DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  6位キア4連勝  8位ロッテ8連敗から脱出

トゥサン 7−10 ネクセン  (ソウル・高尺)
(勝)イ・ボグン 7勝5敗  (セーブ)キム・サンス 1勝2敗17S  (敗)キム・スンフェ 2勝4敗2S
本塁打) トゥサン : チェ・ジュファン 23号、キム・ジェファン 41号、オ・ジェイル 22,23号  ネクセン : パク・ピョンホ 40号
 トゥサンは1回表にネクセンの先発ハン・ヒョンヒィから2番チェ・ジュファンの本塁打で1点を先制した。ネクセンは2回裏にトゥサンの先発フランコフから8番イム・ビョンウク、1番イ・ジョンフのタイムリーで3-1と逆転した。トゥサンは4回表に4番キム・ジェファンと7番オ・ジェイルの本塁打、8番リュ・ジヒョクのタイムリーで4-3と逆転した。ネクセンは5回裏に6番コ・ジョンウクのタイムリーで4-4の同点に追いついた。
 トゥサンは6回表にネクセンの2番手オ・ジュウォンからオ・ジェイルの2打席連続本塁打、チェ・ジュファンの犠牲フライで2点を勝ち越し、7回表にネクセンの3番手キム・ソンミンからオ・ジェイルのタイムリーで1点を追加した。4番手ユン・ヨンサムは追加点を与えず、ネクセンは7回裏にトゥサンの2番手チャン・ウォンジュンからチャンスを作ると、代わった3番手パク・チグクから4番パク・ピョンホの本塁打(韓国での3シーズン連続40本塁打以上は史上初)で7-7の同点に追いついた。ネクセンの5番手イ・ボグンは8回表を無失点に抑えた。
 ネクセンは8回裏にトゥサンの4番手キム・スンフェからチャンスを作ると、代わった5番手ハム・トクチュから3番ソ・ゴンチャンとパク・ピョンホのタイムリーで2点を勝ち越し、6番手の高卒新人パク・シンジから5番キム・ハソンのタイムリーで1点を追加した。6番手キム・サンスが9回表に相手の反撃を断ち4位ネクセンは3連勝となった。ネクセン打線ではパク・ピョンホが3安打1本塁打4打点、ソ・ゴンチャンが3安打1打点と活躍。首位トゥサンではリリーフが機能しなかった。トゥサン打線ではオ・ジェイルが3安打2本塁打3打点、チェ・ジュファンが3安打1本塁打2打点と活躍。


SK 5−9 KT  (水原)
(勝)チュ・グォン 3勝9敗  (敗)キム・テッキョン 2敗
本塁打) KT : ロハス 37号
 SKは4回表にKTの先発クム・ミンチョルから4番イ・ジェウォン、7番チェ・ジョンのタイムリーで2点を先制した。KTは4回裏にSKの先発ムン・スンウォンから7番パク・キョンスのタイムリーで1点を返すと、5回裏に3番ユ・ハンジュンと6番ユン・ソンミンのタイムリーで4-2と逆転し、ムン・スンウォンをノックアウトした。SKは6回表に代打チョン・ウィユンのタイムリーで1点を返すと、代わったKTの2番手イ・ジョンヒョクから8番カン・スンホの2点タイムリーで5-4と逆転した。KTの3番手チョン・ソンゴンは追加点を与えなかった。
 KTは6回裏にSKの2番手パク・チョンベから2番オ・テゴンのタイムリーで5-5の同点に追いつき、4番手コ・チャンソン、5番手ホン・ソンヨン、6番手チュ・グォンの継投で7回表を無失点に抑えた。KTは7回裏にSKの3番手キム・テッキョンから代打イ・ジニョンのタイムリーで1点を勝ち越し、7番手オム・サンベクは8回表を無失点に抑えた。KTは8回裏にSKの4番手チョン・ヨンイルから4番ロハス本塁打で3点を追加した。
 SKの5番手イ・スンジンは追加点を与えなかった。8番手キム・ジェユンが9回表に相手の反撃を断ち、最下位KTが勝利した。KT打線ではユン・ソンミンが3安打1打点と活躍。2位SKは7回表の勝ち越しのチャンスを生かせず3連敗。
 

