サムソン2位に浮上 7位トゥサン6連勝
9月12日、5球場でダブルヘッダーだったため、プロ野球史上初の1日10試合開催となった。
SSG 0-10 KT (水原:ダブルヘッダー第1戦)
(勝)コ・ヨンピョ 10勝4敗 (敗)イ・テヤン 4勝7敗
(本塁打) KT : ホイング 5号、シム・ウジュン 6号
KTは5回裏にSSGの先発イ・テヤンから9番シム・ウジュンの犠牲フライで1点を先制した。KTは6回裏にSSGの2番手キム・テフンから6番パク・キョンスのタイムリー、7番ホイングの本塁打、代わったSSGの3番手シン・ジェヨンから9番シム・ウジュンの本塁打で計6点を追加した。KTは8回裏にSSGの4番手の大卒新人チョ・ヨハンから8番オ・ユンソクのタイムリーで2点を追加した。
SSGの5番手ソ・ドンミンは追加点を与えなかった。KTの先発コ・ヨンピョは9回表にも登板し無失点に抑え、首位KTが勝利した。2021年シーズン初の無四死球完封を達成したコ・ヨンピョはプロ8年目にして自身初のシーズン10勝以上を達成。KT打線ではシム・ウジュンが1本塁打3打点と活躍。5位SSGでは先発イ・テヤンが5回を1失点に抑えるも打線が沈黙した。
SSG 2-3 KT (水原:ダブルヘッダー第2戦)
(勝)パク・シヨン 2勝2敗 (セーブ)イ・デウン 2勝1S (敗)ソ・ジニョン 5勝5敗9S
KTは2回裏にSSGの先発キム・ジョンビンから9番シム・ウジュンへの押し出しの四球で1点を先制しキム・ジョンビンをノックアウトした。SSGの2番手チョ・ヨンウは6回裏まで追加点を与えなかった。KTは7回裏にSSGの3番手の大卒新人チャン・ジフンから1番チョ・ヨンホのタイムリーで1点を追加した。SSGは8回表にKTの先発ソ・ヒョンジュンからチャンスを作ると、代わったKTの2番手チュ・グォンから1番チェ・ジフンと2番チュ・シンスのタイムリーで2-2の同点に追いついた。
KTの4番手パク・シヨンは無失点に抑えた。KTは8回裏にSSGの4番手ソ・ジニョンから7番オイングの犠牲フライで3-2と勝ち越した。KTの5番手イ・デウン(元千葉ロッテ)は9回表を無失点に抑え、首位KTが勝利した。SSGは3連敗でNCと同率5位に並ばれた。
LG 5-8 トゥサン (ソウル・蚕室:ダブルヘッダー第1戦)
(勝)イ・ヨンハ 2勝5敗 (セーブ)キム・ガンニュル 2勝14S (敗)ソン・ジュヨン 1勝3敗
(本塁打) LG : チェ・ウンソン 13号
トゥサンは1回裏にLGの先発ソン・ジュヨンから4番キム・ジェファンのタイムリーで1点を先制し、2回裏に8番キム・インテと1番ホ・ギョンミンのタイムリーで2点を追加した。LGは3回表にトゥサンの先発ユ・ヒィグァンから2番ソ・ゴンチャンの併殺打の間に1点を返した。トゥサンは4回裏にホ・ギョンミンのタイムリー、2番フェルナンデスへの押し出しの四球、3番パク・コヌの犠牲フライ、キム・ジェファンのタイムリーで4点を追加した。LGは5回表に4番チェ・ウンソンの本塁打、8番ボーア(元阪神)のタイムリーで4点を返した。トゥサンの2番手キム・ミョンシンは無失点に抑えた。
トゥサンの3番手イ・ヒョンスンは6回表から登板した。トゥサンの4番手イ・ヨンハは7回表まで無失点に抑えた。LGの2番手オ・ソクチュは7回裏途中まで追加点を与えなかった。トゥサンの5番手ホン・ゴンヒィは8回表を無失点に抑えた。トゥサンは8回裏にLGの3番手チェ・ソンフンからフェルナンデスのタイムリーで1点を追加した。トゥサンの6番手キム・ガンニュルは9回表を無失点に抑え、7位トゥサンが勝利し引き分け1つを挟み5連勝となった。トゥサン打線ではホ・ギョンミンが4安打2打点、7番カン・スンホが3安打と活躍。2位LGでは先発ソン・ジュヨンが4回7失点で降板した。
