DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

   6位キア5連敗  サムソン4連勝で7位浮上

 7月14日の2018年プロ野球オールスター戦(蔚山)開催のため、レギュラーシーズンは中断され7月17日より再開される。


トゥサン 4−11 KT  (水原)
(勝)クム・ミンチョル 6勝5敗  (敗)ユ・ヒィグァン 3勝6敗
本塁打) トゥサン : キム・ジェファン 28号  KT : パク・キョンス 16,17号、ファン・ジェギュン 10号、ロハス 22号
 KTは1回裏にトゥサンの先発ユ・ヒィグァンから3番パク・キョンスの本塁打で1点を先制し、2回裏に 9番パク・キヒョクのタイムリー、2番ロハスへの押し出しの四球、パク・キョンスの2打席連続本塁打となる満塁本塁打で6点を追加した。KTは3回裏にトゥサンの2番手イ・ヨンハから6番ファン・ジェギュンの本塁打で1点を追加した。トゥサンは4回表にKTの先発クム・ミンチョルから4番キム・ジェファンの本塁打で1点を返した。KTは4回裏にロハス本塁打で1点、6回裏にトゥサンの3番手イ・ヒョンホからパク・キョンス、4番ユ・ハンジュンのタイムリーで2点を追加した。
 トゥサンは7回表にKTの2番手コ・ヨンピョから9番イ・ウソンのタイムリーで1点を返し、4番手ホン・サンサムはは追加点を与えなかった。KTの3番手ホン・ソンヨンは8回表、トゥサンの5番手キム・ガンニュルは8回裏を無失点に抑えた。トゥサンは9回表にKTの4番手キム・ジェユンから途中出場の8番オ・ジェイルの犠牲フライ、イ・ウソンのタイムリーで2点を返したが、9位KTが勝利した。5回を1失点に抑えたクム・ミンチョルは6勝目。KT打線ではパク・キョンスが3安打2本塁打6打点、7番オ・テゴンが3安打と活躍。首位トゥサンではユ・ヒィグァンが2回7失点で降板した。トゥサン打線では6番オ・ジェウォンが3安打と活躍。
 

ネクセン 1−4 ハンファ  (大田)
(勝)ウィーラー 3勝9敗  (セーブ)チョン・ウラム 4勝27S  (敗)シン・ジェヨン 5勝6敗
本塁打) ハンファ : イ・ソンヨル 18号
 ハンファは2回裏にネクセンの先発シン・ジェヨンから6番イ・ソンヨルの本塁打、2番カン・ギョンハクのタイムリーで2点を先制した。ネクセンは3回表にハンファの先発ウィーラーから4番パク・ピョンホのタイムリーで1点を返した。ハンファは6回表から2番手キム・ジェヨンを登板させ、6回裏にネクセンの2番手キム・ドンジュンからチャンスを作ると、代わった3番手ヤン・ヒョンから9番チェ・ジェフンの併殺打の間に1点を追加した。
 3番手キム・ボムスは無失点に抑え、ハンファは8回裏にネクセンの4番手イ・スンホから5番キム・テギュン(元千葉ロッテ)のタイムリーで1点を追加した。ハンファの4番手イ・テヤン、ネクセンの5番手オ・ジュウォンは無失点に抑えた。5番手チョン・ウラムが相手の反撃を断ち、2位ハンファが勝利した。5回を1失点に抑えたウィーラーは3勝目。5位ネクセンではシン・ジェヨンが5回途中2失点で降板した。


SK 7−4 LG  (ソウル・蚕室)
(勝)キム・テフン 5勝3敗  (セーブ)シン・ジェウン 1勝2敗7S  (敗)チャ・ウチャン 7勝7敗
本塁打) SK : キム・ドンヨプ 22号  LG : ガルシア 4号 
 SKは1回表にLGの先発チャ・ウチャンから4番キム・ドンヨプのタイムリーで1点を先制し、3回表に5番イ・ジェウォンの併殺打、相手の暴投の間に2点を追加した。LGは3回裏にSKの先発パク・チョンフンから3番パク・ヨンテク、5番チェ・ウンソンのタイムリーで3-3の同点に追いついた。SKは5回表にキム・ドンヨプの本塁打で1点を勝ち越し、6回表に9番キム・ガンミン、2番ハン・ドンミンのタイムリーで3点を追加しチャ・ウチャンをノックアウトした。
 LGの2番手シン・ジョンナクは追加点を与えず、7回裏にSKの3番手ソ・ジニョンから途中出場の6番ガルシアの本塁打で1点を返した。LGの3番手キム・ジヨン、4番手チン・ヘスは8回表を無失点に抑えた。SKの4番手チョン・ヨンイル、5番手チェ・ビョンニョンも無失点に抑えた。LGの5番手チョン・チャンホンは追加点を与えなかった。6番手シン・ジェウンが9回裏に相手の反撃を断ち、3位SKが勝利した。4位LGではチャ・ウチャンが6回途中7失点で降板した。


