DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(8.6) 結果

7位ロッテ4連勝

 

NC 4-1 ハンファ  (大田)

(勝)ルチンスキー 11勝1敗  (セーブ)ウォン・ジョンヒョン 3勝3敗17S  (敗)キム・ジヌク 1勝2敗

本塁打) NC : ノ・ジンヒョク 13号、ナ・ソンボム 19号

 ハンファは4回裏にNCの先発ルチンスキーから4番チェ・ジンヘンの本塁打で1点を先制し、先発チャン・シファンは6回表まで無失点に抑えた。NCは7回表にハンファの2番手キム・ジヌクから7番ノ・ジンヒョクの本塁打で3-1と逆転すると、7回裏から2番手ペ・ジェファンを登板させた。NCは8回表にハンファの3番手ユン・ホソルから3番ナ・ソンボムの本塁打で1点を追加し、3番手イム・ジョンホと4番手ホン・ソンミンは8回裏を無失点に抑えた。

 ハンファの5番手ソン・ユンジュンと6番手ユン・デギョンは9回表に追加点を与えなかった。5番手ウォン・ジョンヒョンは9回裏に相手の反撃を断ち、首位NCが勝利し3連敗から脱出した。6回を1失点に抑えたルチンスキーは最多勝争いトップの11勝目。最下位ハンファはチャン・シファンの好投に報いることができなかった。

f:id:takefumif:20200806232731j:plain

NCは7回表にノ・ジンヒョクの本塁打で逆転 https://www.yna.co.kr/view/AKR20200806169200007?input=1195m

 

 

KT 2-3 キウム  (ソウル・高尺)

(勝)ハン・ヒョンヒィ 6勝5敗  (セーブ)チョ・サンウ 3勝1敗18S  (敗)クエバス 5勝3敗

本塁打) KT : ロハス 27号  キウム : パク・ピョンホ 18号

 KTは1回表にキウムの先発ハン・ヒョンヒィから3番ロハス本塁打で2点を先制した。キウムは4回裏にKTの先発クエバスから5番キム・ウンビンの犠牲フライ、6番パク・ピョンホの本塁打で2-2の同点に追いつき、5回裏に2番キム・ハソンの内野ゴロの間に3-2と逆転した。KTの2番手チョ・ヒョヌは7回裏途中まで追加点を与えなかった。

 キウムの2番手アン・ウジンと3番手イ・ヨンジュンは8回表を無失点に抑えた。KTの3番手イ・ボグンは8回裏まで追加点を与えなかった。4番手チョ・サンウは9回表を無失点に抑え、2位キウムが勝利した。7回を2失点に抑えたハン・ヒョンヒィは6勝目。先発クエバスが6回途中3失点で降板したKTは6位に後退。

 

 

サムソン 2-5 トゥサン  (ソウル・蚕室)

(勝)チェ・ウォンジュン 5勝  (セーブ)イ・ヒョンスン 2勝2S  (敗)ライブリー 1勝5敗

 サムソンは1回表にトゥサンの先発チェ・ウォンジュンから3番ク・ジャウクの内野ゴロの間に1点を先制した。トゥサンは1回裏にサムソンの先発ライブリーから6番キム・ジェホのタイムリー、7番パク・セヒョクへの押し出しの四球、8番キム・インテのタイムリーで4-1と逆転した。 サムソンは4回表に9番パク・ケェボムのタイムリーで1点を返した。サムソンの2番手キム・ユンスは追加点を与えなかった。トゥサンの2番手ユン・ミョンジュンは7回表途中まで無失点に抑えた。

 トゥサンは7回裏にサムソンの3番手イ・スンヒョンから5番チェ・ジュファンのタイムリーで1点を追加し、3番手ホン・ゴンヒィは8回表まで無失点に抑えた。サムソンの4番手ホン・ジョンウは9回表に追加点を与えなかった。4番手イ・ヒョンスンは9回表に相手の反撃を断ち、3位トゥサンが勝利した。5回を2失点に抑えたチェ・ウォンジュンは5勝目。8位サムソンでは先発ライブリーが6回途中4失点で降板した。

