DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(5.16) 結果

LG6連勝、NC5連勝  SK8連敗

 

キウム 1-3 LG  (ソウル・蚕室:ダブルヘッダー第1戦)

(勝)ケリー 1勝  (セーブ)チョン・ウヨン 1勝1S  (敗)ブリガム 1敗

 (本塁打) LG : チョン・ジュヒョン 2号

 LGは5回裏にキウムの先発ブリガム(元東北楽天)から6番パク・ヨンテクのタイムリーで1点を先制し、先発ケリーは6回表まで無失点に抑えた。LGは6回裏に9番チョン・ジュヒョンの本塁打、途中出場の5番ペク・スンヒョンの2018年5月以来の打点となるタイムリーで2点を追加しブリガムをノックアウトした。キウムの2番手オ・ジュウォンはこの回追加点を与えなかった。

 キウムの3番手キム・ジェユンも7回裏に追加点を与えなかった。LGの2番手イ・サンギュは8回表途中で3番手チン・ヘスに交代した。キウムは9回表にLGの4番手チョン・ウヨンから代打パク・トンウォンのタイムリーで1点を返したが、LGが勝利し5連勝となった。ケリーは2020年シーズン初勝利。先発ブリガムが6回途中3失点で降板したキウムは3連敗。 

 

 

キウム 3-5 LG  (ソウル・蚕室:ダブルヘッダー第2戦)

(勝)ヨ・ゴヌク 1勝  (セーブ)ソン・ウンボム 1敗1S  (敗)ヤン・ヒョン 1勝1敗1S

 (本塁打) LG : ラモス 4号

 キウムは2回表にLGの先発チョン・チャンホンから7番イ・テックンのタイムリー、相手の暴投で3点を先制した。LGは3回裏にキウムの先発ハン・ヒョンヒィから6番パク・ヨンテクのタイムリーで2点を返した。キウムの2番手キム・サンスは6回裏を無失点に抑えた。LGの2番手の高卒新人キム・ユンシクは7回表に追加点を与えなかった。キウムの3番手イ・ヨンジュンは7回裏を無失点に抑えた。

 3番手ヨ・ゴヌクは8回表に追加点を与えず、LGは8回裏にキウムの4番手ヤン・ヒョンから4番の新外国人ラモスの本塁打で3-3の同点に追いつくと、代わった5番手オ・ジュウォンからチャンスを拡大し、5番手キム・テフンから代打チェ・ウンソン、代打キム・ヨンウィのタイムリーで2点を勝ち越した。4番手ソン・ウンボムは9回表に相手の反撃を断ち、LGが勝利し6連勝となった。ヨ・ゴヌクはSK在籍時の2014年10月以来となる勝利。ソン・ウンボムはハンファから移籍後の初セーブ。中継ぎ陣がリードを守れなかったキウムは4連敗。

 

 

トゥサン 4-13 キア  (光州)

(勝)ヤン・ヒョンジョン 2勝1敗  (敗)イ・ヨンチャン 1敗

 (本塁打) トゥサン : チェ・ジュファン 3号  キア : ナ・ジワン 2号、タッカー 4号

 キアは1回裏にトゥサンの先発イ・ヨンチャンから2番タッカーのタイムリー、5番ナ・ジワンの本塁打で4点を先制し、3回裏にタッカーの本塁打で1点、4回裏にタッカーの走者一掃となるタイムリーで3点を追加した。トゥサンは6回表にキアの先発ヤン・ヒョンジョンから5番チェ・ジュファンの本塁打で2点を返した。キアは6回裏にトゥサンの2番手パク・チグクからタッカーと4番チェ・ヒョンウのタイムリーで2点を追加した。

 キアの2番手パク・チュンピョは7回表を無失点に抑えた。トゥサンの3番手クォン・ヒョクは7回裏に追加点を与えなかった。3番手キム・ミョンチャンは8回表を無失点に抑え、キアは8回裏にトゥサンの4番手パク・シンジからチェ・ヒョンウと7番ファン・ユンホのタイムリーで3点を追加した。トゥサンは9回表にキアの4番手キム・ヒョンジュンから7番ホ・ギョンミンと8番パク・セヒョクのタイムリーで2点を返したが、キアが勝利した。6回を2失点に抑えたヤン・ヒョンジョンは2勝目。キア打線ではタッカーが4安打1本塁打7打点、ファン・ユンホが4安打2打点と活躍。トゥサンの先発イ・ヨンチャンは4回8失点で降板した。

 

 

