DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(7.24) 結果

首位SSG8連勝  8位サムソン13連敗から脱出

 

SSG 5-4 トゥサン  (ソウル・蚕室)

(勝)フォント 12勝4敗  (セーブ)ソ・ジニョン 5勝1敗15S  (敗)イ・ヨンハ 6勝6敗

本塁打) SSG: チョン・ウィサン 8号、キム・ガンミン 1号  トゥサン : キム・ジェファン 16号、パク・セヒョク 2号

 トゥサンは1回裏にSSGの先発フォントから4番キム・ジェファンと6番パク・セヒョクの本塁打で4点を先制した。SSGは2回表にトゥサンの先発クァク・ピンから6番チョン・ウィサンの本塁打で1点を返した。トゥサンの2番手チェ・スンヨンは3回表途中から登板した。SSGは4回表にトゥサンの3番手キム・ミョンシンから7番キム・ガンミンの本塁打で1点を返した。SSGは5回表にトゥサンの4番手イ・ヒョンスンから2番チェ・ジフンのタイムリーで1点を返すと、代わったトゥサンの5番手イ・ヨンハから5番パク・ソンハンの2点タイムリーで5-4と逆転した。

 トゥサンの6番手パク・チグクは6回表に追加点を与えなかった。SSGの2番手キム・テッキョンは7回裏を無失点に抑えた。トゥサンの7番手チョン・チョルォンは8回表まで追加点を与えなかった。SSGの3番手ノ・ギョンウンは8回裏を無失点に抑えた。トゥサンの8番手ホン・ゴンヒィは9回表に追加点を与えなかった。SSGの4番手ソ・ジニョンは9回裏を無失点に抑え、首位SSGが勝利し8連勝となった。6回を4失点に抑えたフォントは最多勝争いトップタイの12勝目。7位トゥサンでは細かい継投が機能しなかった。

 

 

サムソン 8-0 キウム  (ソウル・高尺)

(勝)ホ・ユンドン 4勝2敗  (敗)エップラー 4勝6敗

本塁打) サムソン : オ・ジェイル 14号

 サムソンは2回表にキウムの先発エップラー(元オリックス)から6番キム・ジェソンのタイムリーで1点を先制し、5回表に4番オ・ジェイルの本塁打で2点、6回表にキウムの2番手ヤン・ヒョンから2番ク・ジャウクと3番ピレラ(元広島)への押し出しの四球、オ・ジェイルのタイムリーで5点を追加した。サムソンの先発ホ・ユンドンは6回裏まで無失点に抑えた。サムソンの2番手イ・スンヒョン(背番号20)は7回裏を無失点に抑えた。

 キウムの3番手の高卒新人イ・ミョンジョンは8回表まで追加点を与えなかった。サムソンの3番手イ・スンヒョン(背番号54)は8回裏を無失点に抑えた。キウムの4番手ハ・ヨンミンは9回表に追加点を与えなかった。サムソンの4番手ウ・ギュミンは9回裏を無失点に抑え、8位サムソンが完封リレーで勝利しチーム史上最多の13連敗から脱出した。ホ・ユンドンは4勝目。サムソン打線ではオ・ジェイルが3安打1本塁打5打点と活躍。2位キウムでは先発エップラーが5回3失点で降板し打線が沈黙した。

オ・ジェイルの5打点の活躍でサムソンは13連敗から脱出 https://sports.news.naver.com/news?oid=117&aid=0003628310

 

 

LG 1-6 NC  (昌原)

(勝)ルチンスキー 7勝7敗  (敗)ソン・ウンボム 1敗

本塁打) NC : パク・コヌ 4号

 LGの先発ぺ・ジェジュンは2回裏まで無失点に抑えた。LGの2番手キム・デユは3回裏から登板した。NCは5回裏にLGの3番手ソン・ウンボムから1番パク・ミヌのタイムリーで1点を先制し、代わったLGの4番手チョン・ウヨンから3番パク・コヌのタイムリーで2点を追加した。NCは6回裏にLGの5番手チン・ヘスから7番ノ・ジンヒョクのタイムリー、相手のエラーで2点を追加した。NCの先発ルチンスキーは7回表まで無失点に抑えた。 

