DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(9.23) 結果

首位NC4連勝  

 

サムソン 7-8 NC  (昌原)

(勝)ルチンスキー 16勝3敗  (セーブ)ウォン・ジョンヒョン 3勝4敗25S  (敗)イ・スンミン 2敗

本塁打) サムソン : パルカ 5号  NC : クォン・ヒィドン 11号

 サムソンは2回表にNCの先発ルチンスキーから4番パルカの本塁打で1点を先制した。NCは2回裏にサムソンの先発の高卒新人イ・スンミンから6番クォン・ヒィドンの本塁打、1番イ・ミョンギのタイムリーで4-1と逆転した。サムソンは4回表に相手のエラー、7番カン・ハヌルの犠牲フライで2点を返した。NCは4回裏にサムソンの2番手キム・デウから代打イ・ウォンジェのタイムリー、1番イ・ミョンギの犠牲フライ、3番パク・ミヌのタイムリーで4点を追加した。サムソンは5回表に相手のエラーで1点を返し、3番手キム・ユンスは5回裏、4番手イ・サンミンは6回裏に追加点を与えなかった。

 サムソンの5番手ホン・ジョンウは7回裏に追加点を与えなかった。NCの2番手イム・ジョンホは8回表途中まで無失点に抑え、3番手ホン・ソンミンに交代した。6番手イム・ヒョンジュンは8回裏に追加点を与えず、サムソンは9回表にNCの4番手ムン・ギョンチャンから代打ソン・ジュンソクのタイムリー、代わった5番手イム・チャンミンから1番パク・ヘミンのタイムリーなどで計3点を返したが、首位NCが勝利し4連勝となった。6回を4失点に抑えたルチンスキーは最多勝争いトップの16勝目。8位サムソンでは先発イ・スンミンが3回4失点で降板した。

 

 

キウム 13-1 キア  (光州)

 (勝)ブリガム 8勝3敗  (敗)イム・ギヨン 7勝9敗

本塁打) キウム : キム・ハソン 25,26号  キア : ペク・ヨンファン 5号

 キウムは1回表にキアの先発イム・ギヨンから3番ソ・ゴンチャン、5番キム・ハソン、6番イ・ジヨン、7番ラッセルのタイムリーで4点を先制し、2回表にソ・ゴンチャンと4番イ・ジョンフのタイムリー、キム・ハソンの本塁打で4点を追加した。キウムの先発ブリガム(元東北楽天)は6回裏まで無失点に抑えた。キウムは7回表にキアの2番手キム・ヒョンスから8番キム・ウンビンのタイムリーで1点を追加した。キアは7回裏にキウムの2番手オ・ジュウォンから代打ペク・ヨンファンの本塁打で1点を返した。

 キウムは8回表にキアの3番手ソ・ドグォンからソ・ゴンチャンの犠牲フライ、キム・ハソンのこの試合2本目の本塁打で3点を追加し、3番手キム・ソンミンは8回裏を無失点に抑えた。2位キウムは9回表にキアの4番手キム・ジェヨルから途中出場の1番ピョン・サングォンのタイムリーで1点を追加し、4番手チョ・ヨンゴンが9回裏に相手の反撃を断ち勝利した。ブリガムは8勝目。キウム打線ではキム・ハソンが3安打2本塁打5打点、ソ・ゴンチャンが3打点、2番キム・ヘェソンが3安打と活躍。6位キアでは先発イム・ギヨンが2回8失点で降板した。

 

 

KT 10-5 ロッテ  (釜山・社稷

(勝)クエバス 9勝6敗  (敗)サンプソン 5勝10敗

本塁打) KT : チャン・ソンウ 10号  ロッテ : チョン・ジュヌ 20号

 KTは1回表にロッテの先発サンプソンから3番ロハスのタイムリーで1点を先制し、ロッテは1回裏にKTの先発クエバスから4番イ・デホ(元福岡ソフトバンク)の併殺打の間に1-1の同点に追いついた。ロッテは3回裏に3番チョン・ジュヌの2試合連続本塁打で3-1と逆転したが、KTは4回表に相手のエラー、8番チャン・ソンウのタイムリーで3-3の同点に追いついた。KTは5回表に4番カン・ベッコのタイムリーで1点を勝ち越しサンプソンをノックアウトすると、代わったロッテの2番手キム・ゴングクからチャンスを作り、3番手ソ・ジュヌォンからチャン・ソンウの満塁本塁打で4点を追加した。

