DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(5.17) 結果

首位NC6連勝、最下位SK9連敗
 

キウム 9-4 LG  (ソウル・蚕室)

(勝)ヨキシュ 2勝  (敗)チャ・ウチャン 2勝1敗

 (本塁打) キウム : パク・トンウォン 2号、ソ・ゴンチャン 2号、イ・ジョンフ 3号

 キウムは2回表にLGの先発チャ・ウチャンから6番パク・トンウォンの本塁打、2番キム・ハソンのタイムリーで2点を先制し、4回表にキム・ハソンと3番イ・ジョンフのタイムリーで3点を追加した。キウムは6回表にLGの2番手ヨ・ゴヌクから1番ソ・ゴンチャンとイ・ジョンフの本塁打で2点を追加し、先発ヨキシュは6回裏まで無失点に抑えた。キウムは7回表にLGの3番手チェ・ドンファンからソ・ゴンチャンのタイムリーで2点を追加した。LGは7回裏にキウムの2番手キム・ジェウンから途中出場の4番キム・ヨンウィの内野ゴロの間に1点、8回裏にキウムの3番手イム・ギュビンから9番ペク・スンヒョンのタイムリー、途中出場の1番ホン・チャンギの犠牲フライで2点を返した。

 4番手リュ・ウォンソクは9回表に追加点を与えず、LGは9回裏にキウムの4番手ヤン・ヒョンから途中出場の6番パク・チェウクの2016年7月以来の打点となるタイムリーで1点を返した。だが5番手チョ・サンウが相手の反撃を断ち、ネクセンが勝利し4連敗から脱出した。6回を無失点に抑えたヨキシュは2勝目。キウム打線ではソ・ゴンチャンが3安打1本塁打3打点、イ・ジョンフが3安打1本塁打2打点、8番イ・ジヨンが3安打と活躍。先発チャ・ウチャンが4回5失点で降板したLGは連勝が6で止まった。

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キウムは4連敗から脱出、ヨキシュは2勝目。 https://sports.chosun.com/news/ntype.htm?id=202005180100140500010029&servicedate=20200517

 

 

トゥサン 6-4 キア  (光州)

(勝)アルカンタラ 2勝1敗  (セーブ)ハム・トクチュ 1S  (敗)ブルックス 1敗

 (本塁打) キア : タッカー 5号

 トゥサンは1回表にキアの先発の新外国人ブルックスから3番オ・ジェイルの内野ゴロの間に1点を先制し、4回表に7番ホ・ギョンミンのタイムリーで1点を追加した。キアは4回裏にトゥサンの先発の新外国人アルカンタラから3番タッカーの2試合連続本塁打で1点を返した。トゥサンは5回表にオ・ジェイルのタイムリーで2点、6回表にキアの2番手イ・ジュニョンから9番チョン・スビンのタイムリーで1点を追加した。キアの3番手チョン・サンヒョンは7回表途中まで追加点を与えなかった。トゥサンは8回表にキアの4番手パク・チュンピョからチョン・スビンのタイムリーで1点を追加し、8回裏から2番手ユン・ミョンジュンが登板した。

 キアの5番手ホン・ゴンヒィは追加点を与えなかった。キアは9回裏にトゥサンの3番手イ・ヒョンスンから代打ファン・デインの2016年5月以来の打点となるタイムリー、相手のエラー、代わった4番手ハム・トクチュから相手の送球が間に合わず計3点を返したが、トゥサンが勝利した。7回を1失点に抑えたアルカンタラは2勝目。トゥサン打線ではオ・ジェイルが3打点、チョン・スビンが3安打2打点、ホ・ギョンミンが4安打1打点と活躍。キアでは先発ブルックスが6回途中5失点で降板した。

 

 

NC 11-5 SK  (仁川)

 (勝)ルチンスキー 2勝  (敗)ペク・スンゴン 1敗

本塁打) NC : パク・ミヌ 1号、カン・ジンソン 3号、アルテール 2号、ナ・ソンボム 4号

 NCは1回表にSKの先発ペク・スンゴンから1番パク・ミヌの先頭打者本塁打で1点を先制した。SKは2回裏にNCの先発ルチンスキーから1番チョン・ジンギと2番オ・ジュンヒョクのタイムリーで2-1と逆転した。NCは3回表に6番カン・ジンソンの本塁打で4-2と逆転し、5回表にSKの2番手チョ・ヨンウからカン・ジンソンの犠牲フライ、途中出場の7番キム・チャンヒョンのタイムリー、代わったSKの3番手パク・ヒィスから8番クォン・ヒィドンのタイムリーで3点を追加した。