 NCは7回裏にLGの6番手ソン・スンギからパク・コヌのタイムリーで1点を追加した。NCの2番手イム・ジョンホは8回表を無失点に抑えた。LGは9回表にNCの3番手キム・ヨンギュから8番イ・ジェウォンのタイムリーで1点を返したが、9位NCが勝利した。ルチンスキーは7勝目。NC打線ではパク・コヌが4安打1本塁打3打点と活躍。3位LGでは継投策が実らず打線がつながらなかった。

 

 

KT 3-1 ハンファ  (大田)

(勝)ソ・ヒョンジュン 11勝2敗  (セーブ)キム・ジェユン 3勝3敗20S  (敗)ペーニャ 2敗

 KTは1回表にハンファの先発の新外国人ペーニャから3番アルフォードのタイムリーで1点を先制し、2回表に1番チョ・ヨンホのタイムリーで1点を先制した。ハンファは3回裏にKTの先発ソ・ヒョンジュンから3番チョン・ウヌォンのタイムリーで1点を返した。ハンファの2番手ユン・デギョンは6回表、3番手キム・ボムスはそれぞれ7回表に追加点を与えなかった。KTの2番手チュ・グォンは7回裏途中まで無失点に抑えた。

 ハンファの4番手ユン・ホソルは8回表に追加点を与えなかった。KTの3番手キム・ミンスは8回裏まで無失点に抑えた。KTは9回表にハンファの5番手チャン・シファンから4番パク・ピョンホのタイムリーで1点を追加した。KTの4番手キム・ジェユンは9回裏を無失点に抑え、4位KTが勝利した。5回を1失点に抑えたソ・ヒョンジュンは11勝目。KT打線ではチョ・ヨンホが4安打1打点、アルフォードが3安打1打点と活躍。最下位ハンファでは先発ペーニャが5回2失点で降板した。

 

 

キア 23-0 ロッテ  (釜山・社稷

(勝)イ・ウィリ 6勝6敗  (敗)スパークマン 2勝4敗

本塁打) キア : チェ・ヒョンウ 8号、キム・ソックァン 3号、ファン・デイン 10号

 キアは1回表にロッテの先発スパークマン(元オリックス)から6番キム・ソンビンのタイムリーで2点を先制し、3回表に4番ファン・デインと8番ハン・スンテクのタイムリーで3点を追加した。キアは4回表にロッテの2番手の高卒新人チン・スンヒョンから2番イ・チャンジン、ファン・デイン、7番リュ・ジヒョクのタイムリー、代わったロッテの3番手キム・ミンギから9番キム・ホリョンのタイムリーで計6点を追加した。キアは5回表にファン・デインのタイムリー、5番チェ・ヒョンウの本塁打、代わったロッテの4番手ムン・ギョンチャンからキム・ホリョンと2番イ・ウソンのタイムリー、代打キム・ソックァンの本塁打で計10点を追加した。

 ロッテの5番手カン・ユングは6回表、6番手キム・ドギュは7回表まで追加点を与えなかった。キアの先発イ・ウィリは7回裏まで無失点に抑えた。キアは8回表にロッテの7番手チェ・ジュニョンからファン・デインの本塁打、7番キム・ギュソンのタイムリーで2点を追加した。キアの2番手コ・ヨンチャンは8回裏を無失点に抑えた。ロッテの8番手キム・ウォンジュンは9回表に追加点を与えなかった。

 キアの3番手イ・ジュニョンは9回裏を無失点に抑え、5位キアが完封リレーで勝利し3連勝となり、1試合での23点差はプロ野球新記録となった。イ・ウィリは6勝目。26安打を記録したキア打線ではファン・デインが5安打1本塁打6打点、キム・ソンビンが3安打2打点、イ・チャンジンが3安打1打点、3番ナ・ソンボムが3安打、キム・ホリョンが3打点と活躍。先発スパークマンが4回途中6失点で打線が沈黙した6位ロッテは3連敗。

 

 

【レギュラーシーズン 順位表】

(7月24日時点)

        試合  勝   敗   分  勝率

1.SSG   88  59  26  3  .694

2.キウム   90  56  33  1  .629

.LG    87  53  33  1  .616

4.KT    87  46  39  2  .541

5.キア    86  45  40  1  .529

.ロッテ   88  38  47  3  .447

7.トゥサン  86  36  48  2  .429

8.サムソン  88  36  52  0  .409

9.NC    86  34  50  2  .405

10.ハンファ  88  26  61    1   .299

 

(文責 : ふるりん