 

 

LG 1-13 キア  (光州)

(勝)ブルックス 7勝3敗  (敗)イム・チャンギュ 7勝4敗

本塁打) キア : タッカー 18号、ハン・スンテク 7,8号、チェ・ウォンジュン 1号 

 キアは4回裏にLGの先発イム・チャンギュから3番タッカーの本塁打で2点を先制し、5回裏に8番ハン・スンテクの本塁打、4番チェ・ヒョンウのタイムリーで3点を追加しイム・チャンギュをノックアウトした。キアは6回裏にLGの2番手ソン・ウンボムから途中出場の1番キム・ホリョンのタイムリーで1点を追加した。LGは7回表にキアの先発ブルックスから5番キム・ミンソンの犠牲フライで1点を返した。

 キアは7回裏にLGの3番手チョン・ヨンウンから6番ユ・ミンサンのタイムリー、代わった4番手ヨ・ゴヌクからハン・スンテクのこの試合2本目の本塁打で4点、8回裏に途中出場の5番チェ・ウォンジュンの本塁打で3点を追加した。2番手ナム・ジェヒョンが9回表に相手の反撃を断ち、キアが勝利し4連敗から脱出、単独5位に浮上した。8回を1失点に抑えたブルックスは7勝目。キア打線ではハン・スンテクが2本塁打3打点と活躍。先発イム・チャンギュが5回途中5失点で降板したLGは連勝が3で止まり4位に後退。

f:id:takefumif:20200806233150j:plain

キアのハン・スンテクは1試合2本塁打を記録 https://www.yna.co.kr/view/PYH20200806259700054?input=1196m

 

 

ロッテ 8-2 SK  (仁川)

(勝)ストレイリー 6勝3敗  (敗)キム・ジュハン 6敗

本塁打) ロッテ : ハン・ドンヒィ 10号、マチャド 7号  SK : チェ・ジョン 18号 

 SKは1回裏にロッテの先発ストレイリーから3番チェ・ジョンの本塁打で1点を先制し、3回裏にチェ・ジョンの犠牲フライで1点を追加した。ロッテは4回表にSKの先発キム・ジュハンからチャンスを作ると、代わった2番手キム・ジョンビンから5番ハン・ドンヒィと6番マチャドへの連続の押し出しの四球、9番ミン・ビョンホンへの押し出しの四球で3-2と逆転し、さらに代わった3番手キム・セヒョンから1番チョン・フンと2番ソン・アソプのタイムリーで3点を追加した。ロッテは5回表にSKの4番手チョ・ヨンウからハン・ドンヒィとマチャドの2者連続本塁打で2点を追加した。

 SKの5番手キム・テフンは6回表、6番手イ・テヤンは7回表、7番手シン・ジェウンは8回表に追加点を与えなかった。ロッテの2番手キム・ゴングクは8回裏を無失点に抑えた。SKの8番手パク・ヒィスは9回表に追加点を与えなかった。3番手の高卒新人チェ・ジュニョンは9回裏に相手の反撃を断ち、7位ロッテが勝利し4連勝となった。7回を2失点に抑えたストレイリーは6勝目。先発キム・ジュハンが4回途中3失点で降板した9位SKは7連敗。

 

【レギュラーシーズン 順位表】

(8月6日時点)

         試合  勝   敗   分  勝率

1.NC     73  46  25  2  .648

2.キウム    78  46  32  0     .590

3.トゥサン   76  43  32  1  .573

4.LG     76  42  33  1  .560

5.キア     73  39  34  0  .534

6.KT     74  38  35     1    .521

7.ロッテ    72  37  35  0  .514

8.サムソン   76  36  39  1  .480

9.SK     76  24  51  1  .320

10.ハンファ     76  20  55  1  .267

 

(文責 : ふるりん