DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

イ・サンホとユン・ヒョンジュン(ユン・デヨン)のトレード発表

 NCダイノスとLGツインスは11月27日、イ・サンホ内野手(31)とユン・ヒョンジュン内野手(26)のトレードを発表した。

 右打者のイ・サンホは高校卒業後の2010年にロッテへ入団したが一軍出場はなく、移籍したNCで2013年に103試合に出場し、25盗塁を記録するなど代走や控えの内野手として一軍に定着した。2018年には自身最多の114試合に出場した。2020年は82試合に出場、打率.131、0本塁打、4打点、6盗塁の成績で出場機会が減り、チームが初優勝を決めた韓国シリーズにも出場しなかった。NCでのプロ8年間の通算成績は607試合に出場、打率.269、1本塁打、58打点、80盗塁。

 右打者のユン・ヒョンジュンは高校卒業後の2013年にNCへ入団し、当時はユン・デヨンだった。一軍出場のないまま、2015年シーズン終了後の余剰戦力を対象とした2次ドラフトでLGへ移籍した。その後軍隊へ入隊し警察野球団に所属、2017年は二軍選手が主に出場するフューチャースリーグ北部リーグで24本塁打、98打点と活躍した。除隊後、2018年は一軍初出場を含む11試合に出場した。しかし2019年2月に飲酒運転事故を起こし任意脱退選手となった。その後改名し、2020年2月に任意脱退選手から解除されLGへ復帰した。2020年は一軍出場はなく、フューチャースリーグで29試合に出場した。今回のトレードで5年ぶりにNCへ復帰することになった。なおLGツインスのイ・ジョンボムコーチ(元中日)は母方の叔父であり、キウムのイ・ジョンフ外野手は従弟にあたる。

 

(文責 : ふるりん