SKは10日、2013年シーズン終了後現役を引退し、2軍監督に就任したパク・キョンワン(41)が現役時代につけていた背番号26を永久欠番にすると発表した。
パク・キョンワンは1991年サンバンウル(1999年シーズン限りで消滅)でプロ生活を始め、強打の捕手として台頭した。1998年現代(2007年シーズン限りで消滅)へトレードで移籍し、2000年40本塁打で本塁打王となり、チームの韓国シリーズ優勝に貢献した。2002年オフ、FAでかつて在籍していたサンバンウルの選手が多く在籍していたSKへと移籍し、2004年には34本塁打で2度目の本塁打王となった。そして現代で2度(1998,2000)、SKで3度(2007,2008,2010)と合計5度の韓国シリーズ優勝を経験した名捕手として地位を確立した。国際大会では2000年シドニー五輪、2008年北京五輪、2009年WBC(ワールドベースボールクラシック)、2010年広州アジア大会などに韓国代表として出場している。
史上最長となるプロ23年間の通算成績は2043試合に出場、打率.249、1480安打、314本塁打(捕手史上最多)、995打点、75盗塁。2000年の球団創設以降初となる永久欠番を定めたSKは、4月5日、本拠地・文鶴野球場でのハンファ戦でパク・キョンワンの引退を惜しみ、永久欠番を称えるセレモニーを実施する予定。