ロッテジャイアンツは11月22日、2020年シーズンの外国人選手としてエイドリアン・サンプソン投手(28)と契約金33万9700ドル、年俸50万ドルの総額83万9700ドル、ディクソン・マチャド内野手(27)と契約金20万ドル、年俸30万ドル、オプション10万ドルの総額最大60万ドルで契約した。
アメリカ合衆国出身の右腕エイドリアン・サンプソンは2012年、MLB(メジャーリーグベースボール)・ピッツバーグパイレーツと契約、2016年にシアトルマリナーズで初めてメジャーリーグに昇格した。その後テキサスレンジャースへ移籍、2019年シーズンはレンジャースで35試合に登板、6勝8敗、防御率5.89の成績だった。メジャーリーグでの3年間の通算成績は41試合に登板、6勝12敗、防御率5.71。マイナーリーグでの7年間の通算成績は146試合に登板、43勝37敗、防御率3.94。
ベネズエラ出身の右打者ディクソン・マチャドは2009年、MLB・デトロイトタイガースと契約し、2015年に初めてタイガースでメジャーリーグに昇格した。2017年と2018年はタイガースでメジャーリーグに出場したが、2019年シーズンはシカゴカブス傘下のAAA級マイナーリーグのチームで102試合に出場、打率.261、17本塁打、65打点、9盗塁の成績だった。メジャーリーグでの4年間の通算成績は172試合に出場、打率.227、2本塁打、37打点、2盗塁。マイナーリーグでの10年間の通算成績は934試合に出場、打率.247、38本塁打、326打点、135盗塁。主に二塁とショートを守っていた。
2019年シーズン終了時点でロッテが契約していた3人の外国人選手、ブルックス・ラリー投手、ブロック・ダイクソーン投手、ジェイコブ・ウィルソン内野手の去就は未定。
(11月22日時点の為替レート:10万ドルが1086万3660円。)
(文責:ふるりん)