ・ギョンウンから7番キム・テジンのタイムリーで1点、代わったSSGの4番手キム・テッキョンからソン・ソンムンのタイムリーで1点を返すと、さらに代わったSSGの5番手ソ・ジニョンからイ・ジョンフと5番キム・ヘェソンのタイムリーで11-9と逆転し、さらに代わったSSGの6番手イ・テヤンから途中出場の代打イ・ヨンギュのタイムリーで1点を追加した。  

 SSGは9回表にソン・ソンムンのこの試合2本目の本塁打で2点を追加した。SSGの7番手コ・ヒョジュンは追加点を与えなかった。キウムの7番手ヤン・ヒョンは9回裏まで無失点に抑え、3位キウムが勝利した。キウム打線ではソン・ソンムンが3安打2本塁打6打点、イ・ジョンフが4安打1本塁打5打点、キム・ヘェソンが3安打1打点と活躍。首位SSGでは7回以降にリリーフが大量失点を喫した。SSG打線ではチェ・ジョンが2本塁打3打点、6番パク・ソンハンが3安打と活躍。

5打点のイ・ジョンフ、6打点のソン・ソンムン(キウム) http://mksports.co.kr/view/2022/863769/

 

 

KT 5-3 LG  (ソウル・蚕室)

(勝)シム・ジェミン 4勝1敗  (セーブ)キム・ジェユン 9勝6敗32S  (敗)イ・ミンホ 12勝8敗

本塁打) KT : チョ・ヨンホ 3号

 KTは1回表にLGの先発イ・ミンホから2番ペ・ジョンデのタイムリーで1点を先制し、6番キム・ジュンテの内野ゴロの間に1点を追加した。KTは2回表に1番チョ・ヨンホの本塁打、代わったLGの2番手ソン・ウンボムから5番ムン・サンチョルのタイムリーで計3点を追加した。LGは2回裏にKTの先発デスパイネから1番ホン・チャンギと3番キム・ヒョンスのタイムリーで3点を返した。KTの2番手シム・ジェミンは4回裏まで無失点に抑えた。LGの3番手チェ・ドンファンは5回表途中まで追加点を与えず、4番手ぺク・スンヒョンに交代した。KTの3番手の高卒新人パク・ヨンヒョンは5回裏途中で4番手キム・ミンに交代した。

 LGの5番手キム・ジンソンは7回表に追加点を与えなかった。KTの5番手チュ・グォンは7回裏途中から登板した。KTの6番手キム・ミンスは8回裏を無失点に抑えた。LGの6番手チェ・ヨンファンは9回表まで追加点を与えなかった。KTの7番手キム・ジェユンは9回裏を無失点に抑え、4位KTが勝利し4連勝となった。KT打線ではチョ・ヨンホが3安打1本塁打2打点、ペ・ジョンデが3安打1打点と活躍。先発イ・ミンホが2回途中5失点で降板した2位LGは連勝が3で止まった。LG打線ではキム・ヒョンスが3安打2打点と活躍。

 

 

ロッテ 4-5 キア  (光州)

(勝)イム・ギヨン 4勝13敗1S  (セーブ)チョン・ヘヨン 2勝6敗32S  (敗)ストレイリー 4勝2敗

 キアは1回裏にロッテの先発ストレイリーから相手のエラーや3番チェ・ヒョンウの内野ゴロの間に2点を先制し、2回裏に9番の高卒新人キム・ドヨンの併殺打の間に1点を追加した。ロッテは4回表にキアの先発パノーニから相手のエラーで1点を返し、5回表に7番キム・ミンスの2点タイムリーで3-3の同点に追いついた。キアの2番手キム・ギフンは無失点に抑えた。キアの3番手チョン・サンヒョンは6回表、4番手イム・ギヨンは7回表を無失点に抑えた。キアは7回裏にストレイリーからチャンスを作ると、代わったロッテの2番手チェ・ジュニョンから9番コ・ジョンウクのタイムリー、1番リュ・ジヌクの犠打で2点を勝ち越した。

