DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  新外国人投手ローガン・ベレットと契約  ハッカー、マンシップは退団

 NCは16日、2018年シーズンの新外国人選手としてローガン・ベレット投手(27)と契約金20万ドル、年俸40万ドル、オプション20万ドルの最大80万ドルで契約した。
 アメリカ合衆国出身の右腕ローガン・ベレットは2011年にMLB(メジャーリーグベースボール)ニューヨークメッツと契約し、傘下のマイナーリーグチームに所属していた。2015年にテキサスレンジャーズで初めてMLBに昇格し、同年ニューヨークメッツへ復帰してからMLB初勝利を記録した。2016年メッツで3勝を記録したが、2017年からボルティモアオリオールズへ移籍し4試合に登板、2勝0敗、防御率4.22、オリオールズ傘下のAAA級マイナーリーグチームでは40試合に登板、2勝6敗5セーブ、防御率5.10の成績だった。メジャーリーグでの通算3年間の成績は57試合に登板、6勝10敗1セーブ、防御率4.62。マイナーリーグでの通算6年間の成績は129試合に登板、37勝22敗5セーブ、防御率4.06。


 なお、同時に2017年シーズンの外国人選手として契約していたエリック・ハッカー投手(34)、ジェフ・マンシップ投手(32)は退団が発表された。
 アメリカ合衆国出身の右腕ハッカーは2013年からNCと契約し、2015年には19勝で最多勝の個人タイトルも獲得した。2017年シーズンは26試合に登板、12勝7敗、防御率3.42の成績だった。韓国での通算5年間の成績は137試合に登板、56勝34敗、防御率3.52。アメリカ合衆国出身の右腕マンシップは2017年よりNCと契約し、21試合に登板、12勝4敗、防御率3.67の成績だった。ともに2017年はチーム最多勝であったが、2018年には30代半ばにさしかかる年齢を考慮し、まだ20代のローガン・ベレットと契約して若返りを図ることになった。NCはもう1人投手の新外国人選手と契約するとみられる。
 なお、2017年シーズン終了時点で契約していたもう一人の外国人選手ゼイビア・スクラッグス内野手の去就は現時点で未定。