NCダイノスとキアタイガーズは8月12日、チャン・ヒョンシク投手(25)とキム・テジン内野手(24)、ムン・ギョンチャン投手(28)とパク・チョンス投手(24)の2対2交換トレードを発表した。
右腕チャン・ヒョンシクは高校卒業後の2013年にNCへ入団、2017年に主に先発として起用され自己最多の9勝を記録した。だがその後不振に陥り、2019年は主にリリーフで53試合に登板した。2020年シーズンは8月11日まで9試合に登板し1勝を記録した。左打者のキム・テジンは高校卒業後の2014年にNCへ入団、2019年に自己最多の123試合に出場したが、2020年シーズンは8月11日まで37試合の出場にとどまっていた。
右腕ムン・ギョンチャンは大学卒業後の2015年にキアへ入団し、2019年シーズン途中から抑えをつとめ24セーブを記録、WBSCプレミア12に韓国代表としても出場した。2020年シーズンは8月11日までに10セーブのみで、防御率5.25と内容も悪く抑えの座をチョン・サンヒョンに譲っていた。右腕パク・チョンスは高校卒業後の2015年にキアへ入団し、8月11日までに一軍では未勝利も2020年シーズンは8試合に登板している。
現在首位のNCは抑えとして起用していたウォン・ジョンヒョンが不調で、代役としてムン・ギョンチャンを検討しているとみられる。5位のキアは先発の経験もあるチャン・ヒョンシク、内野も外野も守れるユーティリティープレイヤーのキム・テジンを加えて投打ともに層を厚くし、今後し烈となる順位争いに備えたとみられる。
(文責 : ふるりん)