ハンファ 3−10 NC  (馬山)
(勝)王維中 7勝8敗  (敗)ユン・ギュジン 2勝6敗
 NCは1回裏にハンファの先発ユン・ギュジンから相手のエラー、4番モ・チャンミンの犠牲フライ、7番イ・ウソンと9番チョン・ボムモのタイムリーで5点を先制しユン・ギュジンをノックアウトした。ハンファは2回表にNCの先発王維中から7番ハ・ジュソクと8番チ・ソンジュンのタイムリーで2点を返した。NCは4回裏にハンファの2番手キム・ジニョンから3番ナ・ソンボムのタイムリーで2点を追加した。ハンファは5回表に4番ホイングのタイムリーで1点を返した。
 NCは6回裏にハンファの3番手イム・ジュンソプから2番クォン・ヒィドンのタイムリーで2点を追加し、7回表から2番手チョン・スミンを登板させた。ハンファの4番手アン・ヨンミョンは7回裏を無失点に抑えた。9位NCは8回裏にハンファの5番手ソン・チャンシクからクォン・ヒィドンの犠牲フライで1点を追加し、3番手キム・ジンソンは9回表に相手の反撃を断ち勝利した。6回を3失点に抑えた王維中は7勝目。NC打線ではクォン・ヒィドンが3打点、1番パク・ミヌが3安打と活躍。3位ハンファではユン・ギュジンが1回持たず5失点で降板した。


ロッテ 4−1 LG  (ソウル・蚕室)
(勝)ク・スンミン 6勝2敗  (セーブ)ソン・スンナク 1勝5敗20S  (敗)コ・ウソク 2勝5敗
本塁打) LG : イ・ヒョンジョン 11号
 ロッテは3回表にLGの先発ウィルソンから1番チョン・ジュヌのタイムリーで1点を先制し、先発ノ・ギョンウンは6回途中まで無失点に抑えた。2番手シン・ジョンナクは7回表を無失点に抑え、LGは7回裏にロッテの2番手ク・スンミンから1番イ・ヒョンジョンの本塁打で1-1の同点に追いついた。ロッテは8回表にLGの2番手コ・ウソクからチャンスを作ると、代わった3番手チン・ヘスから相手の送球が本塁に間に合わず1点を勝ち越し、4番手チョン・チャンホンから5番チェ・テインのタイムリーなどで2点を追加した。
 ロッテの3番手コ・ヒョジュンは無失点に抑えた。LGの5番手チェ・ドンファンは追加点を与えなかった。4番手ソン・スンナクは相手の反撃を断ち、8位ロッテが勝利し8連敗から脱出した。ロッテ打線ではチョン・ジュヌが3安打1打点と活躍。5位LGでは6回を1失点に抑えたウィルソンの好投を生かせなかった。


キア 18−3 サムソン  (大邱
(勝)イム・チャンヨン 4勝4敗4S   (敗)ボニーヤ 6勝10敗
本塁打) キア : アン・チホン 21号、チェ・ヒョンウ 22号、パク・チュンテ 4号  サムソン : ク・ジャウク 15号
 サムソンは2回裏にキアの先発イム・チャンヨン(元東京ヤクルト)から8番キム・ソンフンのタイムリーで1点を先制した。キアは3回表にサムソンの先発ボニーヤから1番バーナディーナのタイムリー、4番アン・チホンの満塁本塁打で5-1と逆転した。サムソンは3回裏に4番ラフのタイムリーで1点を帰した。キアは5回表に3番チェ・ヒョンウの本塁打で2点を追加すると、代わったサムソンの2番手チョン・イヌクから相手のエラーや9番チェ・ウォンジュンの犠牲フライなどで3点を追加した。
 サムソンは5回裏にク・ジャウクの犠牲フライで1点を返した。キアは7回表にサムソンの3番手イ・スンヒョンからチェ・ウォンジュンのタイムリー、途中出場の3番パク・チュンテのプロ5年目にして初の満塁本塁打で5点を追加した。2番手ファン・インジュンは7回裏を無失点に抑え、キアは8回表にサムソンの4番手キム・ヨンハからチャンスを作り、代わった5番手イム・ヒョンジュンからチェ・ウォンジュンへの押し出しの四球、バーナディーナのタイムリーで3点を追加した。
 4番手ユ・スンチョルは8回裏、5番手キム・セヒョンは9回裏に相手の反撃を断ち、6位キアは4連勝となった。6回を3失点に抑えたイム・チャンヨンは4勝目。キア打線ではチェ・ウォンジュンが3打点と活躍。7位サムソンではボニーヤが5回途中8失点で降板するなど投手陣が失点を重ねた。