ロッテは28日、2018年FA(フリーエージェント)承認選手となっていたミン・ビョンホン外野手(30)と契約期間4年、総額80億ウォンで契約した。前所属球団であるトゥサンには、ミン・ビョンホンの2017年の年俸(5億5000万ウォン)の2倍に相当する額の金銭と保護選手20名以外の人的補償1名か、2017年の年俸の3倍に相当する額の金銭のみのどちらかがロッテから譲渡される。
右打者のミン・ビョンホンは高校卒業後の2006年にトゥサンへ入団し、2007年には119試合に出場し頭角を現した。同年12月には北京オリンピック予選を兼ねたアジア野球選手権韓国代表に選ばれた。2010年シーズン終了後に軍へ入隊し警察野球団に所属した。2012年9月に除隊されトゥサンへ復帰し、2013年には119試合に出場して外野のレギュラーに定着、主力選手に成長し、2015年、2016年とトゥサンの韓国シリーズ連覇に貢献した。またた。2014年仁川アジア大会、2015 WBSCプレミア12、2017 WBC(ワールドベースボールクラシック)の韓国代表に選ばれ、プロ野球界を代表する俊足巧打の外野手となった。
2017年シーズンは123試合に出場、打率.304、14本塁打、71打点、3盗塁の成績だった。プロ12年間の通算成績は1096試合に出場、打率.299、933安打、71本塁打、444打点、156盗塁。近年正捕手として活躍していたFA承認選手のカン・ミンホがサムソンと契約したが、ロッテは主力外野手として活躍していた同じFA承認選手のソン・アソプと再契約したのみならず、プロ野球界屈指の外野手であるミン・ビョンホンとも契約し、戦力補強に成功した。