ロッテは27日、2018年FA(フリーエージェント)承認選手でサムソンと4年契約を結び移籍が決まったカン・ミンホ捕手(32)の人的補償として、ナ・ウォンタク捕手(23)を指名した。その他サムソンからロッテにはカン・ミンホの2017年の年俸(10億ウォン)の2倍に相当する額の金銭も譲渡される。
右打者のナ・ウォンタクは大学卒業後の2017年にサムソンへ入団し、2017年シーズンは新人ながら一軍で12試合に出場した。7月には先発出場も果たし打率.217を記録したが本塁打、打点、盗塁はなかった。先日尚武の入団テストへ合格したばかりで、2017年中に軍へ入隊したらロッテの試合に出場できるのは2019年秋に予定されている除隊以降となる。だがロッテは10年以上正捕手を務めてきたカン・ミンホに代わる選手がいないため、将来性を買って若いナ・ウォンタクが尚武でフューチャースリーグ(二軍のリーグ戦)に出場して技量を磨き、将来の戦力になることを期待していると思われる。