DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(4.14) 結果

NC4連勝で首位浮上 

 

キア 4-2 SK  (仁川)

(勝)ホン・ゴンヒィ 1勝  (セーブ)キム・ユンドン 1勝4S  (敗)ムン・スンウォン 1敗

本塁打)キア : ハン・スンテク 2号、イ・チャンジン 1号

 SKは2回裏にキアの先発ホン・ゴンヒィから7番チェ・ハンのタイムリーで1点を先制した。キアは5回表にSKの先発ムン・スンウォンから8番ハン・スンテクの2試合連続本塁打で1-1の同点に追いつき、2番イ・チャンジンのプロ6年目にしての初本塁打で3-1と逆転した。キアは7回表にSKの2番手パク・ミンホからチャンスを作り、代わった3番手ハ・ジェフン(元東京ヤクルト)から3番リュ・スンヒョンのタイムリーで1点を追加した。

 キアの2番手コ・ヨンチャン、3番手イム・ギジュン、4番手イ・ミヌは無失点に抑えた。SKの4番手イ・スンジンは9回表まで追加点を与えなかった。SKは9回裏にキアの5番手キム・ユンドンから代打キム・ガンミンのタイムリーで1点を返したが、キアが勝利した。6回を1失点に抑えたホン・ゴンヒィは2017年9月以来の勝利。6回を3失点に抑えたムン・スンウォンは打線の援護に恵まれなかった。


 

トゥサン 8-0 LG  (ソウル・蚕室)
(勝)イ・ヨンハ 2勝  (敗)ペ・ジェジュン 3敗

 トゥサンは1回表にLGの先発ペ・ジェジュンから2番パク・コヌの併殺打の間に1点を先制し、4回表に7番キム・ジェホと8番シン・ソンヒョン(元広島)のタイムリーで2点を追加した。さらに5回表にLGの2番手チェ・ドンファンから相手のエラー、代わった3番手チン・ヘスから6番パク・セヒョクの内野ゴロの間やシン・ソンヒョンの犠牲フライで計3点を追加した。

 トゥサンは6回表にLGの4番手キム・デヒョンから4番キム・ジェファンのタイムリー、パク・セヒョクの犠牲フライで2点を追加した。LGの5番手新・ジョンナクは8回表に追加点を与えなかった。トゥサンの先発イ・ヨンハは8回裏まで無失点に抑えた。LGの6番手の高卒新人チョン・ウヨンは9回表に追加点を与えなかった。2番手イ・ヒョンホは9回裏に相手の反撃を断ち、トゥサンが完封リレーで勝利した。イ・ヨンハは2勝目。トゥサン打線では2番の新外国人フェルナンデスが3安打と活躍。LGでは先発ペ・ジェジュンが5回途中5失点で降板し、打線も沈黙した。

 

 

ハンファ 3-2 キウム  (ソウル・高尺)
(勝)チョン・ウラム 2勝  (敗)オ・ジュウォン 2敗

本塁打)ハンファ : チェ・ジェフン 2号

 ハンファは1回表にキウムの先発イ・スンホから4番ホイングのタイムリーで1点を先制し、2回表に6番チェ・ジェフンの本塁打で1点を追加した。キウムは4回裏にハンファの先発チャン・ミンジェから4番サンズのタイムリーで1点を返し、6回裏に3番チャン・ヨンソクのタイムリーで2-2の同点に追いついた。ハンファの2番手アン・ヨンミョンは7回裏まで無失点に抑えた。

 ハンファは8回裏から3番手キム・ボムス、4番手パク・サンウォンを登板させた。キウムの2番手ハン・ヒョンヒィは9回表まで無失点に抑えた。試合はこのまま延長戦に突入し、ハンファは10回表にキウムの3番手オ・ジュウォンからチェ・ジェフンのタイムリーで1点を勝ち越した。キウムの4番手ユン・ヨンサムは追加点を与えなかった。5番手チョン・ウラムは10回裏に相手の反撃を断ち、ハンファが勝利し4連敗から脱出した。ハンファ打線ではチェ・ジェフンが4安打1本塁打2打点と活躍。ネクセン打線ではサンズが3安打1打点、2番ソ・ゴンチャンが3安打と活躍。

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10回表の決勝タイムリーなど4安打1本塁打2打点を記録したハンファのチェ・ジェフン(http://www.newsis.com/view/?id=NISX20190414_0000620115&cID=10502&pID=10500 より)。

