チャン・ウォンサム、シム・スチャン、チョン・ミンスと契約
LGは23日、チャン・ウォンサム投手(35)、シム・スチャン投手(37)、チョン・ミンス外野手(29)と2019年シーズンの契約を結んだことを発表した。LGは2018年8位に低迷し、早くから2019年シーズンに向けて戦力補強に努めている。
左腕チャン・ウォンサムは大学卒業後の2006年に現代へ入団し、プロ1年目から12勝を記録した。現代解散後は2008年よりヒーローズへ移籍したが、2009年シーズンオフにトレードでサムソンへ移籍した。2012年に17勝で最多勝を記録し、2014年までサムソンの韓国シリーズ4連覇に貢献した。しかし2016年以降成績が悪化し、2018年は8試合に登板、3勝1敗、防御率6.16の成績でサムソンを退団することになっていた。2008年北京オリンピック、2009年と2013年のWBC(ワールドベースボールクラシック)で韓国代表に選ばれている。プロ13年間の通算成績は346試合に登板、121勝93敗1セーブ3ホールド、防御率4.17。
右腕シム・スチャンは大学卒業後の2004年にLGへ入団し、2006年には自己最多の10勝を記録した。2011年7月、トレードでネクセンへ移籍したが2013年は一軍登板がなく、余剰戦力を対象とした2次ドラフトでロッテへ移籍した。2015年シーズンオフにFA(フリーエージェント)を申請し4年契約でハンファへ移籍した。しかし2018年は3試合のみに登板、勝敗なし、防御率15.43の成績で、シーズン途中の8月に退団した。その後所属球団はなかったが、約8年ぶりに古巣LGへと復帰することになった。プロ15年間の通算成績は385試合に登板、41勝67敗14セーブ24ホールド、防御率5.36。
左打者チョン・ミンスは高校卒業後の2008年にヒーローズへ入団したが、一軍に定着できず2014年からKTへ移籍した。2016年に一軍で自己最多の74試合に出場、3本塁打、29打点を記録した。2018年は21試合に出場、打率.172、0本塁打、4打点、0盗塁の成績で、シーズン終了後にKTを退団することになっていた。プロ11年間の通算成績は165試合に出場、打率.270、106安打、4本塁打、42打点、7盗塁。