DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(9.11) 結果

4位キウム3連勝  9位キア5連敗から脱出

 

SSG 2-2 KT (水原)

本塁打) SSG : チェ・ジョン 27号 

 SSGの先発の高卒新人キム・ゴヌは3回裏まで無失点に抑えた。KTは4回裏にSSGの2番手パク・ミンホから9番シン・ボンギと1番チョ・ヨンホのタイムリーで2点を先制した。SSGの3番手キム・テフンは5回裏まで追加点を与えなかった。SSGは7回表にKTの先発ペ・ジェソンからチャンスを作ると、代わったKTの2番手パク・シヨンから7番パク・ソンフンのタイムリーで1点を返した。SSGの4番手の大卒新人チャン・ジフンは7回裏途中まで追加点を与えなかった。

 KTの3番手チュ・グォンは8回表から登板したが、SSGはこの回代わったKTの4番手キム・ジェヨンから3番チェ・ジョンの本塁打で2-2の同点に追いついた。KTの5番手チョ・ヒョヌは無失点に抑えた。SSGの5番手ソ・ジニョンは8回裏途中まで無失点に抑えた。首位KTの6番手キム・ミンスは無失点に抑えた。5位SSGの6番手キム・テッキョンは9回裏まで無失点に抑え、試合は9回を終えても同点だったが規定により引き分けとなった。

 

 

LG 5-5 トゥサン  (ソウル・蚕室)

本塁打) LG : ユ・ガンナム 7号

 トゥサンは1回裏にLGの先発キム・ユンシクから6番パク・ケェボム、7番キム・ジェホ、8番チャン・スンヒョン、9番チョン・スビンへの4者連続押し出しの四球で4点を先制した。LGの2番手チェ・ソンフンは2回裏、3番手チェ・ドンファンは3回裏に追加点を与えなかった。トゥサンは4回裏にLGの4番手イ・ウチャンから5番ヤン・ソックァンの犠牲フライで1点を追加した。LGは5回表にトゥサンの先発クァク・ピンから9番ユ・ガンナムの本塁打で2点を返した。LGは6回表にもトゥサンの2番手イ・ヒョンスンからチャンスを作ると、代わったトゥサンの3番手ホン・ゴンヒィからユ・ガンナムのタイムリーで2点を返した。

 LGの5番手チン・ヘスは6回裏、6番手イ・ジョンヨンは7回裏、7番手キム・デユは8回裏に追加点を与えなかった。LGは9回表にトゥサンの4番手キム・ガンニュルから2番ソ・ゴンチャンのタイムリーで5-5の同点に追いついた。LGの8番手コ・ウソクは9回裏を無失点に抑え、試合は9回を終えても同点だったが規定により引き分けとなった。2位LGでは9番ユ・ガンナムが4打点と活躍。4連勝中の7位トゥサンでは3番パク・コヌが3安打と活躍。

 

 

サムソン 5-4 ハンファ  (大田)

(勝)シム・チャンミン 3勝2敗  (セーブ)オ・スンファン 2敗31S  (敗)チョン・ウラム 1勝4敗14S

本塁打) サムソン : オ・ジェイル 17号

 サムソンは1回表にハンファの先発の高卒新人キム・ギジュンから3番ピレラ(元広島)のタイムリーで1点を先制した。ハンファは2回裏にサムソンの先発ペク・チョンヒョンから8番ノ・スグァンのタイムリーで1-1の同点に追いついた。サムソンは3回表に5番オ・ジェイルの本塁打で2点を勝ち越した。ハンファは3回裏に2番チェ・ジェフンのタイムリーで1点を返し、4回裏に1番チョン・ウヌォンとチェ・ジェフンのタイムリーで4-3と逆転した。ハンファの2番手キム・ボムスは7回表まで無失点に抑えた。

 サムソンの2番手イ・サンミンは7回裏に追加点を与えなかった。サムソンは8回表にハンファの3番手カン・ジェミンからオ・ジェイルのタイムリーで4-4の同点に追いついた。サムソンの3番手チャン・ピルジュンと4番手シム・チャンミンは8回裏を無失点に抑えた。サムソンは9回表にハンファの4番手チョン・ウラムからピレラのタイムリーで5-4と勝ち越した。サムソンの5番手オ・スンファン(元阪神)は9回裏を無失点に抑え、3位サムソンが勝利した。サムソン打線ではオ・ジェイルが1本塁打3打点と活躍。最下位ハンファは3連敗。

 

 

