DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(10.11) 結果

KT、最終戦で逆転サヨナラ負けしワイルドカード決定戦へ

 2022年レギュラーシーズンは10月11日、全日程を終了した。ポストシーズンは当初の予定より1日遅れ。10月13日よりワイルドカード決定戦:キアーキウムより開幕する。

 

KT 5-6 LG  (ソウル・蚕室)

(勝)コ・ウソク 4勝2敗42S  (敗)キム・ジェユン 9勝7敗33S 

本塁打) KT : ファン・ジェギュン 10号

 KTは1回表にLGの先発イム・チャンギュから4番アルフォード、5番チャン・ソンウのタイムリー、6番ファン・ジェギュンの本塁打で4点を先制した。LGは1回裏にKTの先発コ・ヨンピョから3番キム・ヒョンスと4番チェ・ウンソンのタイムリーなどで3点を返した。LGは3回裏に6番ムン・ボギョンのタイムリーで4-4の同点に追いついた。LGの2番手イ・ウチャンは4回表まで無失点に抑えた。KTの2番手の高卒新人パク・ヨンヒョンは4回裏を無失点に抑えた。KTは5回表にLGの3番手ペク・スンヒョンからアルフォードのタイムリーで1点を勝ち越した。LGの4番手ぺ・ジェジュンは追加点を与えなかった。KTの3番手シム・ジェミンは5回裏を無失点に抑えた。

 LGび5番手イ・ジョンヨンは6回表に追加点を与えなかった。KTの4番手キム・ミンは6回裏途中で5番手キム・ミンスに交代した。LGの6番手キム・デユは7回表途中で7番手チョン・ウヨンに交代した。LGの8番手コ・ウソクは9回表に追加点を与えなかった。2位LGは9回裏にKTの6番手キム・ジェユンからチェ・ウンソンの犠牲フライで5-5の同点に追いつくと、オ・ジファンのタイムリーでサヨナラ勝ちした。LG打線ではオ・ジファンが3安打1打点と活躍。2019年からの4年連続ポストシーズン進出を決めていたLGはプレーオフ(第1戦は10月24日予定)から出場し準プレーオフ勝者と対戦、2002年以来20年ぶりの韓国シリーズ(第1戦は11月1日予定)出場を目指す。

 また、2020年から3年連続でポストシーズンに出場し、2021年は韓国シリーズで初優勝となったKTは、レギュラーシーズン144試合を終えてこの日試合がなかったキウムと同率3位ではあるものの、直接対決で7勝8敗1分けと負け越したため規定により4位扱いとなり、ポストシーズンは10月13日からワイルドカード決定戦で5位キアと対戦することになった。ワイルドカード決定戦でKTは1勝すればキウムとの準プレーオフ(第1戦は10月16日予定)に進出する。

LGは9回裏、オ・ジファンのタイムリーでサヨナラ勝ち https://sports.chosun.com/news/ntype.htm?id=202210120100069350004347&servicedate=20221011

 

【レギュラーシーズン 順位表】

(全日程終了)

 

         試合   勝   敗   分  勝率

1.SSG     144  88  52  4  .629

.LG    144  87  55  2  .613

.キウム   144  80  62  2  .563

3.KT    144  80  62  2  .563

5.キア    144  70  73  1  .490

6.NC    144  67  74  3  .475

7.サムソン  144  66  76  2  .465 

8.ロッテ   144  64  76  4    .457

9.トゥサン  144  60  82  2  .423

10.ハンファ   144  46  96    2    .324

 

(文責 : ふるりん