ハンファイーグルスは5月18日、2020年限りで現役を引退したキム・テギュン(38)の背番号52をチャン・ジョンフン(35番)、ソン・ジヌ(21番)、チョン・ミンチョル(23番)に続いて球団史上4人目となる永久欠番に指定した。
右打者のキム・テギュンは高校卒業後の2001年にハンファへ入団、新人の年から主力として活躍し新人王を受賞した。2008年には31本塁打で本塁打王となるなどハンファの4番打者として活躍、2006、2009 WBC(ワールドベースボールクラシック)に韓国代表として出場した。2009年シーズン終了後、FA(フリーエージェント)となり日本プロ野球・千葉ロッテに移籍した。2012年よりハンファに復帰、同年打率.363で首位打者となった。その後もハンファの4番打者として活躍、2020年シーズン終盤の10月に現役引退を表明した。韓国での個人通算2209安打は球団史上最多で、311本塁打は同じく永久欠番となったチャン・ジョンフン(340本塁打)に次ぐ球団史上2位である。
2021年からはハンファの特別補佐役となり、解説者としても活動している。ハンファはキム・テギュンの39歳の誕生日である5月29日、本拠地・大田のハンファ生命イーグルスパークでのSSGランダース戦にて引退と永久欠番指定のセレモニーを実施する。
(文責 : ふるりん)