サムソンライオンズは6月3日、2021年シーズンの新外国人選手としてマイク・モンゴメリー投手(31)と年俸45万ドル、インセンティブ5万ドルなど総額最大60万ドルで契約した。
アメリカ合衆国出身の左腕マイク・モンゴメリーは2008年にMLB・カンザスシティロイヤルスと契約、2015年にシアトルマリナースで初めてメジャーリーグに昇格した。2016年7月にトレードでシカゴカブスへ移籍、同年のワールドシリーズ第7戦、延長10回裏の3アウト目を記録しカブスの108年ぶりの優勝に貢献した。2017年から2018年にかけカブスで先発、リリーフともに起用された。
2019年7月にロイヤルスにトレードで移籍、2020年シーズン終了後に自由契約となった。2021年シーズンは当初ニューヨークヤンキースとマイナー契約を結び、ヤンキース傘下のAAA級マイナーリーグチームで4試合に登板、1勝2敗、防御率7.56の成績だった。2020年までのメジャーリーグ通算6年間の成績は183試合に登板、23勝34敗3セーブ2ホールド、防御率3.84。マイナーリーグ通算10年間の成績は174試合に登板、45勝53敗、防御率4.31。
サムソンはマイク・モンゴメリーとの契約により、2021年シーズン当初に契約していた外国人選手ベン・ライブリー投手(29)についてKBO(韓国野球委員会)にウェーバー公示を申請した。ライブリーは2019年シーズン途中の8月にサムソンと契約、同年4勝、2020年6勝を記録した。2021年シーズンは6試合に登板、0勝1敗、防御率4.05の成績で、5月11日のKTウィズ戦で先発登板の予定も肩の痛みを訴え投球せずに交代した。その後肩の手術を受けることを希望したため復帰時期が見通せなくなり、サムソンは代役の外国人選手と契約することにした。ライブリーの韓国での通算3年間の成績は36試合に登板、10勝12敗、防御率4.14。
(文責 : ふるりん)