DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(10.5) 結果

3位KT、5位キア敗れる  6位NC3連勝

 

SSG 2-5 トゥサン  (ソウル・蚕室)

(勝)ブランドン 5勝3敗  (セーブ)ホン・ゴンヒィ 2勝9敗17S  (敗)キム・グァンヒョン 13勝3敗

本塁打) トゥサン : カン・スンホ 9号  SSG : キム・ガンミン 5号

 SSGは1回表にトゥサンの先発ブランドンから3番キム・ガンミンの本塁打で2点を先制した。トゥサンは1回裏にSSGの先発キム・グァンヒョンから4番キム・ジェファンへの押し出しの四球、6番カン・スンホの本塁打などで4-2と逆転した。SSGの2番手チャン・ジフンは7回裏に追加点を与えなかった。トゥサンの2番手チョン・チョルォンは8回表を無失点に抑えた。

 トゥサンは8回裏にSSGの3番手コ・ヒョジュンから途中出場の5番キム・ミンヒョクのタイムリーで1点を追加した。トゥサンの3番手ホン・ゴンヒィは9回表を無失点に抑え、9位トゥサンが勝利した。7回を2失点に抑えたブランドンは5勝目。すでにレギュラーシーズン優勝を決めていたSSGでは先発キム・グァンヒョンが6回4失点で降板した。

試合前のSSGのレギュラーシーズン優勝の表彰 https://www.yna.co.kr/view/PYH20221005214000013?input=1196m

 

   

LG 10-2 キア  (光州)

(勝)キム・ユンシク 8勝5敗  (敗)パノーニ 3勝4敗

本塁打) LG : キム・ミンソン 3号  キア : ソクラテス 17号

 LGは3回表にキアの先発パノーニから1番パク・ヘミンの犠牲フライで1点を先制し、4回表に6番キム・ミンソンの本塁打で2点を追加した。キアは6回裏にLGの先発キム・ユンシクから4番ソクラテス本塁打で2点を返した。LGの2番手チョン・ウヨンは6回裏途中から登板した。LGは7回表に9番ホ・ドファンのタイムリー、代わったキアの2番手チャン・ヒョンシクから2番イ・サンホへの押し出しの四球、4番ムン・ボギョンのタイムリーで計4点を追加した。LGの2番手チョン・ウヨンは7回裏を無失点に抑えた。

 キアの3番手キム・ジェヨルは8回表まで追加点を与えなかった。LGの3番手キム・デユは8回裏を無失点に抑えた。LGは9回表にキアの4番手ハン・スンヒョクから途中出場の3番ホン・チャンギ、ムン・ボギョン、オ・ジファンのタイムリーで3点を追加した。LGの4番手イ・ウチャンは9回裏を無失点に抑え、すでにレギュラーシーズン2位が確定していたLGが勝利した。6回途中まで2失点に抑えたキム・ユンシクは8勝目。LG打線ではムン・ボギョンが3安打3打点と活躍。5位キアでは先発パノーニが7回途中7失点で降板した。

 

 

サムソン 7-4 KT  (水原)

(勝)ブキャナン 11勝8敗  (セーブ)オ・スンファン 6勝2敗31S  (敗)コ・ヨンピョ 13勝8敗

本塁打) KT : オ・ユンソク 6号、ペ・ジョンデ 6号、アルフォード 14号、チョン・サンホ 16号

 KTは2回裏にサムソンの先発ブキャナン(元東京ヤクルト)から7番オ・ユンソクの本塁打で1点を先制した。サムソンは5回表にKTの先発コ・ヨンピョから6番イ・ウォンソクのタイムリーで1-1の同点に追いついた。サムソンは6回表に3番ピレラ(元広島)、4番オ・ジェイル、5番カン・ミンホのタイムリーで3点を勝ち越しコ・ヨンピョをノックアウトすると、代わったKTの2番手デスパイネからイ・ウォンソクのタイムリーで1点を追加した。KTは6回裏に2番ペ・ジョンデの本塁打で1点を返した。サムソンは7回表にKTの3番手シム・ジェミンからピレラのタイムリーで1点を追加した。サムソンの2番手ウ・ギュミンは7回裏を無失点に抑えた。

 サムソンは8回表にKTの4番手イ・チェホからチャンスを作ると、代わったKTの5番手の高卒新人パク・ヨンヒョンから代打キム・サンスのタイムリーで1点を追加した。サムソンの3番手イ・スンヒョン(背番号20)は8回裏から登板した。KTの6番手キム・ジェユンは9回表に追加点を与えなかった。KTは9回裏にサムソンの4番手イ・サンミンから4番アルフォードと5番チャン・ソンウの2者連続本塁打で2点を返したが、サムソンの5番手オ・スンファン(元阪神)は無失点に抑え、サムソンが勝利し単独7位に浮上した。6回を2失点に抑えたブキャナンは11勝目。サムソン打線ではピレラが4安打2打点と活躍。先発コ・ヨンピョが6回途中5失点で降板した3位KTは連勝が5で止まった。

 

 

ロッテ 3-7 NC  (昌原)

(勝)ク・チャンモ 11勝5敗  (敗)ソ・ジュヌォン 3勝3敗

本塁打) ロッテ : コ・スンミン 5号  NC : チョン・ジェファン 1号

 NCは3回裏にロッテの先発ソ・ジュヌォンから9番キム・ジュウォンのタイムリーで1点を追加すると、1番パク・ミヌの併殺打の間に1点を追加しソ・ジュヌォンをノックアウトした。さらにこの回代わったロッテの2番手イ・インボクから3番パク・コヌのタイムリーで1点を追加した。NCは5回裏にパク・ミヌの犠牲フライ、2番ソン・アソプのタイムリーで2点を追加した。ロッテは6回表にNCの先発ク・チャンモから3番ハン・ドンヒィのタイムリー、5番コ・スンミンの2試合連続本塁打で3点を返した。NCは6回裏にロッテの3番手キム・ユヨンからキム・ジュウォンのタイムリーで1点を追加した。NCの2番手ウォン・ジョンヒョンは7回表を無失点に抑えた。

 NCは7回裏にロッテの4番手チェ・ジュニョンから途中出場の3番チョン・ジェファンのプロ6年目での初打点となる初本塁打で1点を追加した。NCの3番手キム・シフンは8回表を無失点に抑えた。ロッテの5番手ク・スンミンは8回裏に追加点を与えなかった。NCの4番手イ・ヨンチャンは9回表を無失点に抑え、6位NCが勝利し3連勝となった。6回を3失点に抑えたク・チャンモは11勝目。NC打線ではキム・ジュウォンが3安打2打点、8番オ・ヨンスが3安打と活躍。先発ソ・ジュヌォンが3回途中3失点で降板したロッテは8位に後退した。

 

【レギュラーシーズン 順位表】

(10月5日時点)

 

         試合   勝   敗   分  勝率

1.SSG     142  88  50  4  .638

.LG    140  85  53  2  .616

.KT    140  78  60  2  .565

4.キウム   142  79  61  2  .564

5.キア    141  68  72  1  .486

6.NC    140  65  72  3  .474

7.サムソン  141  64  75  2  .460 

8.ロッテ   143  63  76  4    .453

9.トゥサン  141  59  80  2  .424

10.ハンファ   142  45  95    2    .321

 

(文責 : ふるりん