ハンファは12日、先日FAを申請したカン・ドンウ外野手(35)と契約期間1年、契約金1億5000万ウォン、年俸1億5000万ウォンの総額3億ウォンで再契約し、残留が決まった。
2008年シーズンオフ、キアを自由契約となり、ハンファへと移籍したベテラン外野手のカン・ドンウは、センターのレギュラーと1番打者に定着し、かつてサムソン、トゥサンで活躍していたころの力を取り戻すと、2009年シーズンは128試合に出場、打率.302、10本塁打、48打点、27盗塁の成績を残し、圧倒的な最下位に沈んだチームで数少ない輝きを放った選手だった。そしてオフにはプロ12年目にして初のFAを取得して申請し、年俸8000万ウォン増と倍増以上を勝ち取った。プロ通算成績は1094試合に出場、打率.272、944安打、56本塁打、358打点、101盗塁。
なお、同じくFAを申請していたキム・テギュン、イ・ボムホの2人の主力打者は、現所属球団との優先交渉期間が終わる12日のうちに交渉がまとまらず、13日から他球団との交渉を始めることになると思われる。特に2009年WBC(ワールドベースボールクラシック)で韓国代表の4番打者として活躍したチームの顔、キム・テギュンには球団史上最高額の契約を提示したが、海外へ進出したいという本人の希望が強く、交渉は決裂した。
(11月12日現在の為替レート:1億ウォンは約773万円。)
(文責 : ふるりん)