キウム 13-7 ロッテ  (釜山・社稷

(勝)チェ・ウォンテ 8勝7敗  (敗)ストレイリー 6勝11敗

本塁打) キウム : イ・ジョンフ 4号  ロッテ : アン・チホン 9号、チョン・ジュヌ 6号

 キウムは2回表にロッテの先発ストレイリーから9番ピョン・サングォンのタイムリーで1点を先制した。ロッテは2回裏にキウムの先発チェ・ウォンテから5番アン・チホンの2試合連続本塁打で1-1の同点に追いついた。キウムは5回表に3番イ・ジョンフの本塁打、7番キム・ヘェソンのタイムリーで2点を勝ち越した。キウムは6回表にロッテの2番手キム・デウからチャンスを作ると、代わったロッテの3番手パク・チンヒョンから5番ソン・ソンムンとキム・ヘェソンのタイムリーなどで3点を追加した。

 キウムは7回表にロッテの4番手キム・ゴングクから5番ソン・ソンムンのタイムリーで2点を追加した。ロッテは7回裏にキウムの2番手イ・スンホから2番ソン・アソプのタイムリー、4番チョン・ジュヌの本塁打、代わったキウムの3番手キム・ソンジンから7番ハン・ドンヒィのタイムリーで計4点を返した。キウムは8回表にロッテの5番手キム・ユヨンからチャンスを作ると、代わったロッテの6番手キム・ドギュから2番キム・ウンビンのタイムリー、イ・ジョンフの犠牲フライで3点を追加した。キウムは9回表にロッテの7番手チョン・ソンジョンからキム・ヘェソンのタイムリー、途中出場の8番シン・ジュヌの犠牲フライで2点を追加した。

 ロッテは9回裏にキウムの4番手ムン・ソンヒョンからアン・チホンと途中出場の6番の高卒新人ナ・スンヨプのタイムリーで2点を返したが、4位キウムが勝利し3連勝となった。6回を1失点に抑えたチェ・ウォンテは8勝目。キウム打線ではキム・ヘェソンが4安打3打点、イ・ジョンフが4安打1本塁打2打点、ソン・ソンムンが3安打3打点と活躍。8位ロッテでは先発ストレイリーが5回3失点で降板した。ロッテ打線ではアン・チホンが3安打1本塁打2打点と活躍。

 

 

NC 3-5 キア   (光州)

(勝)ユン・ジュンヒョン 1勝1敗  (セーブ)チョン・ヘヨン 5勝4敗19S  (敗)イ・ジェハク 3勝5敗

本塁打) NC : アルテール 22号  キア : チェ・ウォンジュン 4号、イ・チャンジン 2号 

 キアは1回裏にNCの先発イ・ジェハクから1番チェ・ウォンジュンの先頭打者本塁打で1点を先制し、2回裏に9番パク・チャンホのタイムリーで2点を追加した。NCは4回表にキアの先発ユン・ジュンヒョンから4番ヤン・ウィジと5番アルテールのタイムリーで2点を返した。キアは4回裏に8番イ・チャンジンの本塁打で2点を追加した。NCの2番手キム・ヨンギュは5回裏途中まで追加点を与えなかった。キアの2番手ホン・サンサムは6回表を無失点に抑えた。NCの3番手イム・ジョンホと4番手リュ・ジヌクは6回裏まで追加点を与えなかった。

 キアの3番手パク・チンテは7回表を無失点に抑えた。NCの5番手ホン・ソンミンは7回裏に追加点を与えなかった。キアの4番手チャン・ヒョンシクは8回表を無失点に抑えた。NCの6番手ウォン・ジョンヒョンは8回裏に追加点を与えなかった。NCは9回表にキアの5番手チョン・ヘヨンからアルテールの本塁打で1点を返したが、9位キアが勝利し引き分け2つを挟んでの5連敗から脱出した。5回を1失点に抑えたユン・ジュンヒョンはプロ4年目にして初勝利。キア打線では3番キム・テジンが3安打と活躍。先発イ・ジェハクが4回途中5失点で降板した6位NCは4連敗。

f:id:takefumif:20210911224946j:plain

ユン・ジョンヒョン(キア)はプロ初勝利 https://sports.chosun.com/news/ntype.htm?id=202109110100085880005447&servicedate=20210911

 

 【レギュラーシーズン 順位表】

(9月11日時点)

            試合   勝   敗   分  勝率

1.KT     102  59  39  4     .602

2.LG     99   55  41  3  .573

3.サムソン   107  58  45  4  .563

4.キウム    106  55  50  1  .524

5.SSG    105  51  49  5  .510

6.NC     100  47  49  4  .490

7.トゥサン   100  47  50  3  .485

8.ロッテ       102    46     53     3     465

9.キア        98   38    54     6     .413

10.ハンファ     107     38    64     5     .373

 

 (文責 : ふるりん