キア 3−4 NC  (馬山)
(勝)イ・ジェハク 3勝9敗  (セーブ)イ・ミンホ 2勝1敗9S  (敗)イム・ギヨン 5勝7敗
本塁打) キア : チェ・ヒョンウ 13号  NC : イ・ウォンジェ 5号、ナ・ソンボム 15号
 キアは2回表にNCの先発イ・ジェハクから8番キム・ミンシクのタイムリーで1点を先制した。NCは2回裏にキアの先発イム・ギヨンから6番イ・ウォンジェの本塁打で1-1の同点に追いつき、3回裏に3番ナ・ソンボムの本塁打で3-1と逆転した。キアは6回表に4番チェ・ヒョンウの本塁打で1点を返した。NCは6回裏にキアの2番手キム・ユンドンからイ・ウォンジェの犠牲フライで1点を追加した。
 キアは8回表にNCの2番手ユ・ウォンサンからチャンスを作ると、代わった3番手キム・ジンソンから3番アン・チホンの犠牲フライで1点を返し、3番手イム・ギジュンは追加点を与えなかった。4番手イ・ミンホは9回表に相手の反撃を断ち、最下位NCが4連勝となった。6回を2失点に抑えたイ・ジェハクは3勝目。6位キアはイム・ギヨンが6回途中4失点で降板し5連敗。キア打線では1番イ・ミョンギが3安打と活躍。


ロッテ 4−8 サムソン  (浦項
(勝)イ・スンヒョン 1勝  (セーブ)シム・チャンミン 4勝13S  (敗)キム・ウォンジュン 4勝3敗
本塁打)  サムソン : ソン・ジュイン 2号
 サムソンは1回裏にロッテの先発キム・ウォンジュンから5番キム・ホンゴンのタイムリーで1点を先制した。ロッテは2回表にサムソンの先発の高卒新人ヤン・チャンソプから6番ミン・ビョンホンと8番シン・ボンギのタイムリーで2-1と逆転した。サムソンは2回裏に9番キム・ソンフンのタイムリーで2-2の同点に追いつき、3回表から2番手クォン・オジュンを登板させた。ロッテは4回表にサムソンの3番手パク・クンホンからチャンスを作り、代わった4番手イ・スンヒョンから2番ムン・ギュヒョンの併殺打の間に1点を勝ち越した。
 サムソンは4回裏に1番パク・ヘミンの2点タイムリーで4-3と逆転し、5回裏にロッテの2番手ノ・ギョンウンから相手の送球判断ミスで1点を追加した。5番手ウ・ギュミンは6回表まで無失点に抑え、サムソンは6回裏にノ・ギョンウンから8番ソン・ジュインの本塁打で1点を追加し、代わったロッテの3番手コ・ヒョジュンからチャンスを作り、代わった4番手チャン・シファンの暴投でもう1点を奪った。サムソンは7回裏にロッテの5番手イ・ミョンウからソン・ジュインへの押し出しの四球で1点を追加し、6番手チェ・チュンヨンは8回表まで無失点に抑えた。
 ロッテの6番手チン・ミョンホは8回裏に追加点を与えなかった。ロッテは9回表にサムソンの7番手ハン・ギジュから4番イ・デホ(元福岡ソフトバンク)のタイムリーで1点を返したが、8番手シム・チャンミンが相手の反撃を断ちサムソンが4連勝となり7位に浮上した。キム・ウォンジュンが5回途中5失点で降板したロッテは3連敗で8位に後退。