キウムヒーローズは11月19日、2023年のFA（フリーエージェント）選手として承認されたウォン・ジョンヒョン投手（35）と契約期間4年、契約金5億ウォン、年俸5億ウォンなど総額25億ウォンで契約した。2023年のFA選手21名のうち最初の契約となった。
サイドハンド右腕のウォン・ジョンヒョンは高校卒業後の2006年にＬＧツインスへ入団、一軍出場がなく2012年よりＮＣダイノスへ移籍した。2014年に一軍初登板を果たすと自身最多の73試合に登板した。その後病気で2015年は出場がなかったが、2016年に復帰しリリーフで活躍した。2019年から抑えに転向、2020年のＮＣの韓国シリーズ初優勝に貢献した。また2017 WBC（ワールドベースボールクラシック）、2019 WBSCプレミア12に韓国代表として出場した。2022年は68試合に登板、5勝1セーブ13ホールド、防御率2.98の成績でオフシーズンに初めてFA選手となった。プロ17年間の通算成績は501試合に登板、27勝28敗82セーブ86ホールド、防御率4.02。
35歳を超えているウォン・ジョンヒョンはFA選手のうち等級Cで、キウムは前所属先のＮＣに2022年の年俸（2億7000万ウォン）の1.5倍に相当する補償金を譲渡するが、ＮＣへの補償選手譲渡はない。
（文責 ： ふるりん）
