DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

ポストシーズン速報(11.20)

トゥサン2勝目

2020年 韓国シリーズ 第3戦

NC 6-7 トゥサン  (ソウル・高尺)

(勝)パク・チグク 1勝  (セーブ)イ・スンジン 1S  (敗)イム・ジョンホ 1敗

本塁打) NC : ナ・ソンボム 1号  トゥサン : フェルナンデス 2号 

 

 1勝1敗で迎えた韓国シリーズ第3戦は、中立地の高尺スカイドームで開催された。

 

 NCは1回表にトゥサンの先発チェ・ウォンジュンから3番ナ・ソンボムの本塁打で1点を先制した。トゥサンは2回裏にNCの先発ライトから5番フェルナンデスの本塁打で1-1の同点に追いつくと、6番キム・ジェホへの四球と7番オ・ジェイルの二塁打でチャンスを作り、8番パク・コヌの内野ゴロの間に2-1と逆転した。NCは3回表にナ・ソンボムの犠牲フライで2-2の同点に追いつくと、相手のパスボールの間に3塁走者が生還し3-2と逆転した。トゥサンは3回裏に3番チェ・ジュファンのタイムリーで3-3の同点に追いつくと、代わったNCの2番手キム・ヨンギュからキム・ジェホの2点タイムリーで5-3と逆転した。

 NCは4回表にトゥサンの2番手ホン・ゴンヒィから2番イ・ミョンギとナ・ソンボムのタイムリーで6-5と逆転した。トゥサンは5回裏に1,3塁のチャンスでNCのショートのノ・ジンヒョクがゴロを捕れず6-6の同点に追いついた。NCの3番手ホン・ソンミンは6回裏まで、トゥサンの3番手キム・ガンニュルは7回表途中まで無失点に抑えた。トゥサンは7回裏にNCの4番手イム・ジョンホからチェ・ジュファンへの死球、代走オ・ジェウォンの盗塁や相手の暴投でチャンスを作ると、代わったNCの5番手キム・ジンソンからキム・ジェホのタイムリーで7-6と逆転した。トゥサンの4番手パク・チグクは8回表まで無失点に抑えた。

f:id:takefumif:20201121061723j:plain

7回裏の決勝タイムリーなど3打点を記録したトゥサンのキム・ジェホ http://news.khan.co.kr/kh_news/khan_art_view.html?artid=202011202318005&code=980101

 NCの6番手ウォン・ジョンヒョンは8回裏途中から登板し追加点を与えなかった。5番手イ・スンジンは9回表まで相手の反撃を断ち、トゥサンが勝利し対戦成績を2勝1敗とした。先発チェ・ウォンジュンが3回途中で降板するも、5回表以降はリリーフ陣が無失点に抑えた。イ・スンジンはポストシーズン初セーブ。トゥサン打線ではキム・ジェホが3打点と活躍。NCはエラー3個とミスが続き勝ち越しても守り切れなかった。NC打線ではナ・ソンボムが4打点、7番カン・ジンソンが3安打と活躍。

 

 韓国シリーズ第4戦は11月21日14時より高尺スカイドームで開催され、予告先発はトゥサンがキム・ミンギュ(※29試合・1勝2敗1セーブ・防御率4.89)、NCがソン・ミョンギ(※36試合・9勝3敗・防御率3.70)と発表された。

 

(文責:ふるり