DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  2位NC5連勝  トゥサン3連勝で3位浮上

 LG−サムソン(大邱)は雨天中止。


ロッテ 1−0 キア  (光州)
(勝)チョ・ジョンフン 1勝  (セーブ)ソン・スンナク 1勝1敗18S  (敗)イム・チャンヨン 6勝5敗6S
 韓国に復帰してから一軍初登板となったロッテの先発リンドブロムは4回裏まで無失点に抑え、5回裏から2番手パク・チンヒョンに交代した。キアの先発パット・ディーンは6回表まで無安打に抑えていたが、7回表に先頭打者の1番チョン・ジュヌに初めてヒットを許した。パット・ディーンは8回表まで無失点に抑え、ロッテの3番手チョ・ジョンフンは8回裏を無失点に抑え、両チームとも無得点が続いた。
 ロッテは9回表にキアの2番手イム・チャンヨン(元東京ヤクルト)から2番バーンズの犠牲フライで1点を先制した。4番手ソン・スンナクが9回裏に相手の反撃を許さず、7位ロッテが完封リレーで勝利した。2011年から2016年まで一軍登板がなかったチョ・ジョンフンは2010年5月以来の勝利投手。首位キアは8回を無失点に抑えたパット・ディーンを援護できなかった。


SK 2−8 NC  (馬山)
(勝)ク・チャンモ 5勝8敗  (敗)ユン・ヒィサン 6勝5敗
本塁打) NC : スクラッグス 19号
 NCは1回裏にSKの先発ユン・ヒィサンから4番スクラッグスの本塁打で3点を先制し、2回裏に9番パク・クァンヨルの併殺打の間に1点、3回裏に5番イ・ホジュンのタイムリーで1点を追加した。NCの先発ク・チャンモは5回表まで無失点に抑え、SKは6回表にNCの2番手ウォン・ジョンヒョンから5番チョン・ウィユンのタイムリーで1点を返した。NCは6回裏にSKの2番手イム・ジュンヒョクから相手のエラー、5番イ・ホジュンのタイムリー、6番クォン・ヒィドンの犠牲フライで3点を追加した。
 NCは3番手イム・ジョンホが8回表まで無失点に抑え、SKの3番手チョン・ドンユンは8回裏まで追加点を与えなかった。SKは9回表にNCの4番手チェ・グムガンから6番ナ・ジュファンのタイムリーで1点を返した。5番手イ・ミンホが相手の反撃を断ち、2位NCが5連勝となった。ク・チャンモは5勝目。NC打線では3番ナ・ソンボムが3安打と活躍。先発ユン・ヒィサンが5回5失点だったSKは3連敗で4位に後退。

 
ハンファ 1−17 トゥサン  (ソウル・蚕室)
(勝)ユ・ヒィグァン 7勝2敗  (敗)キム・ボムス 2敗
本塁打) トゥサン : パク・コヌ 10,11号、オ・ジェウォン 5号
 トゥサンは1回裏にハンファの先発キム・ボムスから3番パク・コヌの2試合連続本塁打で2点を先制し、4回裏に8番チョン・ジンホ、9番パク・セヒョクのタイムリー、パク・コヌのこの試合2本目の本塁打で6点を追加した。さらにこの回代わったハンファの2番手チョン・ジェウォンから7番キム・ジェホのタイムリーで2点を追加した。トゥサンの先発ユ・ヒィグァンは無失点を続け、6回裏にハンファの3番手イ・チュンホからチョン・ジンホのタイムリー、パク・セヒョクの犠牲フライ、1番チェ・ジュファンのタイムリーで4点を追加した。
 ハンファは7回表に9番チョン・ギョンウンのプロ2年目での初打点となるタイムリーで1点を返した。トゥサンは8回表から2番手キム・スンフェを登板させ、8回裏にハンファの3番手の大卒新人パク・サンウォンから途中出場の1番オ・ジェウォンの本塁打で3点を追加した。3番手イ・ヒョンホが相手の反撃を断ち、トゥサンが勝利し3連勝で3位に浮上した。7回を1失点に抑えたユ・ヒィグァンは7勝目。先発全員安打・得点の18安打を記録したトゥサン打線ではパク・コヌが3安打2本塁打5打点、チョン・ジンホが3安打3打点、パク・セヒョクが3打点と活躍。投手陣が崩壊し打線も不発に終わった8位ハンファは5連敗。


KT 8−3 ネクセン  (ソウル・高尺)
(勝)リュ・ヒィウン 3勝2敗  (敗)クム・ミンチョル 4勝3敗
本塁打) KT : ロハス 5号  ネクセン : コ・ジョンウク 4号、キム・ハソン 15号
 KTは1回表にネクセンの先発クム・ミンチョルから3番ロハス本塁打で3点を先制した。ネクセンは1回裏にKTの先発リュ・ヒィウンから6番ホ・ジョンヒョプへの押し出しの四球で1点を返した。KTは2回表にネクセンの2番手シン・ジェヨンから5番チャン・ソンウ、6番パク・キョンスのタイムリーで3点を追加した。ネクセンは2回裏に8番コ・ジョンウクの本塁打で1点を返した。KTは6回表にネクセンの3番手チョン・デヒョンから2番チョン・ヒョンのタイムリーで1点、7回表に代打ユ・ハンジュンの内野ゴロの間に1点を追加した。
 ネクセンは8回裏にKTの2番手キム・サユルから4番キム・ハソンの本塁打で1点を返し、4番手ユン・ヨンサムは追加点を与えなかった。3番手ホン・ソンヨンが9回裏に相手の反撃を断ち、最下位KTが勝利し4連敗から脱出した。5回を2失点に抑えたリュ・ヒィウンは3勝目。6位ネクセンでは先発クム・ミンチョルが1回持たず降板したが、打線ではコ・ジョンウクが3安打1本塁打1打点と活躍。