 ロッテは6回裏にKTの2番手チョ・ヒョヌからチョン・ジュヌへの押し出しの四球、代わった3番手イ・ボグンからイ・デホへの押し出しの四球で計2点を返し、4番手チン・ミョンホは7回表まで追加点を与えなかった。4番手チュ・グォンは7回裏を無失点に抑え、KTは8回表にロッテの5番手キム・デウから1番ペ・ジョンデとロハスのタイムリーで2点を追加した。KTの5番手ハ・ジュンホは8回裏を無失点に抑えた。ロッテの6番手オ・ヒョンテクは9回表に追加点を与えなかった。

 6番手キム・ジェユンは9回裏に相手の反撃を断ち、3位KTが勝利した。5回を3失点に抑えたクエバスは9勝目。KT打線ではチャン・ソンウは3安打1本塁打5打点と活躍。7位ロッテでは先発サンプソンが5回途中6失点で降板した。ロッテ打線ではチョン・ジュヌが1本塁打3打点、1番チョン・フンが3安打と活躍。

 

 

SK 2-6 LG  (ソウル・蚕室)

(勝)ウィルソン 10勝7敗  (敗)ムン・スンウォン 5勝8敗

本塁打) LG : ラモス 35号

 SKは1回表にLGの先発ウィルソンから3番チェ・ジョンの犠牲フライで1点を先制した。LGは1回裏にSKの先発ムン・スンウォンから4番キム・ヒョンスの犠牲フライで1-1の同点に追いつき、3回裏に2番オ・ジファンとキム・ヒョンスのタイムリーで4-1と逆転した。SKは5回表に1番の大卒新人チェ・ジフンの犠牲フライで1点を返し、LGは5回裏に3番ラモスの本塁打で1点を追加した。SKの2番手イ・テヤンは7回裏に追加点を与えなかった。

 LGの2番手チェ・ドンファンは8回表を無失点に抑えた。3位LGは8回裏にSKの3番手シン・ジェウンからキム・ヒョンスのタイムリーで1点を追加し、3番手チョン・ウヨンは9回表に相手の反撃を断ち勝利した。7回を2失点に抑えたウィルソンは2年連続のシーズン10勝目。LG打線ではキム・ヒョンスが4打点、オ・ジファンが3安打1打点と活躍。先発ムン・スンウォンが6回5失点で降板した9位SKは6連敗。SK打線では8番チェ・ヒョヌが3安打と活躍。

 

 

トゥサン 5-6 ハンファ  (大田)

(勝)キム・ジヌク 3勝3敗1S  (セーブ)チョン・ウラム 2勝3敗13S  (敗)キム・ミンギュ 1勝2敗1S

本塁打) ハンファ : バーンズ 4号

 ハンファは1回裏にトゥサンの先発キム・ミンギュから4番バーンズの満塁本塁打、7番ソン・グァンミンのタイムリーで5点を先制し、3回裏に8番チェ・ジンヘンのタイムリーで1点を追加した。トゥサンは4回表にハンファの先発キム・ジヌクから7番ホ・ギョンミンの内野ゴロの間に1点を返し、2番手キム・ミョンシンは5回裏まで追加点を与えなかった。トゥサンは6回表にハンファの2番手パク・サンウォンからホ・ギョンミンのタイムリー、代わった3番手の大卒新人カン・ジェミンから1番パク・コヌのタイムリー、2番チョン・スビンの犠牲フライで計3点を返した。トゥサンの3番手イ・ヒョンスンは6回裏に追加点を与えなかった。

 ハンファの4番手キム・ジニョンは7回表を無失点に抑えた。トゥサンの4番手パク・チグクは7回裏に追加点を与えなかった。ハンファの5番手ユン・デギョンは8回表を無失点に抑えた。5番手ユン・ミョンジュンは8回裏に追加点を与えず、トゥサンは9回表にハンファの6番手チョン・ウラムから4番キム・ジェファンのタイムリーで1点を返したが、最下位ハンファが勝利し3連勝となった。5回を1失点に抑えたキム・ジヌクは3勝目。5位トゥサンでは先発キム・ミンギュが4回途中6失点で降板した。トゥサン打線では5番チェ・ジュファンが4安打と活躍。

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ハンファのキム・ジヌクは3勝目で3連勝に貢献 https://www.yna.co.kr/view/PYH20200923257200063?input=1196m

 

【レギュラーシーズン 順位表】

(9月23日時点)

         試合  勝   敗   分  勝率

1.NC    112  67  42  3  .615

2.キウム   119  69  49  1     .585

3.LG    115  64  48  3  .571

3.KT    113  64  48     1    .571

5.トゥサン  114  59  51  4  .536

6.キア    111  59  52  0  .532

7.ロッテ   112  57  54  1  .514

8.サムソン  113  50  62  2  .446

9.SK    116  38  77  1  .330

10.ハンファ  114    34  78  2  .304

 

(文責 : ふるりん