NC 2-1 SK  (仁川)

 (勝)ペ・ジェファン 1勝  (セーブ)ウォン・ジョンヒョン 1勝4S  (敗)キム・ジュオン 2敗

本塁打) SK : ハン・ドンミン 5号

 SKは2回裏にNCの先発キム・ヨンギュから5番ハン・ドンミンの本塁打で1点を先制し、先発キム・テフンは7回表まで無失点に抑えた。NCの2番手ペ・ジェファンは7回裏に追加点を与えなかった。NCは8回表にSKの2番手キム・ジュオンから8番キム・テグンのタイムリーで1-1の同点に追いつくと、代わった3番手パク・ミンホから代打パク・ミヌのタイムリーで2-1と逆転した。

 NCの3番手イム・ジョンホ、4番手パク・チヌ、5番手カン・ユングは8回裏を無失点に抑えた。SKの4番手パク・ヒィスは9回表に追加点を与えなかった。 6番手ウォン・ジョンヒョンは9回裏に相手の反撃を断ち、NCが勝利し5連勝となった。先発キム・テフンが7回を無失点に抑えるもSKは8連敗で、開幕後まだ1勝しかしていない。

 

  

ロッテ 5-1 ハンファ  (大田)

(勝)ノ・ギョンウン 1勝  (敗)サーポルド 1勝1敗

 ロッテは2回表にハンファの先発サーポルドから9番キム・ジュンテのタイムリーで1点を先制した。ハンファは3回裏にロッテの先発ノ・ギョンウンからダブルスチールの間に1-1の同点に追いついた。ロッテは5回表に4番イ・デホ(元福岡ソフトバンク)のタイムリーで1点を勝ち越した。ロッテは7回裏に2番手パク・チンヒョン、3番手コ・ヒョジュン、4番手チン・ミョンホの継投で無失点に抑え、8回表にハンファの2番手キム・ジニョンから8番ハン・ドンヒィのタイムリーで1点を追加した。

 4番手ク・スンミンは8回裏を無失点に抑え、ロッテは9回表にハンファの3番手シン・ジョンナクからチャンスを作ると、代わった4番手イム・ジュンソプから2番チョン・ジュヌのタイムリーと相手のエラーで2点を追加した。ハンファの5番手キム・ジョンスは追加点を与えなかった。5番手キム・ウォンジュンは9回裏に相手の反撃を断ち、ロッテが勝利した。6回を1失点に抑えたノ・ギョンウンは2018年10月以来の勝利。ロッテ打線ではチョン・ジュヌが3安打1打点と活躍。先発サーポルドが7回を2失点に抑えるもハンファは打線がつながらなかった。

 

f:id:takefumif:20200516213628j:plain

2018年10月以来の勝利をあげたロッテのノ・ギョンウン。 http://www.spotvnews.co.kr/?mod=news&act=articleView&idxno=356880

  

サムソン 4-10 KT  (水原)

 (勝)キム・ミン 1勝  (敗)ユン・ソンファン 1敗

 KTは1回裏にサムソンの先発ユン・ソンファンから4番ユ・ハンジュンへの押し出しの四球、5番ロハスのタイムリー、6番ファン・ジェギュンの犠牲フライで4点を先制し、2回裏に3番カン・ベッコのタイムリー、ユ・ハンジュンの犠牲フライで2点を追加した。KTは3回裏にサムソンの2番手キム・デウから9番ペ・ジョンデのタイムリーで1点を追加した。サムソンは5回表にKTの先発キム・ミンから1番キム・サンスへの押し出しの四球、2番キム・ドンヨプのタイムリーで3点を返した。

 KTは5回裏にペ・ジョンデのタイムリーで2点を追加し、2番手チョン・ユスは7回表を無失点に抑えた。KTは7回裏にサムソンの3番手チャン・ジフンから1番シム・ウジュンのタイムリーで1点を追加した。サムソンは8回表にKTの3番手ハ・ジュンホから4番イ・ウォンソクのタイムリーで1点を返し、4番手キム・ユンスは8回裏まで追加点を与えなかった。

 4番手イ・デウン(元千葉ロッテ)は9回表に相手の反撃を断ち、KTが勝利した。6回を3失点に抑えたキム・ミンは2020年シーズン初勝利。KT打線ではペ・ジョンデが3打点、カン・ベッコが3安打1打点、2番キム・ミンヒョクが3安打と活躍。サムソンの先発ユン・ソンファンは2回6失点で降板した。

 

(文責 : ふるりん