DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

トゥサンベアース NCダイノス

FAヤン・ウィジ、NCと契約

 

 NCは11日、2019年のFA(フリーエージェント)選手となっていたヤン・ウィジ捕手(31)と契約期間4年、契約金60億ウォン、年俸65億ウォンの総額125億ウォンで再契約した。

 右打者のヤン・ウィジは高校卒業後の2006年にトゥサンへ入団した。2007年、一軍に初めて昇格したが軍へ入隊し、除隊後の2010年、一軍に定着して127試合に出場、20本塁打を記録し新人王を受賞した。その後トゥサンの正捕手として活躍し、2015年、2016年の韓国シリーズ2連覇に貢献した。また2015 WBSCプレミア12、2017 WBC(ワールドベースボールクラシック)、2018年アジア競技大会の韓国代表にも選ばれた。2018年は133試合に出場、打率.358、23本塁打、77打点、6盗塁の成績だった。プロ13年間の通算成績は1066試合に出場、打率.299、980安打、125本塁打、547打点、32盗塁。
 2018年、球団史上初の最下位に終わったNCは、2017年まで正捕手だったが軍へ入隊中のキム・テグン(2019年8月除隊予定)の不在が大きく響いていたとみられる。そのためプロ野球界屈指の捕手であるヤン・ウィジに100億ウォンを大きく超える大型契約を提示し、契約に至った。なお、これまでヤン・ウィジが在籍していたトゥサンはNCに対して、ヤン・ウィジの2018年の年俸(6億ウォン)の2倍に相当する金銭と保護選手20名以外の補償選手1名か、ヤン・ウィジの2018年の年俸の3倍に相当する金銭のどちらかを請求することができる。

(12月11日現在の為替レート:10億ウォンが1億20万4000円。)