DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(7.21) 結果

首位LG3連敗  3位トゥサン10連勝

 

SSG 6-4 LG  (ソウル・蚕室)

(勝)キム・グァンヒョン 6勝2敗  (セーブ)ソ・ジニョン 1勝26S  (敗)ケリー 6勝6敗

本塁打) SSG : チェ・ジュファン 15号

  LGは1回裏にSSGの先発キム・グァンヒョンから4番オースティンのタイムリーで1点を先制した。SSGは2回表にLGの先発ケリーから8番キム・ミンソクのタイムリーで1-1の同点に追いつき、4回表に7番キム・ソンヒョンのタイムリーで2-1と逆転した。LGは4回裏に7番イ・ジェヨンのタイムリーで2-2の同点に追いついた。SSGは5回表に3番チェ・ジョンのタイムリー、4番チェ・ジュファンの本塁打で3点を勝ち越した。LGは5回裏に3番キム・ヒョンスとオースティンのタイムリーで2点を返した。LGの2番手チョン・ウヨンは6回表に追加点を与えなかった。

 SSGは7回表にLGの3番手ハム・トクチュからチェ・ジョンのタイムリーで1点を追加した。SSGの2番手コ・ヒョジュンは7回裏途中で3番手ムン・スンウォンに交代した。LGの4番手キム・ジンソンは8回表、5番手チェ・ドンファンと6番手イ・ウチャンは9回表に追加点を与えなかった。SSGの4番手ソ・ジニョンは9回裏を無失点に抑え、2位SSGが勝利した。先発キム・グァンヒョンは6回4失点で6勝目。SSG打線ではチェ・ジョンが3安打2打点と活躍。先発ケリーが5回5失点で降板した首位LGは3連敗。

 

 

トゥサン 5-2 キア  (光州)

(勝)アルカンタラ 10勝3敗  (セーブ)ホン・ゴンヒィ 3敗21S  (敗)サンチェス 1勝1敗

本塁打) トゥサン : ロハス 11号、ホ・ギョンミン 4号  キア : ソクラテス 12号

 キアは2回裏にトゥサンの先発アルカンタラ(元阪神)から7番イ・ウソンのタイムリーで1点を先制した。トゥサンは5回表にキアの先発の新外国人サンチェスから6番ロハス本塁打で1-1の同点に追いつき、6回表に2番ホ・ギョンミンの本塁打で2-1と逆転した。トゥサンは7回表にキアの2番手チェ・ジミンから9番パク・チュニョンの走者一掃となるタイムリーで3点を追加した。トゥサンの2番手パク・チグクは7回裏から登板した。

 キアの3番手チョン・サンヒョンは8回表に追加点を与えなかった。キアは8回裏にトゥサンの3番手キム・ミョンシンから5番ソクラテス本塁打で1点を返した。キアの4番手イム・ギヨンは9回表に追加点を与えなかった。トゥサンの4番手ホン・ゴンヒィは9回裏を無失点に抑え、3位トゥサンが勝利し2018年6月以来で球団タイ記録となる10連勝となった。6回を1失点に抑えたアルカンタラは10勝目。先発サンチェスが7回途中4失点で降板したキアは7位に後退した。

 

 

NC 9-3 ハンファ  (大田)

(勝)フェディ 13勝2敗  (敗)サンチェス 5勝2敗

本塁打) NC : ソン・アソプ 3号、ユン・ヒョンジュン 4号、パク・コヌ 8号

 NCは1回表にハンファの先発サンチェスから1番ソン・アソプの先頭打者本塁打で1点を先制し、4回表に7番パク・ソンミンのタイムリーで1点、5回表に途中出場の2番ユン・ヒョンジュンと3番パク・コヌの2者連続本塁打で3点を追加した。ハンファの2番手イ・テヤンは6回表に追加点を与えなかった。NCは7回表にハンファの3番手チョン・ウラムから8番パク・セヒョクへの押し出しの四球、代わったハンファの4番手ハン・スンヒョクから9番キム・ジュウォンへの押し出しの死球、ソン・アソプのタイムリーで計3点を追加した。ハンファは7回裏にNCの先発フェディから7番の新外国人ウィリアムスのタイムリー、代わったNCの2番手キム・ヨンギュから8番チョン・ウヌォンのタイムリーで計3点を返した。

