DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

ポストシーズン(10.19) 結果

キウム、準プレーオフ2勝目

2022年 準プレーオフ 第3戦


キウム 9-2 KT  (水原)
(勝)エップラー 1勝  (敗)コ・ヨンピョ 1敗

本塁打) キウム : プイーグ 1号

  

 対戦成績を1勝1敗とした準プレーオフは、第3戦から舞台をKTウィズの本拠地・水原に移して始まった。

 キウムは1回表にKTの先発コ・ヨンピョから3番イ・ジョンフと4番キム・ヘェソンの連打でチャンスを作ると、5番プイーグの本塁打で3点を先制した。KTは1回裏にキウムの先発エップラー(元オリックス)から1番ペ・ジョンデのヒット、相手のエラーでチャンスを作るも無得点に終わった。キウムは2回表に8番シン・ジュヌのヒット、KTは2回裏に7番ファン・ジェギュンのヒットが出るも無得点だった。キウムは3回表に2番イ・ヨンギュのヒットからキム・ヘェソンのタイムリーで1点を追加しコ・ヨンピョをノックアウトした。キウムはこの回代わったKTの2番手デスパイネからプイーグのタイムリーでさらに1点を追加した。

プイーグ(キウム)は1本塁打4打点 https://newsis.com/view/?id=NISX20221019_0002054280&cID=10502&pID=10500

 KTは3回裏にエラーから2番カン・ベッコのタイムリーで1点を返すも、続くチャンスで6番キム・ミンヒョク併殺打に倒れた。キウムは4回表に7番イ・ジヨンと代打キム・ウンビンのタイムリーでチャンスを作ると、代わったKTの3番手シム・ジェミンから1番キム・ジュヌァンのタイムリーで2点、キム・ヘェソンの内野ゴロの間にもう1点を追加した。キウムは5回表にKTの4番手イ・チェホから途中出場の8番キム・ヒィジプと9番ソン・ソンムンの連打でチャンスを作ると、キム・ジュヌァンのタイムリーで1点を追加した。KTは5回裏に3番アルフォード、4番パク・ピョンホの連打でチャンスを作るも、5番チャン・ソンウの併殺打で無得点に終わった。

 KTは6回裏にキウムの2番手キム・ドンヒョクから代打オ・ユンソクがヒットで出るも無得点だった。KTの5番手キム・ミンは7回表まで追加点を与えなかった。キウムの3番手ハン・ヒョンヒィは7回裏を無失点に抑えた。キウムは8回表にKTの6番手ペ・ジェソンからイ・ジョンフとキム・ヘェソンの連打でチャンスを作るも、代打イム・ジヨルは併殺打に倒れた。キウムの4番手ユン・ジョンヒョンは8回裏を無失点に抑えた。

 KTは9回裏にキウムの5番手キム・テフンからファン・ジェギュン、オ・ユンソクの連打でチャンスを作ると、途中出場の9番シン・ボンギの内野ゴロの間に1点を返したが、キウムが勝利し準プレーオフ2勝目をあげ、LGとのプレーオフ(10月24日より開始予定)まであと1勝となった。5回を1失点に抑えたエップラーは韓国でのポストシーズン初勝利。キウム打線ではプイーグが1本塁打4打点、キム・ジュヌァンが3打点、キム・ヘェソンが3安打2打点と活躍。KTでは先発コ・ヨンピョが3回途中5失点で降板し、打線もつながらなかった。

 

 キウムが勝利すればプレーオフ進出となる準プレーオフ第4戦は、水原KTウィズパークで10月20日18時半から開始され、予告先発はKTがソ・ヒョンジュン(※27試合・13勝5敗・防御率3.05)、キウムがチョン・チャンホン(※20試合・5勝6敗・防御率5.36)と発表された。

※ 2022年レギュラーシーズンの成績。

 

 

(文責:ふるりん