DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン速報(2018.10.14)

トゥサン、プロ野球タイ記録のシーズン93勝

 2018年プロ野球レギュラーシーズンは全日程を終了した。10月16日からポストシーズンが開幕し、ワイルドカード決定戦:ネクセン(レギュラーシーズン4位)-キア(同5位)から始まり、準プレーオフ(ハンファ―ワイルドカード決定戦勝者)、プレーオフ(SK-準プレーオフ勝者)を経て11月上旬の韓国シリーズ(トゥサンープレーオフ勝者)で年間総合優勝を決定する。


トゥサン 5-1 ロッテ  (釜山・社稷
(勝)イ・ヨンハ 10勝3敗  (セーブ)キム・スンフェ 3勝4敗3S  (敗)チョン・ソンジョン 1敗
本塁打)  トゥサン : オ・ジェイル 27号
 ロッテは4回裏にトゥサンの先発イ・ヨンハから4番チョン・ジュヌのタイムリーで1点を先制し、先発ソン・スンジュンは6回表途中まで無失点に抑えた。ロッテの2番手オ・ヒョンテクは無失点に抑えた。トゥサンは7回表にロッテの3番手の大卒新人チョン・ソンジョンから相手の暴投、6番オ・ジェイルの本塁打で3-1と逆転し、7回裏途中から2番手キム・ガンニュルを登板させた。トゥサンは8回表に1番の途中出場のチョン・ミンジェのタイムリーで1点、9回表にロッテの4番手チャン・シファンから8番パク・セヒョクへの押し出しの死球で1点を追加した。
 3番手キム・スンフェは相手の反撃を断ち、レギュラーシーズン優勝を決めたトゥサンが最終戦も勝利し、2016年に自身が達成したシーズン93勝のプロ野球タイ記録に並んだ。7回途中まで1失点に抑えたイ・ヨンハはプロ3年目にして初の2ケタ勝利となる10勝目。2年ぶりにポストシーズン進出に失敗し7位が確定したロッテは打線がつながらず、本拠地での最終戦も勝利できなかった。