DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

フューチャースオールスター戦、北部リーグが勝利

 2023年オールスター戦に先駆け、7月14日に社稷野球場で二軍の若手選手が出場するフューチャースオールスター戦が開催された。試合はフューチャースリーグの北部リーグ(SSG、※ 高陽、LG、トゥサン、ハンファ)からの選抜チームである北部オールスター(以下北部)、南部リーグ(KT、キア、ロッテ、サムソン、NC、尚武)の選抜チームである南部オールスター(以下南部)の対戦という形で行われた。

※ 高陽はキウム二軍。

 

 北部の先発の新人キム・ユソン(トゥサン)は1回表、2番手チョン・イファン(ハンファ)は2回表を無失点に抑えた。南部の先発イ・スンミン(尚武、元サムソン)は2回裏まで無失点に抑えた。北部の先発ソン・ジェホン(LG)は3回表を無失点に抑えた。北部は3回裏に南部の2番手ファン・ドンハ(キア)から高卒新人イ・ミンジュン(ハンファ)のタイムリー、相手のボークで2点を先制した。南部は4回表に北部の4番手チョ・ウォンテ(LG)からチョン・デソン(ロッテ)とキム・ビョンジュン(KT)のタイムリーで3-2と逆転した。南部の3番手キム・ヨンヒョン(KT)は4回裏まで無失点に抑えた。北部の5番手イ・ジョンミン(高陽)は5回表に追加点を与えなかった。

 北部は5回裏に南部の4番手ソク・サンホ(ロッテ)からチャンスを作ると、代わった南部の5番手ハン・ジェスン(NC)からキム・ジョンミン(SSG)の内野ゴロの間に3-3の同点に追いつき、相手の暴投で4-3と逆転し、高卒新人キム・ボムソク(LG)の本塁打で3点を追加した。北部の6番手イ・ウォンジェ(トゥサン)は6回表を無失点に抑えた。南部の6番手チャン・ジェヒョク(サムソン)は6回裏まで追加点を与えなかった。南部は7回表に北部の7番手ユン・ソグォン(高陽)からチョ・ミンソン(サムソン)のタイムリーで1点を返し、代わった北部の8番手チェ・ジガン(トゥサン)からキム・ソヌ(キア)のタイムリー、ク・ボンヒョク(尚武、元LG)の本塁打で7-7の同点に追いついた。

 北部は7回裏に南部の7番手キム・チャンフン(ロッテ)からキム・ゴ二(SSG)とキム・ボムソクのタイムリーで2点を勝ち越した。南部の8番手クァク・トギュ(キア)と9番手チョン・ウジュン(尚武、元ロッテ)は8回裏に追加点を与えなかった。北部の9番手ソ・サンジュン(SSG)は9回表を無失点に抑え、北部が9-7で勝利した。フューチャースオールスター戦のMVPには1本塁4打点と活躍したキム・ボムソクが選ばれた。

フューチャースオールスター戦MVPはキム・ボムソク(LG) https://sports.khan.co.kr/sports/sk_index.html?art_id=202307142152013&sec_id=510201&pt=nv

 

 

(文責 : ふるりん