DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(9.10) 結果

キウム4位に浮上  7位トゥサン4連勝

 

KT 2-2 サムソン  (大邱

本塁打) KT : ホイング 4号  サムソン : ク・ジャウク 17号

 KTは1回表にサムソンの先発モンゴメリーから4番ユ・ハンジュンの内野ゴロの間に1点を先制した。モンゴメリーは4回表終了後に投球12秒ルールを指摘されたことで審判に抗議して退場となった。サムソンは5回裏にKTの先発オム・サンベクから2番ク・ジャウクの3試合連続本塁打で1点を返すと、代わったKTの2番手キム・ミンスから5番オ・ジェイルの内野ゴロの間に2-1と逆転した。サムソンの2番手ノ・ソンホは6回表まで無失点に抑えた。

 KTは7回表にサムソンの3番手ムン・ヨンイクから7番ホイングの本塁打で2-2の同点に追いついた。KTの3番手チョ・ヒョヌは7回裏まで無失点に抑えた。サムソンの4番手の高卒新人イ・スンヒョン(背番号54)は8回表を無失点に抑えた。KTの4番手イ・デウン(元千葉ロッテ)は8回裏まで無失点に抑えた。3位サムソンの5番手オ・スンファン(元阪神)は9回表、首位KTの5番手チュ・グォンは9回裏を無失点に抑え、試合は9回を終えても同点だったが規定により引き分けに終わった。

 

 

ハンファ 0-2 LG  (ソウル・蚕室)

(勝)イ・ミンホ 7勝5敗  (セーブ)コ・ウソク 1勝3敗24S  (敗)キム・ミヌ 10勝8敗

 LGは2回裏にハンファの先発キム・ミヌから8番ボーア(元阪神)への押し出しの四球で1点を先制し、4回裏にボーアの内野ゴロの間に1点を追加した。LGの先発イ・ミンホは7回表まで無失点に抑えた。ハンファの2番手キム・ジョンスは7回裏に追加点を与えなかった。LGの2番手チョン・ウヨンは8回表を無失点に抑えた。

 ハンファの3番手キム・ギタクは8回裏に追加点を与えなかった。LGの3番手コ・ウソクは9回表を無失点に抑え、2位LGが完封リレーで勝利した。イ・ミンホは7勝目。最下位ハンファでは先発キム・ミヌが6回を2失点に抑えるも打線が沈黙した。

 

 

SSG 3-4 ロッテ  (釜山・社稷

(勝)パク・セウン 8勝6敗  (セーブ)キム・ウォンジュン 3勝3敗23S  (敗)フォント 7勝4敗

本塁打) SSG : ハン・ユソム 22号  ロッテ : アン・チホン 8号

 ロッテは5回裏にSSGの先発フォントから2番ソン・アソプと2番チョン・ジュヌのタイムリーで3点を先制した。SSGは6回表にロッテの先発パク・セウンから3番チェ・ジョンのタイムリーで1点を返した。ロッテは6回裏に5番アン・チホンの本塁打で1点を追加した。ロッテの2番手チェ・ジュニョンは8回表を無失点に抑えた。

 SSGの2番手シン・ジェヨンは8回裏まで追加点を与えなかった。SSGは9回表にロッテの3番手キム・ウォンジュンから5番ハン・ユソムの2試合連続本塁打で2点を返したが、8位ロッテが勝利した。7回を1失点に抑えたパク・セウンは8勝目。先発フォントが6回4失点で降板したSSGは5位に後退。

 

 

キア 3-4 キウム  (ソウル・高尺)

(勝)ヨキシュ 13勝7敗  (セーブ)キム・テフン 3勝2敗7S  (敗)イム・ギヨン 2勝7敗

 キウムは1回裏にキアの先発イム・ギヨンから4番パク・ピョンホのタイムリーで1点を先制し、2回裏に相手のエラーで1点、3回裏に6番パク・トンウォンのタイムリーで2点を追加した。キアは4回表にキウムの先発ヨキシュから5番タッカーのタイムリーで1点を返した。キウムの2番手チョ・サンウは6回表を無失点に抑えた。キアの2番手チャン・ジスは6回裏に追加点を与えなかった。キウムの3番手キム・ジェウンは7回表を無失点に抑えた。

 キウムの3番手キム・ジェヨルは7回裏に追加点を与えなかった。キアは8回表にキウムの4番手の大卒新人キム・ソンジンから代打リュ・ジヒョクへの押し出しの四球、代わったキウムの5番手キム・テフンから相手のエラーで計2点を返した。キム・テフンは9回表に同点を許さず、キウムが勝利し4位に浮上した。5回を1失点に抑えたヨキシュは最多勝争いトップの13勝目。先発イム・ギヨンが5回4失点で降板した9位キアは引き分け2つを挟んで5連敗。

f:id:takefumif:20210911031739j:plain

キウムは4位に浮上 http://osen.mt.co.kr/article/G1111652909

 

 

トゥサン 8-1 NC   (昌原)

(勝)ロケット 8勝8敗  (敗)ソン・ミョンギ 6勝7敗

本塁打) トゥサン : フェルナンデス 12号 

 トゥサンは3回表にNCの先発ソン・ミョンギから1番チョン・スビン、2番フェルナンデスのタイムリー、相手のエラーなどで4点を先制した。トゥサンは6回表に9番キム・ジェホのタイムリー、フェルナンデスの本塁打で4点を追加した。トゥサンの先発ロケットは6回裏まで無失点に抑えた。NCの2番手イ・ウソクは7回表に追加点を与えなかった。

 NCは7回裏にトゥサンの2番手クォン・ヒィからチャンスを作ると、代わったトゥサンの3番手キム・ミョンシンから代打カン・ジンソンの犠牲フライで1点を返した。NCの3番手アン・インサンは8回表、4番手チェ・グムガンは9回表に追加点を与えなかった。トゥサンの4番手パク・チョンスは9回裏を無失点に抑え、7位トゥサンが勝利し4連勝となった。ロケットは8勝目。トゥサン打線ではフェルナンデスが1本塁打4打点と活躍。先発ソン・ミョンギが6回8失点で降板した6位NCは3連敗。

 

 【レギュラーシーズン 順位表】

(9月10日時点)

            試合   勝   敗   分  勝率

1.KT     101  59  39  3     .602

2.LG     98   55  41  2  .573

3.サムソン   106  57  45  4  .559

4.キウム    105  54  50  1  .519

5.SSG    104  51  49  4  .510

6.NC     99   47  48  4  .495

7.トゥサン   99   47  50  2  .485

8.ロッテ       101    46     52     3     469

9.キア        97   37    54     6     .407

10.ハンファ     106     38    63     5     .375

 

 (文責 : ふるりん