DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(5.15) 結果

NC4連勝  SK7連敗

 

 LG-キウム(ソウル・蚕室)は雨天により順延、5月16日14時からダブルヘッダーで実施。

 

トゥサン 13-4 キア  (光州)

(勝)ユ・ヒィグァン 1勝1敗  (敗)イム・ギヨン 2敗

 (本塁打) トゥサン : オ・ジェウォン 2号、リュ・ジヒョク 1号、ホ・ギョンミン 1号

 キアは1回裏にトゥサンの先発ユ・ヒィグァンから3番タッカーのタイムリーで1点を先制した。トゥサンは2回表にキアの先発イム・ギヨンから7番パク・セヒョクのタイムリーで1-1の同点に追いつき、4回表に1番パク・コヌのタイムリーで2-1と逆転しイム・ギヨンをノックアウトした。さらにこの回代わったキアの2番手イ・ジュニョンから2番フェルナンデスと3番オ・ジェイルのタイムリーで3点を追加した。3番手コ・ヨンチャンは5回表を無失点に抑え、キアは5回裏に相手のエラーで1点を返した。

 トゥサンは6回表にキアの4番手ピョン・シウォンからオ・ジェイルのタイムリーなどで2点、7回表にパク・セヒョクと8番ホ・ギョンミンのタイムリーで2点を追加し、2番手チェ・ウォンジュンは7回裏まで無失点に抑えた。キアは8回裏にトゥサンの3番手パク・チグクから9番チェ・ウォンジュンの内野ゴロ、相手のエラーの間に2点を返した。トゥサンは9回表にキアの5番手パク・チンテから途中出場の5番オ・ジェウォンと6番リュ・ジヒョクの2者連続本塁打、8番ホ・ギョンミンの本塁打で4点を追加した。

 4番手イ・ヒョンボムが9回裏に相手の反撃を断ち、トゥサンが勝利した。5回を2失点に抑えたユ・ヒィグァンは2020年シーズン初勝利。トゥサン打線ではフェルナンデスとパク・セヒョクが3安打2打点と活躍。キアでは先発イム・ギヨンが4回途中5失点で降板した。

 

 

NC 6-2 SK  (仁川)

 (勝)カン・ドンヨン 1勝  (敗)ソ・ジニョン 1敗

本塁打) SK : オ・ジュンヒョク 1号

 NCは3回表にSKの先発ムン・スンウォンから1番パク・ミヌのタイムリーで1点を先制し、4回表に8番キム・テグンのタイムリーで1点を追加した。SKは6回裏にNCの先発イ・ジェハクから2番オ・ジュンヒョクのキア在籍時の2016年5月以来となる本塁打で1点を返した。SKは7回表から2番手キム・ジョンビン、NCは7回裏から2番手キム・ゴンテを登板させた。

 SKの3番手パク・ミンホは8回表まで追加点を与えなかった。NCの3番手パク・チヌと4番手カン・ユングは8回裏まで無失点に抑えた。SKの4番手ハ・ジェフン(元東京ヤクルト)は9回表に追加点を与えなかった。SKは9回裏にNCの5番手イム・チャンミンから7番キム・チャンピョンのタイムリーで2-2の同点に追いつき、試合は延長に突入した。

 NCは10回表にSKの5番手ソ・ジニョンから代打ヤン・ウィジとキム・テグンのタイムリーで3点を勝ち越すと、代わった6番手チョ・ヨンウからパク・ミヌのタイムリーで1点を追加した。5番手カン・ドンヨンが相手の反撃を断ち、NCが勝利し4連勝となった。カン・ドンヨンはトゥサン在籍時の2018年10月以来となる勝利。NC打線ではパク・ミヌが4安打2打点と活躍。先発ムン・スンウォンが6回2失点と好投するも援護のなかったSKは7連敗。

 

 

ロッテ 1-2 ハンファ  (大田)

(勝)キム・イファン 1勝  (セーブ)チョン・ウラム 1敗3S  (敗)ストレイリー 1勝1敗

 ロッテは1回表にハンファの先発キム・イファンから5番チョン・フンのタイムリーで1点を先制した。ハンファは5回裏にロッテの先発の新外国人ストレイリーから3番ハ・ジュソクのタイムリーで1-1の同点に追いつくと、代わった2番手チン・ミョンホから4番イ・ソンヨルの内野ゴロの間に2-1と逆転した。ロッテは6回裏から3番手オ・ヒョンテク、ハンファは7回表から2番手シン・ジョンナクを登板させた。

 ロッテの4番手ク・スンミンは7回裏まで追加点を与えなかった。ハンファの3番手パク・サンウォンは8回表まで無失点に抑えた。ロッテの5番手パク・シヨンは8回裏に追加点を与えなかった。4番手チョン・ウラムは9回表に相手の反撃を断ちハンファが勝利した。6回を1失点に抑えたキム・イファンは2020年シーズン初勝利。ロッテでは先発ストレイリーが5回途中2失点で降板した。

 

  

サムソン 6-14 KT  (水原)

 (勝)ソ・ヒョンジュン 2勝  (敗)クォン・オジュン 1敗

本塁打) KT : ロハス 2号、パク・キョンス 2号、ユ・ハンジュン 2号

 サムソンは1回表にKTの先発の高卒新人ソ・ヒョンジュンから4番イ・ウォンソクの犠牲フライで1点を先制した。KTは1回裏にサムソンの先発ウォン・テインから2番キム・ミンヒョクの内野ゴロの間に1-1の同点に追いつくと、2回裏に8番チャン・ソンウのタイムリーで2-1と逆転した。サムソンは4回表に6番イ・ソンギュの内野ゴロの間に2-2の同点に追いつくと、7番キム・ホンゴンと8番カン・ミンホのタイムリーで4-2と逆転した。KTは4回裏に5番ロハス本塁打で1点を返した。

 サムソンは5回表に3番ク・ジャウクのタイムリーで1点を追加した。KTは5回裏に3番カン・ベッコのタイムリーで5-5の同点に追いつくと、6回裏にサムソンの2番手クォン・オジュンから代打チョ・ヨンホのタイムリーで6-5と逆転した。サムソンの3番手イム・ヒョンジュンは追加点を与えなかった。KTの2番手チュ・グォンは7回表途中から登板し無失点に抑えた。KTは7回裏にサムソンの4番手チャン・ピルジュンから6番ファン・ジェギュンのタイムリー、7番パク・キョンスの本塁打、代わった5番手キム・ユンスから1番シム・ウジュンのタイムリー、相手のエラーや4番ユ・ハンジュンの本塁打で計8点を追加した。

 サムソンは9回表にKTの3番手イ・ソヌからイ・ウォンソクのタイムリーで1点を返したが、KTが勝利し4連敗から脱出した。7回途中まで5失点に抑えたソ・ヒョンジュンは2勝目。KT打線ではシム・ウジュンが3安打1打点、9番ペ・ジェソンが3安打と活躍。サムソンは6回以降投打のバランスが崩れてしまった。サムソン打線では2番キム・サンスが3安打と活躍。

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6回裏のチョ・ヨンホのタイムリーでKTがシーズン初勝利 https://sports.donga.com/article/all/20200515/101065339/1

 

(文責 : ふるりん