DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

キム・テフン投手とイ・ウォンソク内野手などのトレード成立

 キウムヒーローズとサムソンライオンズは4月27日、キム・テフン投手(31)とイ・ウォンソク内野手(36)、2024年新人ドラフト3巡目の指名権とのトレード成立を発表した。

 右腕キム・テフンは高校卒業後の2012年にネクセンヒーローズ(現キウム)へ入団、兵役を終え除隊された後の2018年から主にリリーフとして一軍で活躍してきた。2021年には自身最多の66試合に登板、11セーブ15ホールドを記録、2022年にも9セーブ10ホールドを記録した。2023年シーズンは4月26日まで8試合に登板、1勝3ホールド、防御率5.87の成績だった。

 右打者のイ・ウォンソクは高校卒業後の2005年にロッテジャイアンツへ入団、新人の年から72試合に出場し以降も一軍で活躍した。2008年シーズンオフにFA(フリーエージェント)でロッテへ移籍したホン・ソンフンの補償選手でトゥサンベアースへ移籍した。トゥサンでも内野手として活躍を続け、2014年シーズン終了後に兵役のため軍へ入隊、除隊されトゥサンに復帰した2016年シーズン終了後に初めてFAとなった。2017年よりサムソンへ移籍し三塁手として活躍し、2020年シーズン終了後には2度目のFAとなりサムソンと再契約した。2023年シーズンは4月26日まで19試合に出場、打率.362、1本塁打、10打点の成績でプロ19年間で1355安打、143本塁打、763打弦を記録していた。

 

(文責 : ふるりん