ロッテは26日、2018年FA(フリーエージェント)承認選手となったソン・アソプ外野手(29)と2018年から契約期間4年、総額98億ウォンで再契約した。
左打者のソン・アソプは高校卒業後の2007年にロッテへ入団し、2009年にソン・グァンミンから改名した。2010年、一軍で121試合に出場し初めて規定打席に達した。その後ロッテの主力選手、プロ野球界を代表する俊足巧打の外野手として活躍し、2012年、2013年には最多安打の個人タイトルも受賞した。国際大会には2013 WBC(ワールドベースボールクラシック)に韓国代表として出場し、2014年仁川アジア大会、2015 WBSCプレミア12では韓国代表の優勝に貢献した。2017年シーズンは3月にWBC韓国代表として出場し、レギュラーシーズンでは144試合に出場、打率.335、20本塁打、80打点、25盗塁の成績で、自己最多の193安打で3度目の最多安打の個人タイトルを受賞した。プロ11年間の通算成績は1141試合に出場、打率.325、1381安打、115本塁打、574打点、156盗塁。
なお、2015年シーズンオフにポスティングでMLB(メジャーリーグベースボール)移籍を図ったことがあったが、入札に応じた球団はなく失敗した。今回初のFA行使で結局ロッテに残留することとなった。
(11月26日現在の為替レート:10億ウォンが1億265万8000円。)
(文責:ふるりん)