 

 

KT 12-14 サムソン  (大邱
(勝)チェ・チェフン 2勝  (セーブ)チャン・ピルジュン 1勝1S  (敗)キム・ミン 4敗

本塁打)KT : ユ・ハンジュン 1号  サムソン : ラフ 3号、イ・ウォンソク 3号、パク・ヘミン 2号

  KTは1回表にサムソンの先発チェ・チェフンから5番ユ・ハンジュンの本塁打で3点を先制し、サムソンは1回裏にKTの先発キム・ミンから4番ラフの本塁打で3-3の同点に追いついた。サムソンは3回裏にラフのタイムリーで4-3と逆転し、5回裏にラフのタイムリーで1点を追加した。サムソンは7回裏にKTの2番手チョン・ユスから3番ク・ジャウクのタイムリーで1点、代わった3番手チュ・グォンから5番イ・ウォンソクの満塁本塁打、4番手の高卒新人チョン・ヨンジュから9番キム・ミンスの犠牲フライ、相手のエラー、2番パク・ヘミンの本塁打で計9点を追加した。

 KTは8回表にサムソンの2番手イ・スンヒョンから3番カン・ベッコ、途中出場の5番ペ・ジョンデ(ペ・ピョンウクだった2016年6月以来の打点)、7番ユン・ソンミンのタイムリーで4点を返し、5番手の高卒新人ソン・ドンヒョンは8回裏を無失点に抑えた。KTは9回表にサムソンの3番手キム・デウから途中出場の4番キム・ジンゴン(2017年10月以来の打点)、ペ・ジョンデのタイムリー、ユン・ソンミンのタイムリー、代わった4番手チャン・ピルジュンから9番シム・ウジュンへの押し出しの四球で計5点を返したが、サムソンが勝利した。

 7回を3失点に抑えたチェ・チェフンは2勝目。サムソン打線ではラフが3安打1本塁打5打点、ク・ジャウクが3安打1打点と活躍。KTでは先発キム・ミンが6回途中5失点で自身4連敗となった。KT打線ではカン・ベッコとユン・ソンミンが3安打2打点、2番ファン・ジェギュンは3安打、ペ・ジョンデは3打点と活躍。

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1回裏の同点本塁打など3安打5打点を記録したサムソンのラフ(https://news.imaeil.com/Baseball/2019041413350821191 より)。


 

ロッテ 1-8 NC  (昌原)
(勝)キム・ヨンギュ 3勝  (敗)ソン・スンジュン 1敗

本塁打)NC : ヤン・ウィジ 5号、パク・ソンミン 5号

 NCは1回裏にロッテの先発ソン・スンジュンから6番クォン・ヒィドンのタイムリーで2点を先制し、3回裏にロッテの2番手パク・シヨンから4番ヤン・ウィジの本塁打と8番イ・ウソンのタイムリーで2点を追加すると、先発キム・ヨンギュは5回表まで無失点に抑えた。NCは5回裏に5番パク・ソンミンの2試合連続本塁打、代わったロッテの3番手の高卒新人ソ・ジュヌォンからイ・ウソンの犠牲フライで計2点を追加した。

 NCは6回裏にパク・ソンミンのタイムリーと相手のエラーで2点を追加し、2番手ペク・ミンソは7回表まで無失点に抑えた。ロッテの4番手イ・インボクは7回裏、5番手ソン・スンナクは8回裏をそれぞれ無失点に抑えた。ロッテは9回表にNCの3番手キム・ゴンテから途中出場の8番キム・ジュンテの内野ゴロの間に1点を返したが、NCが勝利し4連勝となった。キム・ヨンギュは3勝目。先発ソン・スンジュンが1回2失点で降板したロッテは6連敗。

 

【レギュラーシーズン 順位表】

(4月14日時点)

         試合  勝  敗  分  勝率

1.NC     19  13 6  0  .684

2.SK     19  12 6  1  ,667

3.トゥサン   19  12 7  0  .632

4.キウム    19  10 9  0  .526

.LG     19  10 9  0  .526

6.キア     18  8  9  1  .471

7.ハンファ   19  8 11  0  .421

7.サムソン   19  8 11  0  .421

9.ロッテ    19  7 12  0  .368

10.KT     20  6 14    0  .300


(文責 : ふるりん