DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

FAイ・テヤン、古巣ハンファと契約

 ハンファイーグルスは11月23日、2023年のFA(フリーエージェント)選手だったイ・テヤン投手(32)と2023年より契約期間4年、契約金8億ウォン、年俸17億ウォンの総額25億ウォンで契約した。

 右腕イ・テヤンは高校卒業後の2010年にハンファへ入団、2012年に一軍で初登板を記録した。2014年に先発として起用され一軍初勝利を含む7勝を記録、同年の仁川アジア競技大会に韓国代表として出場、優勝により兵役免除の恩典を得た。2015年は故障で一軍登板がなく、2018年よりリリーフに転向した。2020年シーズン途中の6月にSKワイバーンス(2021年よりSSGランダース)にトレードで移籍、SSGでは主に先発として起用され2022年シーズンは30試合に登板、8勝3敗1ホールド、防御率3.62の成績で韓国シリーズ優勝に貢献、シーズン終了後に初めてFAとなり古巣へ復帰することになった。プロ13年間の通算成績は348試合に登板、35勝49敗1セーブ31ホールド、防御率5.11。

 なおイ・テヤンは2023年のFA選手では等級Cのため、ハンファは規定により前所属先のSSGにイ・テヤンの2022年の年俸(1億2000万ウォン)の1.5倍の補償金を譲渡しなければならないが、補償選手は必要ない。

 

(文責 : ふるりん