DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

シム・チャンミン、キム・テグンなど2対1トレード成立

 サムソンライオンズとNCダイノスは12月13日、シム・チャンミン投手(28)とキム・ウンミン捕手(30)、キム・テグン捕手(31)の2対1トレードを発表した。

 サイドハンド右腕のシム・チャンミンは高校卒業後の2011年にサムソンへ入団、2012年よりリリーフとして一軍に定着し2016年より抑えとして活躍した。2015 WBSCプレミア12、2017WBCに韓国代表として出場した。2018年シーズン終了後に兵役のため軍へ入隊、尚武に所属した。2020年シーズン途中の8月に除隊されサムソンへ復帰、2021年は59試合に登板、3勝2敗16ホールド、防御率5.08の成績だった。

 右打者のキム・ウンミンは高校卒業後の2010年にトゥサンベアースに入団、余剰戦力を対象とした2次ドラフトで2016年よりサムソンへ移籍した。控え捕手として起用され、2021年は一軍で1試合のみの出場だった。

 右打者のキム・テグンは高校卒業後の2008年にLGツインスへ入団、控え捕手として起用された。2012年シーズン終了後、新球団の特別指名でNCへ移籍した。2015年にはレギュラーシーズン全144試合に出場するなど正捕手として活躍、2017 WBCに韓国代表として出場した。2017年シーズン終了後に兵役のため軍へ入隊、警察野球団(2019年解散)に所属した。2019年シーズン途中の8月にNCへ復帰するも、ヤン・ウィジの加入で出場機会は減った。2019年シーズン終了後に初めてFA(フリーエージェントとなりNCと再契約した。2021年は102試合に出場、打率.220、7本塁打、24打点、0盗塁の成績だった。

 

(文責 : ふるりん