DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

ネクセンヒーローズ

新外国人投手エリック・ヨキシュと契約  ブリガム(元東北楽天)とサンズは再契約、ハッカーは再契約せず


 ネクセンは23日、2019年シーズンの新外国人選手としてエリック・ヨキシュ投手(29)と年俸・インセンティブを含めて総額50万ドルで契約した。
 アメリカ合衆国出身の左腕エリック・ヨキシュは2010年にMLB(メジャーリーグベースボール)・シカゴカブスと契約し、2014年に初めてカブスメジャーリーグに昇格した。メジャーリーグでの出場はこの年だけで4試合に登板、勝敗なし、防御率1.88の成績だった。その後マイアミマーリンズアリゾナダイヤモンドバックス傘下のマイナーリーグチームに所属し、2018年はオークランドアスレチックス傘下のAAA級マイナーリーグチームで26試合に登板、5勝11敗1セーブ、防御率4.06の成績だった。マイナーリーグ9年間の通算成績は222試合に登板、64勝61敗3セーブ、防御率3.71。
 また、ネクセンは2018年シーズンに外国人選手として契約していたジェイク・ブリガム投手(30・元東北楽天)とは年俸・インセンティブを含め総額90万ドル、ジェリー・サンズ外野手(31)とは年俸・インセンティブを含め総額50万ドルで再契約した。2018年シーズン、韓国2年目のブリガムは31試合に登板、11勝7敗1ホールド、防御率3.84の成績だった。2018年、シーズン途中の8月にネクセンと契約したサンズは25試合に出場、打率.314、12本塁打、37打点、0盗塁の成績だった。
 もう1人契約していたエリック・ハッカー投手(35)はエリック・ヨキシュとの契約が結ばれたこともあり、外国人選手枠3人の関係で2019年シーズンの再契約は結ばれないことになった。ハッカーは2013年から2017年までNCと契約し、2015年には19勝で最多勝を記録した。2018年はシーズン途中の6月にネクセンと契約し14試合に登板、5勝3敗、防御率5.20の成績だった。韓国6年間の通算成績は151試合に登板、61勝37敗、防御率3.66。


(11月23日現在の為替レート:10万ドルが1128万2000円。)