DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

LGツインス

チャン・ウォンサム、シム・スチャン、チョン・ミンスと契約


 LGは23日、チャン・ウォンサム投手(35)、シム・スチャン投手(37)、チョン・ミンス外野手(29)と2019年シーズンの契約を結んだことを発表した。LGは2018年8位に低迷し、早くから2019年シーズンに向けて戦力補強に努めている。
 
 左腕チャン・ウォンサムは大学卒業後の2006年に現代へ入団し、プロ1年目から12勝を記録した。現代解散後は2008年よりヒーローズへ移籍したが、2009年シーズンオフにトレードでサムソンへ移籍した。2012年に17勝で最多勝を記録し、2014年までサムソンの韓国シリーズ4連覇に貢献した。しかし2016年以降成績が悪化し、2018年は8試合に登板、3勝1敗、防御率6.16の成績でサムソンを退団することになっていた。2008年北京オリンピック、2009年と2013年のWBCワールドベースボールクラシック)で韓国代表に選ばれている。プロ13年間の通算成績は346試合に登板、121勝93敗1セーブ3ホールド、防御率4.17。
 右腕シム・スチャンは大学卒業後の2004年にLGへ入団し、2006年には自己最多の10勝を記録した。2011年7月、トレードでネクセンへ移籍したが2013年は一軍登板がなく、余剰戦力を対象とした2次ドラフトでロッテへ移籍した。2015年シーズンオフにFA(フリーエージェント)を申請し4年契約でハンファへ移籍した。しかし2018年は3試合のみに登板、勝敗なし、防御率15.43の成績で、シーズン途中の8月に退団した。その後所属球団はなかったが、約8年ぶりに古巣LGへと復帰することになった。プロ15年間の通算成績は385試合に登板、41勝67敗14セーブ24ホールド、防御率5.36。
 左打者チョン・ミンスは高校卒業後の2008年にヒーローズへ入団したが、一軍に定着できず2014年からKTへ移籍した。2016年に一軍で自己最多の74試合に出場、3本塁打、29打点を記録した。2018年は21試合に出場、打率.172、0本塁打、4打点、0盗塁の成績で、シーズン終了後にKTを退団することになっていた。プロ11年間の通算成績は165試合に出場、打率.270、106安打、4本塁打、42打点、7盗塁。