 NCは6回表に2番の新外国人アルテールと3番ナ・ソンボムの2者連続本塁打で3点、7回表にSKの4番手イ・ウォンジュンから4番ヤン・ウィジへの押し出しの四球で1点を追加し、2番手カン・ドンヨンは7回裏を無失点に抑えた。SKの5番手キム・ジュオンは8回表まで追加点を与えなかった。NCの3番手ペ・ジェファンは8回裏を無失点に抑えた。SKの6番手ソ・ジニョンは9回表に追加点を与えなかった。SKは9回裏にNCの4番手ソン・ミョンギから3番ロマック(元横浜DeNA)と5番チェ・ジョンのタイムリーで3点を返した。

 5番手キム・ゴンテが相手の反撃を断ちNCが勝利し6連勝となり、開幕から10勝1敗で首位を維持した。6回を2失点に抑えたルチンスキーは2勝目。NC打線ではカン・ジンソンが1本塁打4打点、クォン・ヒィドンが3安打1打点と活躍。先発ペク・スンゴンが3回4失点で降板し、9連敗となったSKは開幕から1勝10敗と最下位に沈んでいる。

 

  

ロッテ 4-5 ハンファ  (大田)

(勝)アン・ヨンミョン 1勝1敗  (敗)キム・デウ 1敗

本塁打) ロッテ : マチャド 4号、チョン・ジュヌ 4号、ハン・ドンヒィ 1号

 ロッテの先発イ・スンホンは3回裏に相手の打球を頭部に受け降板した。ハンファは3回裏に代わったロッテの2番手ソン・スンジュンから3番ハ・ジュソクへの押し出しの四球、4番イ・ソンヨルのタイムリーで3点を先制し、4回裏に8番キム・フェソンの犠牲フライで1点を追加した。ロッテは5回表にハンファの先発キム・ミヌから6番の新外国人マチャドの本塁打で1点を返し、3番手コ・ヒョジュン、4番手オ・ヒョンテク、5番手パク・チンヒョンの継投で6回裏まで追加点を与えなかった。

 ロッテは8回表にハンファの2番手パク・サンウォンから2番チョン・ジュヌの本塁打で2点を返し、6番手パク・シヨンは8回裏途中まで追加点を与えなかった。ロッテは9回表にハンファの3番手キム・ジニョンから7番ハン・ドンヒィの本塁打で4-4の同点に追いつき、7番手キム・ウォンジュンは9回裏まで無失点に抑え、試合は延長に突入した。4番手アン・ヨンミョンは11回表を無失点に抑え、ハンファは11回裏にロッテの8番手キム・デウから相手のボークでサヨナラ勝ちし、延長戦を制した。ロッテは9回表に同点とするも、延長戦でまさかの結末が待っていた。


  

サムソン 2-9 KT  (水原)

 (勝)デスパイネ 1勝  (敗)ライブリー 3敗

本塁打) KT : カン・ベッコ 4号

  KTは1回裏にサムソンの先発ライブリーから3番チョ・ヨンホのタイムリー、4番カン・ベッコの犠牲フライで2点を先制した。サムソンは2回表にKTの先発の新外国人デスパイネから5番パク・ケェボムのタイムリーで1点を返した。KTは2回裏にサムソンの2番手ノ・ソンホから相手のエラーで2点を返した。サムソンは3回表に2番キム・ドンヨプのタイムリーで1点を返した。KTは3回裏にサムソンの3番手クォン・オジュンから9番ペ・ジョンデのタイムリー、1番シム・ウジュンの犠牲フライで2点、5回裏にサムソンの4番手イ・スンヒョンから8番の高卒新人カン・ヒョヌのタイムリーで1点を追加した。

 KTは6回裏にカン・ベッコの本塁打で2点を追加し、2番手チョン・ユスは7回表を無失点に抑えた。サムソンの5番手チェ・ジグァンは7回裏に追加点を与えなかった。KTの3番手ハ・ジュンホは8回表を無失点に抑えた。サムソンの6番手イム・ヒョンジュンは8回裏に追加点を与えなかった。4番手リュ・ヒィウンは9回表に相手の反撃を断ち、KTが勝利し3連勝となった。6回を2失点に抑えたデスパイネは韓国初勝利。KT打線ではカン・ベッコが1本塁打3打点と活躍。先発ライブリーが手に打球を受け1回2失点で降板したサムソンは3連敗。

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韓国初勝利を挙げたKTのデスパイネhttps://sports.chosun.com/news/ntype.htm?id=202005170100141350010087&servicedate=20200517

 

(文責 : ふるりん