ハンファは11月27日、ベネズエラ出身のカルロス・スベロ新監督(48)と契約した。任期は2021年から3年で、年俸などは双方合意のもと公開しないことになった。
カルロス・スベロ新監督は1991年から1995年までカンザスシティロイヤルス、ピッツバーグパイレーツ、テキサスレンジャースなどMLB(メジャーリーグベースボール)傘下のマイナーリーグや、1997年にインディペンデントリーグのビッグサウスリーグなどで主に遊撃手として活躍した。現役引退後はマイナーリーグのコーチとなり、2016年からミルウォーキーブルワースの一塁・内野コーチとなった。2017年にはWBC(ワールドベースボールクラシック)のベネズエラ代表のコーチ、2019年にはWBSCプレミア12のベネズエラ代表監督を務めた。2019年シーズン終了後にブルワースのコーチを退任していた。
ハンファとしては初の外国人監督であり、2020年はプロ野球タイ記録となる18連敗を記録、6月にはハン・ヨンドク監督が辞任し残り試合はチェ・ウォンホ監督代行が指揮するも2014年以来6年ぶりの最下位と低迷したチームの再建が託された。なお、2021年シーズンは2020年より指揮を執るキアのマット・ウィリアムス監督、ハンファのカルロス・スベロ新監督と、プロ野球史上初めて外国人監督のチームが2チーム以上存在することになる。
(文責 : ふるりん)