ネクセンとKTは7日、ユン・ソンミン内野手(31)とチョン・デヒョン投手(25)、ソ・ウィテ投手(19)の1対2トレードを発表した。
高校卒業後の2004年にトゥサンへ入団した右打者のユン・ソンミンは一軍定着に時間がかかり、2012年に10本塁打を記録した。2013年シーズンオフにネクセンへトレードされ、2014年から2016年まで3年連続で2ケタ本塁打を記録するなど、主に一塁のレギュラーとして活躍した。特に2016年は自己最多の19本塁打・80打点を記録していた。2017年シーズンも7月6日までに78試合に出場、打率.325、7本塁打、47打点、0盗塁の成績だった。7月6日の時点でKTは5連敗中で最下位に沈み、チーム得点が330で10チーム中最下位の迫力不足の打線を活性化させる役割が期待される。
左腕チョン・デヒョンは高校卒業後の2010年にトゥサンへ入団したが一軍に定着できず、新球団特例の特別指名により2015年よりKTへ移籍した。KTでは先発として起用されたが、これまでは2015年の5勝が最多である。2017年シーズンは7月6日までに12試合に登板、2勝7敗、防御率7.43の成績だった。ネクセンでは先発・リリーフともに起用されると思われる。左腕ソ・ウィテは高校卒業後の2016年にKTへ入団したが、これまでに一軍のみならず二軍でも登板がなく将来性が買われたと思われる。
(文責:ふるりん)