DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  新外国人野手アンディー・バーンズと契約  ラリーと再契約

 ロッテは8日、2017年シーズンの新外国人選手としてアンディー・バーンズ内野手(26)と年俸65万ドルで契約した。
 アメリカ合衆国出身の右打者アンディ・バーンズは、2011年よりメジャーリーグベースボール(MLB)・トロントブルージェイズ傘下のマイナーリーグチームに所属し、2016年ブルージェイズで初めてメジャーリーグに昇格し10試合に出場したが無安打に終わった。ブルージェイズ傘下のAAA級マイナーリーグチームでは111試合に出場、打率.230、8本塁打、38打点、13盗塁の成績だった。マイナーリーグでの通算6年間の成績は610試合に出場、打率.264、55本塁打、283打点、87盗塁。二塁、三塁、遊撃などを守れる内野のユーティリティープレイヤーは、2017年のFA選手として移籍の可能性もある主力三塁手ファン・ジェギュンの去就が未定のロッテにおいて、重要な役割を果たすと思われる。
 
 また、2015年よりロッテと契約している外国人選手ブルックス・ラリー投手(28)は、前年比17万ドル増の年俸85万ドルで再契約した。アメリカ合衆国出身の左腕ラリーは2015年に11勝を記録し、2016年は31試合に登板、8勝10敗、防御率4.34の成績で2年連続10勝以上とはならなかったものの、安定して先発ローテーションを守ったことが評価されたようで、ロッテで3年目のシーズンを迎えることになった。これでロッテジャイアンツの2017年シーズンの外国人選手枠3名は先日契約した新外国人選手パーカー・マーケル投手と、今回契約したアンディー・バーンズ、再契約したブルックス・ラリーで埋まった。
 
(1月8日現在の為替レート:10万ドルが1169万1000円。)


(文責:ふるりん