LG 5-8 トゥサン (ソウル・蚕室:ダブルヘッダー第2戦)
(勝)イ・ヨンハ 3勝5敗 (敗)イ・ジョンヨン 3敗
(本塁打) LG : チェ・ウンソン 14号 トゥサン : キム・インテ 7号、キム・ジェファン 20号
LGは1回表にトゥサンの先発キム・ミンギュから4番チェ・ウンソンの2試合連続本塁打で3点を先制した。トゥサンは1回裏にLGの先発イ・サンヨンから2番キム・インテの本塁打で2点を返した。トゥサンは4回裏にLGの2番手イ・ウチャンからチャンスを作ると、代わったLGの3番手チン・ヘスから8番チャン・スンヒョンの犠牲フライで3-3の同点に追いついた。トゥサンは5回裏にキム・インテのタイムリーで4-3と逆転した。LGは6回表にトゥサンの2番手パク・チョンギから8番キム・ミンソンのタイムリーで4-4の同点に追いついた。トゥサンは6回裏にLGの4番手イ・ジョンヨンから代打キム・ジェファンの本塁打で3点を勝ち越した。
トゥサンは7回裏にLGの5番手キム・デユから3番フェルナンデスのタイムリーで1点を追加し、3番手イ・ヨンハは8回表まで無失点に抑えた。LGの6番手リュ・ウォンソクは8回裏まで追加点を与えなかった。LGは9回表にトゥサンの4番手キム・ガンニュルから2番オ・ジファンのタイムリーで1点を返したが、7位トゥサンが勝利し引き分け1つを挟んで6連勝となった。イ・ヨンハは2試合連続勝利の3勝目で、ダブルヘッダー開催のため、2004年6月23日のユ・ドンフン(キア)以来17年ぶりとなるプロ野球史上6人目となる1日2勝を記録した。トゥサン打線ではキム・インテが3安打1本塁打3打点と活躍。LGは3位に後退。
サムソン 3-3 ハンファ (大田:ダブルヘッダー第1戦)
(本塁打) サムソン : イ・ウォンソク 8号 ハンファ : チョン・ウヌォン 5号
ハンファは1回裏にサムソンの先発ブキャナン(元東京ヤクルト)から1番チョン・ウヌォンの先頭打者本塁打で1点を先制し、2回裏に8番ノ・スグァンのタイムリーで1点を追加した。ハンファの先発ユン・デギョンは3回表まで無失点に抑えた。サムソンは4回表にハンファの2番手チュ・ヒョンサンから8番イ・ウォンソクの本塁打で3-2と逆転した。ハンファは4回裏に9番イ・ウォンソクのタイムリーで3-3の同点に追いついた。ハンファの3番手カーペンターは6回表を無失点に抑えた。ハンファの4番手キム・ジョンスは7回表から登板した。
ハンファの5番手キム・ギタクは8回表途中まで無失点に抑え、6番手カン・ジェミンと7番手キム・ボムスも無失点に抑えた。サムソンの2番手シム・チャンミンは8回裏を無失点に抑えた。ハンファの8番手チョン・ウラムは9回表を無失点に抑えた。サムソンの3番手の高卒新人イ・スンヒョン(背番号54)は9回裏を無失点に抑え、9回を終えて同点だったが規定により引き分けとなった。3位サムソンでは先発ブキャナンが7回を3失点に抑えるも打線の援護に恵まれなかった。最下位ハンファは3連敗から脱出できなかった。
サムソン 6-6 ハンファ (大田:ダブルヘッダー第2戦)
(本塁打) ハンファ : ハ・ジュソク 7号、ペク・ヨンファン 3号
