サムソンライオンズは12月14日、2021年のFA(フリーエージェント)選手だったオ・ジェイル内野手(34)と契約期間4年、契約金24億ウォン、年俸総額22億ウォン、インセンティブ合計4億ウォンの総額最大50億ウォンで契約した。
左打者のオ・ジェイルは高校卒業後の2005年に現代ユニコーンスへ入団、一軍に1試合のみ出場し軍へ入隊した。2007年に現代が解散すると除隊後はウリヒーローズに所属、2012年7月にトレードでトゥサンに移籍した。トゥサンでは長打力を発揮し2017年、2019年には自己最多の27本塁打を記録、2019年には韓国シリーズMVP(最優秀選手)に選ばれ優勝に貢献した。2020年は127試合に出場、打率.312、16本塁打、89打点、2盗塁の成績だった。プロ16年間の通算成績は1025試合に出場、打率.283、848安打、147本塁打、583打点、10盗塁。2020年は攻撃力不足で8位に終わり、2021年シーズンは6年ぶりのポストシーズン進出を目標とするであろうサムソンにとって、左の大砲であるオ・ジェイルは願ってもない補強となった。
またトゥサンベアースは12月11日にSKワイバーンスと契約したチェ・ジュファンに続いてオ・ジェイルもサムソンへ移籍と、主力として活躍してきた2人のFA選手が流出してしまった。
(文責 : ふるりん)