DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  パク・キョンワン、球団史上初の永久欠番に

 SKは10日、2013年シーズン終了後現役を引退し、2軍監督に就任したパク・キョンワン(41)が現役時代につけていた背番号26を永久欠番にすると発表した。
パク・キョンワンは1991年サンバンウル(1999年シーズン限りで消滅)でプロ生活を始め、強打の捕手として台頭した。1998年現代(2007年シーズン限りで消滅)へトレードで移籍し、2000年40本塁打本塁打王となり、チームの韓国シリーズ優勝に貢献した。2002年オフ、FAでかつて在籍していたサンバンウルの選手が多く在籍していたSKへと移籍し、2004年には34本塁打で2度目の本塁打王となった。そして現代で2度(1998,2000)、SKで3度(2007,2008,2010)と合計5度の韓国シリーズ優勝を経験した名捕手として地位を確立した。国際大会では2000年シドニー五輪、2008年北京五輪、2009年WBC(ワールドベースボールクラシック)、2010年広州アジア大会などに韓国代表として出場している。
 史上最長となるプロ23年間の通算成績は2043試合に出場、打率.249、1480安打、314本塁打(捕手史上最多)、995打点、75盗塁。2000年の球団創設以降初となる永久欠番を定めたSKは、4月5日、本拠地・文鶴野球場でのハンファ戦でパク・キョンワンの引退を惜しみ、永久欠番を称えるセレモニーを実施する予定。