ハンファは1回裏にサムソンの先発キム・デウから3番ハ・ジュソクの本塁打で2点を先制した。サムソンは2回表にハンファの先発チャン・ミンジェから7番パク・スンギュのタイムリーで1点を返した。ハンファは3回裏に4番キム・テヨンのタイムリーで1点を追加し、代わったサムソンの2番手ノ・ソンホから相手の送球が本塁に間に合わずもう1点を追加した。ハンファの2番手ユン・ホソルは4回表まで無失点に抑えた。サムソンは5回表にハンファの3番手チャン・シファンから3番ク・ジャウクの犠牲フライで1点、6回表にハンファの4番手ファン・ヨングクから8番キム・サンスの犠牲フライで1点を返した。
ハンファは6回裏にサムソンの3番手ホン・ジョンウから8番ペク・ヨンファンの本塁打で1点を追加し、5番手キム・ギタクと6番手オ・ドンウクは7回表を無失点に抑えた。サムソンの4番手ムン・ヨンイクは7回裏に追加点を与えなかった。ハンファの7番手キム・ジョンスは8回表を無失点に抑えた。サムソンの5番手ウ・ギュミンは8回裏に追加点を与えなかった。サムソンは9回表にハンファの8番手イ・チュンホからチャンスを作ると、代わったハンファの9番手カン・ジェミンから5番イ・ウォンソクの走者一掃となる3点タイムリーで6-6の同点に追いついた。
サムソンの6番手イ・サンミンは9回裏を無失点に抑え、9回を終えても同点だったが規定により2試合連続引き分けとなり、サムソンは2位に浮上した。サムソン打線ではパク・スンギュが3安打1打点と活躍。3連敗から脱出できなかった最下位ハンファではキム・テヨンが3安打1打点と活躍。
キウム 8-3 ロッテ (釜山・社稷:ダブルヘッダー第1戦)
(勝)キム・ソンギ 3勝2敗 (敗)ソ・ジュヌォン 1勝1敗
キウムは3回表にロッテの先発ソ・ジュヌォンから1番イ・ヨンギュ、2番クレイグ、6番パク・トンウォンのタイムリーで3点を先制し、5回表にパク・トンウォンのタイムリー、相手のエラーで3点を追加しソ・ジュヌォンをノックアウトした。ロッテの2番手キム・ユヨンは6回表まで追加点を与えなかった。ロッテの3番手ナ・ギュナンも7回表に追加点を与えなかった。ロッテは7回裏にキウムの先発キム・ソンギからチャンスを作ると、代わったキウムの2番手チョ・サンウから7番チョン・フンと代打キム・ジェユのタイムリーで3点を返した。
キウムは8回表にロッテの4番手イ・ガンジュンからチャンスを作ると、代わったロッテの5番手の高卒新人キム・ジヌクから3番イ・ジョンフのタイムリー、相手のエラーで2点を追加した。キウムの3番手キム・ジェウンは8回裏を無失点に抑えた。ロッテの6番手チョン・ソンジョンは9回表に追加点を与えなかった。キウムの4番手オ・ジュウォンは9回裏を無失点に抑え、4位キウムが勝利し4連勝となった。7回途中まで3失点に抑えたキム・ソンギは2019年8月以来となる先発勝利の3勝目。キウム打線ではパク・トンウォンが3安打2打点、クレイグが3安打1打点と活躍。8位ロッテでは先発ソ・ジュヌォンが5回途中6失点で降板した。
キウム 2-3 ロッテ (釜山・社稷:ダブルヘッダー第2戦)
(勝)キム・ジヌク 4勝5敗 (セーブ)キム・ウォンジュン 3勝3敗24S (敗)キム・ソンミン 2勝3敗1S
ロッテは1回裏にキウムの先発の高卒新人チャン・ジェヨンから相手の暴投で1点を先制した。キウムは2回表にロッテの先発イ・インボクから8番キム・ジュヒョンのタイムリーで2-1と逆転した。キウムの2番手ヤン・ヒョンは4回裏まで無失点に抑えた。ロッテの2番手の高卒新人キム・ジヌクは6回表に追加点を与えなかった。ロッテは6回裏にキウムの3番手キム・ソンミンからチャンスを作ると、代わったキウムの4番手キム・ジェウンから代打イ・デホ(元福岡ソフトバンク)の内野ゴロと相手のエラーの間に3-2と逆転した。
