DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(10.13) 結果

首位KT、4位トゥサンに敗れる

 

KT 3-5 トゥサン (ソウル・蚕室)

(勝)ホン・ゴンヒィ 6勝6敗2S  (セーブ)キム・ガンニュル 2勝20S  (敗)イ・デウン 3勝2敗1S

 KTは2回表にトゥサンの先発ミランダ(元福岡ソフトバンク)から6番チャン・ソンウのタイムリーで1点を先制した。トゥサンは2回裏にKTの先発ペ・ジェソンから8番パク・セヒョクの内野ゴロの間に1-1の同点に追いついた。KTは3回表に2番ファン・ジェギュンのタイムリー、4番ユ・ハンジュンの犠牲フライで2点を勝ち越した。トゥサンは6回裏に代打チェ・ヨンジェの2点タイムリーで3-3の同点に追いつき、7回裏にKTの2番手イ・デウン(元千葉ロッテ)から3番パク・コヌの犠牲フライで4-3と逆転した。

 トゥサンの2番手ホン・ゴンヒィは8回表まで無失点に抑えた。トゥサンは8回裏にKTの3番手パク・シヨンから相手の暴投で1点を追加した。トゥサンの3番手キム・ガンニュルは9回表を無失点に抑え、4位トゥサンが勝利した。首位KTでは打線がつながらなかった。

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ホン・ゴンヒィ(トゥサン)は6勝目 https://sports.donga.com/article/all/20211013/109695341/1

 

 

サムソン 5-3 キア (光州)

(勝)モンゴメリー 2勝3敗  (セーブ)オ・スンファン 2敗40S  (敗)タカハシ 1勝2敗

本塁打) サムソン : キム・ドンヨプ 4号、ピレラ 27号

 キアは2回裏にサムソンの先発モンゴメリーから7番イ・チャンジンのタイムリーで1点を先制した。サムソンは3回表にキアの先発の新外国人タカハシから7番キム・ドンヨプの本塁打で1-1の同点に追いつき、4回表に4番ピレラ(元広島)のタイムリーで2-1と逆転した。サムソンは5回表に3番オ・ジェイルのタイムリーで2点を追加した。キアは5回裏に2番キム・ソンビンのタイムリーで1点を返した。キアは7回裏にサムソンの2番手ムン・ヨンイクからチャンスを作ると、代わったサムソンの3番手チェ・ジグァンから2番キム・ソンビンのタイムリーで1点を返した。

 キアの2番手イ・ジュニョンは8回表途中まで無失点に抑えた。サムソンは8回表にキアの3番手ソ・ドグォンからピレラの本塁打で1点を追加した。サムソンの4番手ウ・ギュミンは無失点に抑えた。サムソンの5番手オ・スンファン(元阪神)は9回裏を無失点に抑え、2位サムソンが勝利した。6回を2失点に抑えたモンゴメリーは2勝目。9位キアでは先発タカハシが6回4失点で降板した。キア打線ではキム・ソンビンが3安打2打点と活躍。

 

 

LG 4-4 ロッテ (釜山・社稷

 LGは2回表にロッテの先発ストレイリーから送球の隙をついて走者が生還し1点を先制し、4回表に6番の高卒新人イ・ヨンビンと7番ムン・ボギョンのタイムリーで3点を追加した。ロッテは4回裏にLGの先発イム・チャンギュから9番チュ・ジェヒョンのタイムリーなどで2点を返した。ロッテの2番イ・ガンジュンと3番手キム・ユヨンは6回表に追加点を与えなかった。ロッテは6回裏にLGの2番手ペク・スンヒョンから1番マチャドのタイムリーで1点を返すと、代わったLGの3番手チェ・ソンフンから2番ソン・アソプのタイムリーで4-4の同点に追いついた。

 ロッテの4番手ク・スンミンは7回表、5番手フランコは8回表をそれぞれ無失点に抑えた。LGの4番手イ・ジョンヨンも8回裏まで無失点に抑えた。6番手キム・ウォンジュンは9回表を無失点に抑えた。LGの5番手コ・ウソクは9回裏を無失点に抑え、試合は9回を終えても同点だったが規定により3位LGにとっては2試合連続の引き分けとなった。8位ロッテでは4番チョン・ジュヌが3安打と活躍。

 

 

NC 2-8 キウム (ソウル・高尺)

(勝)アン・ウジン 6勝8敗   (敗)パーソンズ 3勝7敗

本塁打) NC : パク・チュニョン 8号  キウム : クレイグ 5号

 キウムは1回裏にNCの先発パーソンズから4番パク・ピョンホのタイムリーで1点を先制した。NCは5回表にキウムの先発アン・ウジンから7番パク・チュニョンの本塁打で2-1と逆転した。キウムは6回裏に3番イ・ジョンフとパク・ピョンホのタイムリー、6番クレイグの本塁打で6-2と逆転した。キウムは7回裏にNCの2番手キム・ヨンギュからチャンスを作ると、代わったNCの3番手ウォン・ジョンヒョンからクレイグのタイムリーで2点を追加した。

 キウムの2番手の大卒新人キム・ソンジンは8回表を無失点に抑えた。NCの4番手パク・チヌは8回裏を無失点に抑えた。キウムの3番手の高卒新人キム・ジュンヒョンは9回表を無失点に抑え、5位キウムが勝利した。7回を2失点に抑えたアン・ウジンは6勝目。キウム打線ではパク・ピョンホが3打点、イ・ジョンフが3安打1打点、2番キム・ヘェソンが3安打と活躍。7位NCでは先発パーソンズが6回6失点で降板した。

 

【レギュラーシーズン 順位表】

(10月13日時点)

            試合   勝   敗   分   勝率

1.KT     130  71  52  7      .577

2.サムソン   132  70  54  8   .565

3.LG     127  66  52  9   .559

4.トゥサン   128  64  59  5   .520

5.キウム    130  63  61  6   .508

6.SSG    132  60  60  12  .500

7.NC     127  59  61  7   .492

8.ロッテ       131    60     65    6      .480

9.キア        128    50     70       8      .417

10.ハンファ     133     47       76    10     .382

 

 (文責 : ふるりん