 ハンファの5番手チャン・シファンは8回表に追加点を与えなかった。NCの3番手リュ・ジヌクは8回裏を無失点に抑えた。NCは9回表にハンファの6番手ユン・デギョンからユン・ヒョンジュンのタイムリーで1点を追加した。NCの4番手イ・ヨンチャンは9回裏を無失点に抑え、4位NCが勝利し3連勝となった。7回途中まで3失点に抑えたフェディは最多勝争いトップの13勝目。NC打線ではユン・ヒョンジュンが3安打1本塁打3打点、ソン・アソプが3安打1本塁打2打点と活躍。8位ハンファでは先発サンチェスが5回5失点で降板した。

 

 

キウム 0-2 ロッテ  (釜山・社稷

(勝)バーンズ 6勝6敗  (セーブ)キム・ウォンジュン 5勝1敗17S  (敗)アン・ウジン 6勝6敗

本塁打) ロッテ : チョン・ジュヌ 7号

 ロッテは3回裏にキウムの先発アン・ウジンから4番チョン・ジュヌの本塁打で2点を先制した。ロッテの先発バーンズは6回途中まで無失点に抑え、2番手キム・サンスに交代した。ロッテの3番手ク・スンミンは7回表を無失点に抑えた。キウムの2番手キム・ジェウンは7回裏に追加点を与えなかった。

 ロッテの4番手チェ・ジュニョンは8回表を無失点に抑えた。キウムの3番手イ・ミョンジョンは8回裏に追加点を与えなかった。ロッテの5番手キム・ウォンジュンは9回表を無失点に抑え、5位ロッテが完封リレーで勝利した。バーンズは6勝目。先発アン・ウジンが6回を2失点に抑えるも打線が沈黙した9位キウムは8連敗。

バーンズ(ロッテ)は6回途中無失点で6勝目 https://sports.chosun.com/news/ntype.htm?id=202307210100163900021753&servicedate=20230721

 

 

KT 7-3 サムソン  (大邱

(勝)クエバス 3勝  (敗)チャン・ピルジュン 1敗

本塁打) KT : カン・ベッコ 6号、アルフォード 8号、パク・ピョンホ 8号  サムソン : キム・ソンユン 1号

 KTは2回表にサムソンの先発チャン・ピルジュンからチャンスを作り、代わったサムソンの2番手イ・ジェイクから7番カン・ベッコの本塁打で3点を先制した。KTは3回表にサムソンの3番手ヤン・チャンソプから4番パク・ピョンホの本塁打で1点、4回表にサムソンの4番手チェ・ジグァンから3番アルフォードの本塁打で3点を追加した。サムソンは4回裏にKTの先発クエバスから5番ピレラ(元広島)のタイムリーで1点を返した。

 サムソンの5番手ノ・ゴヌは6回表、6番手キム・テフンは7回表、サムソンの7番手イ・スンヒョンは8回表、8番手ムン・ヨンイクは9回表に追加点を与えなかった。サムソンは9回裏にKTの2番手チュ・グォンから途中出場の3番キム・ソンユンの本塁打で1点を返したが、KTが勝利し4連勝で6位に浮上した。8回を1失点に抑えたクエバスは3勝目。最下位サムソンでは先発チャン・ピルジュンが2回途中2失点で降板した。

 

【レギュラーシーズン 順位表】

(7月21日時点)

        試合  勝   敗   分  勝率

.LG    82  49  31  2  .613

.SSG   80  47  32  1  .595

3.トゥサン  80  43  36  1  .544

4.NC       79  40  38  1    .513

5.ロッテ   78  39  39  0  .500

6.KT    81  38    41  2   .481

7.キア    77  36  40  1  .474

8.ハンファ  79  34    41  4   .453

9.キウム   87  38  47  2  .447

10.サムソン  81  31  50     0    .383

 

(文責 : ふるりん