キウムの5番手オ・ジュウォンは追加点を与えなかった。ロッテの4番手ク・スンミンは7回表を無失点に抑えた。キウムの6番手イ・スンホは7回裏に追加点を与えなかった。ロッテの5番手チェ・ジュニョンは8回表を無失点に抑えた。キウムの7番手キム・テフンは8回裏に追加点を与えなかった。ロッテの6番手キム・ウォンジュンは9回表を無失点に抑え、8位ロッテが勝利した。4位キウムでは連勝が4で止まった。
NC 8-2 キア (光州:ダブルヘッダー第1戦)
(勝)ルチンスキー 12勝7敗 (敗)ハン・スンヒョク 1敗
(本塁打) NC : チョン・ミンス 1号、ナ・ソンボム 27号 キア : チェ・ヒョンウ 9号
キアは1回裏にNCの先発ルチンスキーから3番チェ・ヒョンウの本塁打で1点を先制した。NCは2回表にキアの先発ハン・スンヒョクから6番チョン・ミンスのタイムリーで1-1の同点に追いついた。NCは4回表に7番カン・ジンソンのタイムリーで2-1と逆転すると、代わったキアの2番手パク・チュンピョから8番チョン・ヒョンのタイムリーで2点を追加した。キアの3番手イ・ミヌは7回表まで追加点を与えなかった。キアは7回裏に5番リュ・ジヒョクのタイムリーで1点を返した。
NCは8回表にキアの4番手ソ・ドグォンから3番ナ・ソンボムの本塁打、チョン・ミンスのKT在籍時の2017年4月以来となる本塁打で4点を追加した。NCの2番手ムン・ギョンチャンは8回裏を無失点に抑えた。NCの3番手チェ・グムガンは9回裏を無失点に抑え、6位NCが勝利し4連敗から脱出した。7回を2失点に抑えたルチンスキーは12勝目。NC打線ではチョン・ミンスが3安打1本塁打3打点と活躍。9位キアでは先発ハン・スンヒョクが4回途中4失点で降板した。
NC 3-0 キア (光州:ダブルヘッダー第2戦)
(勝)キム・ヨンギュ 5勝2敗 (セーブ)イ・ヨンチャン 1勝5S (敗)イ・ウィリ 4勝5敗
(本塁打) NC : ナ・ソンボム 28号
NCの先発ペ・ミンソは2回裏途中まで無失点に抑えた。NCは3回表にキアの先発の高卒新人イ・ウィリから5番アルテールのタイムリーで1点を先制した。キアの2番手パク・チュンピョは5回表まで追加点を与えなかった。NCの2番手キム・ヨンギュは5回裏まで無失点に抑えた。NCの3番手リュ・ジヌクは6回裏を無失点に抑えた。NCは7回表にキアの3番手パク・チンテからチャンスを作ると、代わったキアの4番手ホン・サンサムから3番ナ・ソンボムの2試合連続本塁打で2点を追加した。
NCの4番手ウォン・ジョンヒョンは7回裏から登板した。NCの5番手イム・ジョンホと6番手ホン・ソンミンは8回裏まで無失点に抑えた。キアの5番手キム・ジェヨルは9回表まで追加点を与えなかった。NCの7番手イ・ヨンチャンは9回裏を無失点に抑え、NCが完封リレーで勝利しSSGと同率5位に並んだ。9位キアでは先発イ・ウィリが3回1失点で降板し打線が沈黙した。
【レギュラーシーズン 順位表】
(9月12日時点)
試合 勝 敗 分 勝率
1.KT 104 61 39 4 .610
2.サムソン 109 58 45 6 .563
3.LG 101 55 43 3 .561
4.キウム 108 56 51 1 .523
5.NC 102 49 49 4 .500
5.SSG 107 51 51 5 .500
7.トゥサン 102 49 50 3 .495
8.ロッテ 104 47 54 3 465
9.キア 100 38 56 6 .404
10.ハンファ 109 38 64 7 .373
(文責 : ふるりん)