 ロッテは8回表にキアの5番手イ・ジュニョンからチャンスを作ると、代わったキアの6番手チャン・ヒョンシクから3番イ・デホ(元福岡ソフトバンク)のタイムリーで1点を返した。ロッテの3番手ク・スンミンは8回裏に追加点を与えなかった。キアの7番手チョン・ヘヨンは9回表を無失点に抑え、5位キアが勝利し3連勝となった。先発ストレイリーが7回途中5失点で降板したロッテは3連敗でサムソンと同率7位に並ばれた。ロッテ打線ではキム・ミンスが3安打2打点と活躍。

 

 

NC 0-3 サムソン  (大邱

(勝)ブキャナン 10勝6敗  (セーブ)オ・スンファン 6勝2敗30S  (敗)ルチンスキー 9勝12敗

本塁打) サムソン : ク・ジャウク 4号、ピレラ 27号、イ・ジェヒョン 6号

 サムソンは1回裏にNCの先発ルチンスキーから2番ク・ジャウクと3番ピレラ(元広島)の2者連続本塁打で2点を先制した。サムソンの先発ブキャナン(元東京ヤクルト)は無失点を続けた。サムソンは8回裏に9番の高卒新人イ・ジェヒョンの本塁打で1点を追加しルチンスキーをノックアウトした。NCの2番手ハ・ジュニョンは追加点を与えなかった。

 サムソンの2番手オ・スンファン(元阪神)は無失点に抑え、サムソンが完封リレーで勝利しロッテと同率7位に並んだ。ブキャナンは2020年から3年連続でシーズン10勝を達成。6位NCでは先発ルチンスキーが8回途中まで3失点に抑えるも打線が沈黙した。

 

 

トゥサン 6-5 ハンファ  (大田)

(勝)ブランドン 4勝3敗  (セーブ)ホン・ゴンヒィ 2勝9敗16S  (敗)チョン・ウラム 1敗1S

本塁打) トゥサン : ホ・ギョンミン 7号、ヤン・ソックァン 20号、キム・ジェファン 23号 

 トゥサンは2回表にハンファの先発キム・ギジュンから5番ホ・ギョンミンの本塁打、1番チョン・スビンのタイムリーで3点を先制した。ハンファは2回裏にトゥサンの先発ブランドンから5番キム・テヨンのタイムリーで1点を返した。トゥサンは3回表に3番ヤン・ソックァンと4番キム・ジェファンの2者連続本塁打で2点を追加しキム・ギジュンをノックアウトした。ハンファは3回裏に2番チャン・ウンホ、キム・テヨンのタイムリーで5-5の同点に追いついた。ハンファの2番手キム・ジェヨンは5回表途中まで無失点に抑え、3番手ユン・サンフムに交代した。トゥサンは6回表にハンファの4番手チョン・ウラムから2番カン・スンホのタイムリーで1点を勝ち越した。

 ハンファの5番手キム・ボムスは7回表に追加点を与えなかった。トゥサンの2番手チョン・チョルォンは7回裏を無失点に抑えた。ハンファの6番手チャン・シファンは8回表に追加点を与えなかった。トゥサンの3番手キム・ミョンシンは8回裏を無失点に抑えた。ハンファの7番手カン・ジェミンは9回表に追加点を与えなかった。トゥサンの4番手ホン・ゴンヒィは9回裏を無失点に抑え、9位トゥサンが勝利した。6回を5失点に抑えたブランドンは4勝目。最下位ハンファは4連敗。ハンファ打線ではキム・テヨンが4打点と活躍。

 

【レギュラーシーズン 順位表】

(9月29日時点)

         試合   勝   敗   分  勝率

1.SSG     138  86  48  4  .642

.LG    135  83  50  2  .624

.キウム   141  79  60  2  .565

4.KT    138  77  59  2  .563

5.キア    137  66  70  1  .485

6.NC    136  62  71  3  .466

7.サムソン  137  61  74  2  .452 

7.ロッテ   139  61  74  4    .452

9.トゥサン  136  57  77  2  .425

10.ハンファ   139  44  93    2    .321

 

(文責 : ふるりん