NCダイノスとLGツインスは11月27日、イ・サンホ内野手(31)とユン・ヒョンジュン内野手(26)のトレードを発表した。
右打者のイ・サンホは高校卒業後の2010年にロッテへ入団したが一軍出場はなく、移籍したNCで2013年に103試合に出場し、25盗塁を記録するなど代走や控えの内野手として一軍に定着した。2018年には自身最多の114試合に出場した。2020年は82試合に出場、打率.131、0本塁打、4打点、6盗塁の成績で出場機会が減り、チームが初優勝を決めた韓国シリーズにも出場しなかった。NCでのプロ8年間の通算成績は607試合に出場、打率.269、1本塁打、58打点、80盗塁。
右打者のユン・ヒョンジュンは高校卒業後の2013年にNCへ入団し、当時はユン・デヨンだった。一軍出場のないまま、2015年シーズン終了後の余剰戦力を対象とした2次ドラフトでLGへ移籍した。その後軍隊へ入隊し警察野球団に所属、2017年は二軍選手が主に出場するフューチャースリーグ北部リーグで24本塁打、98打点と活躍した。除隊後、2018年は一軍初出場を含む11試合に出場した。しかし2019年2月に飲酒運転事故を起こし任意脱退選手となった。その後改名し、2020年2月に任意脱退選手から解除されLGへ復帰した。2020年は一軍出場はなく、フューチャースリーグで29試合に出場した。今回のトレードで5年ぶりにNCへ復帰することになった。なおLGツインスのイ・ジョンボムコーチ(元中日)は母方の叔父であり、キウムのイ・ジョンフ外野手は従弟にあたる。
(文責 : ふるりん)